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地域社会にとってアートの果たす役割とは〜劇場を中心に〜

 身体は夢とリアルの狭間を往来しながら旅をするのか、或いはただ其処にあるものなのか。
 ダンスにとっての空間と時間はどのように交錯していくのか、無目的に向かって疾走するダンスの群れ!


Aプログラム
  5月16(土)開演19時、 5月17日(日)開演14時/18時
  出演 : 
きたまり×森川弘和宮北裕美東野祥子SOLO Performance+Musician

Bプログラム
  5月23日(土)開演19時、 5月24日(日)開演14時/18時
  出演 : アンサンブル・ゾネセレノグラフィカ岩下徹

会場 
  Art Theater dB 神戸

料金 (4月10日前売り開始)
 前売 一般2000円 当日 2500円
 ※受付開始は各公演の1時間前、開場は30分前です。全席自由

ご予約・お問い合わせ
  NPO法人 DANCE BOX
  TEL 078-646-7044   >>メールでのご予約はこちら

  JCDNダンスリザーブ http://dance.jcdn.org/


 演出/きたまり   振付・出演/きたまり、森川弘和

RendezBlue) =Rendez-vous+Blueの意
Rendez-vous=ランデウ゛ー/待ち合わせ・接近・遭遇の意のフランス語デートの意の日本語
Blue=ブルー/憂鬱陰気 (英語 blue、フランス語 bleu)



きたまり
1983年生れ。京都を拠点に活動する若手ダンスカンパニー「KIKIKIKIKIKI」主宰。ダンサー・振付家としてアチラコチラで精力的に活動中。詳しくはhttp://www.kitamari.com

森川弘和
滋賀県出身。フランスにてマイム・サーカスを学ぶ。じゅんじゅんSCIENCE、Ted Stoffer、モノクロームサーカス等のプロジェクトに参加。 公演活動と共にWSも積極的に行っている。

 

 ダンス:宮北裕美 サウンド:ORGAN 詩:しまなかこう

「舞台上で叫んで下さい」そうORGANに依頼したことから始まり、しまなかこうさんに詩を書いて頂き、作品がスタートしました。言葉は捕らえられ、音は必然として選択され、ダンスはこの腕がこの方向へ進むべきなのだという類いの理由なき確信を持ち、細部細部の積み重ねによって、何かが宿り全体が組み上げられてゆくのかなと思うのです。



宮北裕美(みやきた ひろみ)
イリノイ大学芸術学部ダンス科卒業。サウンドアーティストや美術家とのコラボレーションを展開し、映像作品の出演やギャラリーパフォーマンスなど様々な角度から身体表現の可能性を探る。主なダンス作品に「スモークヒューマン」「J.M.リンドバーグ(1993 -2063)」「mankind」がある。

 

 振付・演出・、出演:東野祥子  音楽:カジワラトシオ  衣装:ペードロリーノ

-------EGO GEOMETRIA --------

     あるいは器官なき身体

名前を持たぬ空間

名前を持たぬ時間

名前を持たぬ自分自身

―――実現した虚空のなかに吊るされてーーー



東野祥子(ひがしの ようこ)
ダンスカンパニーBABY-Qのコレオグラファー、ダンサー。国内はもとより海外においても多数舞台作品を発表。
別名義/煙巻ヨーコとしても様々な空間において即興アーティストとコラボレーションを展開する 。
《TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2004》『次代を担う振付家賞』受賞。
《横浜ソロ×デュオ〈Competition〉+2005》『未来へ羽ばたく横浜賞』受賞。

 

 振付・演出/岡登志子   出演/伊藤愛、岡本早未、山岡美穂、井筒麻也、糸瀬公二 
 音楽/内橋和久(録音)   照明プラン/岩村原太   衣装/萩田良子

不確かさの中に存在する空間のイメージを複合的に構築し独自の世界を描き出していく試み。



アンサンブル・ゾネ
ドイツフォルクヴァング芸術大学舞踊科に学んだ岡登志子により結成。欧州で活動の後、神戸を拠点に活動。現代に生きる私たちの共通の身体をとおして、人間の実存を問う作品づくりを目指し、一年に一作品のペースで新作を発表。舞台作品の発表を行うと共に他分野の芸術家との交流を目指すため即興ライブ、コラボレーションを展開している。

 

 出演/岩下徹

なぜ無音で踊るのか?出来るだけ白紙に近い状態で自分の身体の内と外とを感じ、そこに生まれることをそっくりそのまま踊りたいからです。もしそのことが本当に体現できれば、やがて自―他を超えた<場>が生まれるでしょう。劇場というハコのなかに有る、不可視だが盤石とも思えるほどの極めて制度的な黙契。そのなかに在ってもなお、そのような妄想を抱くことが許されるのでしょうか?このことを、改めて問い直したいと思います。



岩下徹(いわした とおる)
山海塾舞踏手。ソロ活動では<交感(コミュニケーション)>としての即興ダンスの可能性を追求。
かつて精神的危機から自分の身体を再確認することで立ち直ったという経験を原点とするソロダンスは、等身大の身体ひとつで立つことから始まり、場との交感から生まれる即興として踊られる。滋賀県・湖南病院(精神科)で看護スタッフと共に「ダンス・セラピーの試み」を継続中。

 

 振付・構成・演出/隅地茉歩   出演/セレノグラフィカ(阿比留修一、隅地茉歩)
 技術演出/岩村原太

る3月に京都の毎日新聞ホールで初演した「10099101」は、昨年3度にわたって創り継いでいった各章の一挙上演であった。作品を纏めていく過程で思わず吹き出た突起物を、あえて肥大化させてみたい。この機会に、正史に対する異伝、自作を食い荒らす鬼子のようなものを産みたいと思う。例えばほくろを瘤に変えるように。



セレノグラフィカ
1997年結成。普段はともかく、踊り始めると何故か間と呼吸の合う阿比留修一と隅地茉歩。作風は変化し続けている が、多様な解釈を誘発する特徴は一貫している。アウトリーチ先の小学生やお年寄りにも人気。TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2005「次代を担う振付家賞」受賞後は英/仏 /韓国/豪州でも作品を上演、活動の幅を 広げている。