2008.11.1 (sat) -6 (thu) ※9(sun)ショーケース公演あり、ショーケース公演ページはこちらをclick
 身体表現講座
 秋塾 日野晃 ワークショップ 「Real Contact in KOBE」 
 

「舞台に立つ身体とは何か。自分の身体を本当に知っているのか。観客にどのように見えているのか。」
今、ウィリアム・フォーサイスのカンパニーに毎年招聘され指導を続ける等、第一線で活躍するダンサー・俳優に指導を行う日野晃氏による、初の神戸ワークショップです。
武道での生死がかかるからこそ発展した身体操作は、どんなジャンルの身体操作よりも、繊細な操作が求められます。その繊細な身体操作は、表現は元より、日常での動作を合理的に、あるいは美しく見せるものとなります。 
ダンサー・俳優、その指導者やまたそれを志す方。また、人と接するお仕事の方や人と向き合うことが苦手な方。 世界が注目するワークショップをお見逃しなく!!
尚、ワークショップで学んだことの実践の場として、オーディションで選ばれたメンバーによるショーケースも実施します。表現者として更なるレベルアップを目指す方、是非挑戦して下さい。


ワークショップ Real Contact in KOBE 「身体塾 / 表現塾 / コンタクト塾」

武道は、究極のコンタクト技術と、身体操作性を要求されている日本独自の文化です。しかし、それを世界に出した時、ローカルなものではなく、本質的な身体技術だと評価されているのです。相手と対峙する。複数の相手と対峙する。これは、武道だけのものではありません。舞台でも日常でも同じです。ただ、そこに生死がかかっているか、いないかの違いしかありません。武道は生死がかかっているから、きちんと相手と対峙しなければならなかったのです。その「きちんと相手と対峙する」ということが、例えば、舞台表現における相手役、あるいは観客ということであり、日常では人間関係の基本になるものです。

また、同じように武道での生死がかかるからこそ発展した身体操作は、どんなジャンルの身体操作よりも、繊細な操作を要求しています。その、繊細な身体操作は、表現は元より、日常での動作を合理的に、あるいは美しく見せるものとなります。
そのエッセンスを、より多くの人に知ってもらいたい、そして、表現者たちには、より質の高い表現を出来る身体になってもらいたいと思っています。
特に、クラシック・バレエやジャズ・ダンスなど、「形」の明確なことをされているかたには分りやすいです。

胸骨操作だけで腕や足を操れるのです。しかも、身体は美しくダイナミックに見えます。先日、リヨン・コンセルバトワールの教師、ドミニク・ジュヌヴォア女史(元モーリス・ベジャール20世紀バレエ団在籍)も私のワークを受け絶賛されました。

今年は、フランス、そしてイタリアではジャズ系のダンサー達が世界から集まった、インターナショナルダンスミーティングに特別講師として招かれ、9月には4年目となるフォーサイスカンパニー。そういった世界のトップダンサーやカンパニーを指導ている経験から、必ず日本発、いや関西発のダンスが世界を席巻させられことが出来る、と確信しています。

コメント:日野晃(日野武道研究所主宰)


日野晃 プロフィール

1948年大阪に生まれる。中学時代は器械体操でオリンピック強化選手に選ばれる。
1970〜80年代にかけては、フリージャズ・ドラマーして活躍。その後独力で武道に取り組み「日野理論」を確立、日野武道研究所を主宰。2005年3月より、ウィリアム・フォーサイスの招きで、フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)を指導している。著書に『ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う』(押切伸一と共著)、『武術革命』『武学入門』等。

http://www.hino-budo.com/

 
講座内容

■身体塾

身体の仕組みは骨格により決まっています。そして、より合理的な動きは、背骨の操作により行われます。それは、インナーマッスルと呼ばれる、身体の中にある一番太い筋肉を操作することです。それを例えば「腕」「足」などといったパーツに分けた操作。身体全体での操作、という具合に練習し、自分自身の身体を知り、自由に使えるようにしていきます。ですので、「身体塾」は、自分自身の身体を知る、そして操ることです。


