大阪BABA
 
 
10月4日 (土)  開演 19:00
10月5日 (日)  開演 15:00
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の20分前。

前売 \2,500 当日 \3,000

□3公演通し券\7,000 (前売のみ、先着20名様まで)
 会場 細野ビルヂング
  □地下鉄長堀鶴見緑地線・千日前線「西長堀」駅(4C)出口よりすぐ

ジェコは、出身のパプア地方のダンスとヒップホップを混ぜ合わせ、ジェコ・スタイルなるものを作り上げた。ジェコの雄弁且つひねりの利いた振付を解剖するWS、ジェコ製作のダンス映像上映会、舞台では大阪のヒップホップの若手ホープ・osamuを迎え、各氏の作品上演と共に、ダンスの掛け合い<バトル・セッション>で火花を散らす。

1st part: Jecko Siompo piece「Tikus-Tikus(ネズミ)」、「The Bhind is in Front」
   振付:ジェコ・シオンポ 出演:ジェコ・シオンポ、アジェン・スーライマン


圧倒的な身体能力を備えた二人のダンサーによる、コミカルで超高速、鋭い関係性のデュエット。パプア民族のリズミカルなステップと、ヒップホップが鮮やかに融合し、力強い動きの連鎖、目くるめくイメージの洪水を巻き起こす。
 ジェコ・シオンポ PV(編集:大澤寅雄)
  http://jp.youtube.com/watch?v=KEfMUaN6SFc

2nd part: osamu piece
   出演:osamu

HIPHOPとはLOOPされるリズムビートからなる表現物である。 そう解釈してからの彼のダンスといえば極端なほどに大胆に、
なってきている。その乾いたり湿ったりするリズムをどう表現するのかは、その時のノリ次第、すなわち即興である。

 osamu PV
  http://jp.youtube.com/watch?v=aFJfo6YhECY
  http://jp.youtube.com/watch?v=hcoV9Dy0LBQ

3rd part: <Battle Session>
   Jecko Siompo(Dance)×osamu(Dance)×ムーディ北村(DJ)


ジェコは自らのスタイルを「アニマル・ポップ」(幼少時代にパプア地方のジャングルで出会った数多くの動物から着想を得て生み出した独自のスタイル)と呼ぶ。「アニマル・ポップ」と「ヒップ・ホップ」、鮮烈な出会いにご期待下さい。

ワークショップ 
  10月1日(水)19:00〜22:00 「ジェコ流・振付解剖ワークショップ」

ジェコが生まれ育ったパプア地方のジャングルでの日々の出来事は、彼の振付スタイルに大きく影響している。その振付の多くは、ジャングルに生きる動物や人々の動きやフォーム、またそのエッセンスから着想を得ている。
ジェコが、インドネシアの首都・ジャカルタにて、ヒップホップに出会い、それらのムーブメントがジャングルで培った数多くの動きと似ていることに衝撃を受け、アメリカ等で学ぶ。そして、それらを融合させながら、ジェコ独自のスタイルが編み出された。
このワークショップでは、ジェコのスタイルを追随すると共に、ダンスの原点に回帰する時間となることでしょう。


  ■会場:a-core-dance arts studio(地下鉄長堀鶴見緑地線・千日前線「西長堀」駅(4C)出口より直進、徒歩1分。レジデンス・ナンワ2階)
  ■受講料:2,500円、定員:限定20名(先着順にて締め切り)、
  ■対象:ダンスもしくは身体表現に携わっている方、興味のある方。(経験は基本的に不問です)
  ■お申し込み方法: @お名前 A電話番号 Bメールアドレスをこちらへ入力の上、送信ください。
   もしくはDANCE BOXまでお電話ください。 電話番号: 078-646-7044

ワークショップ 
  9月30日(火)18:00〜19:30 会場:スタジオ・アッシュ 

ジェコ製作・映像上映会実施予定 
  10月4日(土)・5日(日)の会期中に実施。会場:細野ビルヂンング


ジェコ・シオンポ/Jecko Siompo (インドネシア)

1976年生まれ。インドネシアの北東の地域であるパプアで育つ。1994年にジャカルタ・アーツ・インスティチュートに入学し、ダンスを学ぶ。ダンサーとして、カナダのピーター・チン、インドネシアのサンドロなど国内外の作品に出演。インドネシアのさまざまなダンスのスタイルを学んだが、その実践にとどまらず、パプアの文化的背景を生かした独自のスタイルの追及しながら、振付作品を発表している。インドネシア・ダンス・フェスティバルや米国のベイツ・ダンス・フェスティバルなどに作品が招かれている。パプアのダンス文化とのフュージョンという側面だけでなく、ジャカルタのサブカルチャーであるヒップホップを、自身の振付の世界に持ち込んだ。現在、ジャカルタ在住。

アジェン・スーライマン/Ajeng Soelaeman (インドネシア)

ジャカルタ出身、在住。4歳より「Namarina Dance Academy」にてダンスをはじめ、2002年には「Artist of Royal Academy of Dancing」にてさらに磨きをかける。そしてジャカルタ芸術大学にてダンスを専攻。また、彼女自身の作品制作も手がける。

osamu (大阪)

黒人独特のリズム感に魅了され、LOCKやHIPHOPなどのストリートダンスを始める。2004年NYアンダーグラウンドで刺激を受ける。2006年チーム<sucreamgoodman>にてコンテスト「OSAKA DANCEDELIGHT vol.22」で優勝。翌年2007年では全国大会の出場も果たす。活動の拠点は大阪ではあるが、近年は全国的な活躍を遂げている。

ムーディ北村 (大阪)

大阪を中心に活躍する『浮世離れDJ』。選曲はJAZZ、民族音楽からHIPHOP、HOUSE、ELECTRONICA にいたるまで幅広く、いわゆるクラブイベントのみならずアートやマッサージのイベント等、活動範囲も多岐にわたる。 また、イユカ・チャムとのユニット『CHAM//M』として2004年に『い』EPを発表している。

細野ビルヂング

昭和11年(1936年)、建設会社細野組の本社ビルとして竣工。細野組は明治時代、大阪市から大阪築港や御堂筋の工事を請け負い、商都大阪の完成に尽力した。ビルの竣工当時は石材請負業も行っていたため、上質の石材がふんだんに使われているのも特徴だ。

 

DANCE BOXサイトへ