■コンタクト塾

ここは、少し専門的なコーナーです。一口で言えば、相手の動きに応じて動ける身体作り、が目的になります。
相手の力やその力の方向性を、身体で知り、それに抵抗することなく動いていくのです。身体でそれらを知るためには、本当に敏感な身体が必要になります。自分勝手に動くのではなく、相手に応じて動く、そのことが、新たな自分自身の動きを発見することに繋がるからです。全く、違う角度から言えば、他人の動き(クセ)に応じるのですから、自分自身にとって、全てが新しい刺激です。身体は刺激することでしか進化しません。ですので、コンタクト塾は、身体を進化させるワークだとも言えるのです。


■表現塾

ここは、自分の頭で描いている自分と、他人が見ている自分は違う、ということを認識し、観て欲しい自分を作り出す、というコーナーです。ですので、表現者のみならず、一般の方たちにも非常に大切なワークです。大方の人は、自分の描いている自分を、他人も観ていると錯覚しています。しかし、皆さんが他人を見たときに分かるように、例えば、「この人は、どうして似合わない服を着ているのだろう」と分かりますが、本人は「この服は、私に似合っている」と思い込んでいるのです。そこを、参加者が他人になったり、観客になったり、あるいは演者になったりして、認識していきます。

 
ショーケース公演 Real Contact in KOBE ※詳細はこちらをclick(ショーケース公演ページへ)

日時:2008.11.9 (sun) 14:00 / 18:00 start
会場:アスタくにづか4番館 2F (神戸・新長田駅より徒歩7分/大正筋商店街)

※詳細はこちらをclick(ショーケース公演ページへ)

 
 日時・定員・料金

ワークショップ 「Real Contact in KOBE」
2008.11.1 (sat) 〜 6 (thu)

■基礎編
11:30〜14:00 15:00〜17:30 18:30〜21:00
 11.1(sat) 身体塾 A-1 コンタクト塾 B-1 表現塾 C-1
 11.2(sun) 身体塾 A-2 コンタクト塾 B-2 表現塾 C-2
 11.3(mon) 身体塾 A-3 コンタクト塾 B-3 表現塾 C-3

■応用編
11:30〜14:00 15:00〜17:30 18:30〜21:00
 11.4(tue) 身体塾 D-1 コンタクト塾 E-1 表現塾 F-1
 11.5(wed) 身体塾 D-2 コンタクト塾 E-2 表現塾 F-2
 11.6(thu) 身体塾 D-3 コンタクト塾 E-3 オーディション
 11.7(fri) リハーサル
 11.8(sat) 仕込み・リハーサル
 11.9(sun) ショーケース(本番 14:00 / 18:00開演) 

■会場:アスタくにづか4番館 2F (神戸・新長田駅より徒歩7分/大正筋商店街)

※電車アクセス→ ・JR三ノ宮駅から9分 ・JR大阪駅から30分
  大阪駅からは新快速利用、神戸駅にて普通に乗り換え新長田駅下車


■受講料

全通し受講\40,000-
9コマ選択受講\23,000- ( 10コマ以降の追加 : 1コマ\2,500- ) 
6コマ選択受講\16,000-  3コマ選択受講\8,500-  1コマ受講\3,000-

※応用編参加資格 : 基礎編を3コマ以上受講される方。
  もしくは、過去日野晃WSを受講された方。
※オーディション参加資格 : 応用編3コマ以上受講の方で、
  ショーケース出演希望の方。


   
 ご予約・お問い合せ
予約受付開始日>>>2008.9.16 (tue)

申し込み手順

1 電話にてお申し込みください。(仮予約)←必ずお願いします。
  ⇒DANCE BOX TEL 078-646-7044

2 FAX・メールにて。(本予約)
@ご希望のコース 
Aお名前 
Bご住所 
Cお電話番号 
Dメールアドレス 
Eオーディション参加の有無
F舞台・ダンス経験等プロフィール
をお送りください。
 ⇒DANCE BOX FAX 06-6990-7291 
  >>メールでのお問い合わせはこちら
 (E-mailの場合は、件名に「日野秋塾申込」+「ご氏名」をご記入ください。)

※この内容には、こちらから返信はいたしませんので
お送りいただいた後、引き続き3の送金手続きをお願いします。

3 現金書留にて送金をお願いします。
  ⇒ DANCE BOX 
     〒533-0033 大阪市東淀川区東中島4-4-4 東淀川勤労者センター内

入金が確認できしだい、予約完了とし、領収証を送付いたします。
※ご入金後は、基本的にご返金できませんので、ご了承ください。


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