作・出演 : 阿部綾子

プロフィール・コメント
1994年以降、バレエやダンスなどの舞台写真撮影の仕事に携わっていたが、2007年アシュタンガヨガを始めたことにより、自身の身体に内在している衝動に気づく。現在はコンテンポラリーダンスの他、ヨガ、インド古典舞踊バラタナティヤムの実践を通し、その衝動の顕現を促し続けている。今回は、自身の感情や計算、言葉では制御できない大きな流れを拾い、ゆだねてみることにした。

作・出演：大西由希子　音楽：Go ARAI

プロフィール・コメント
20歳でバリ舞踊を踊り始め、2000年より京都を拠点にバリ舞踊家として活動。2006年頃より他分野の 表現者との共同作業にも関わり始める。2009年ダンスと音楽の企画シリーズ『石の花』(京都shin-bi [2009]、渋谷UPLINK FACTORY[2010]、京都法然院[2010])を立ち上げ、からだの動き、その動きの仕組 み――「バリ舞踊の根っこ」について探求し続けている。今回は、2010年3月『ダンスの時間』（ロク ソドンタブラック）で発表した初ソロ作品をリメイクします。

作・出演 重里実穂

プロフィール・コメント
2006年から踊りだし、2008年頃からソロを創作。すでに存在するもの、安定しきったものをいかに楽しみながら破壊するか。これまでに淡水、ウミ下着、MOSTRO等に出演。イベント等で赤子としても活動中。

作・出演:高柳敬靖

プロフィール・コメント
2003年大学卒業後本格的にダンスを始める。2007年伊丹アイホールTake a chance project「フィカスと虫、フィカスとロコモス」よりj.a.m.DANce Theatreに参加。以来カンパニーの様々な作品に出演。2010年４月には自身初のソロ作品「no way」を発表。今回の「no way」は前回にも増して、世の中自分ではどうにもならない事が多い！と発信します。

構成・演出・振付・出演/南弓子

プロフィール・コメント
ダンサー、振付、演出家。京都市立芸術大学美術学部卒業。日韓ダンスコンタクト、横浜ダンスコレクション2010などに出演。『ダンスがみたい！新人シリーズ８』にて『オーディエンス賞』を受賞。2010年7月には単独ソロ公演を東京で実施、新作「BINTA」を発表する。今回踊るのは、「BINTA」ショートバージョン。

Choreography and Dance by Ronnarong Khampha　 Music by Maneerat Ratanang

プロフィール・コメント
私の名前は"オン"ロナロング・カンパです。ラーンナー・ダンサーです。私は"100万の水田"とよばれるタイの北部のラーンナー文化の中で育ちました。私が始めて踊ったのは、母親が仏教の行事のための踊りの稽古に連れて行ってくれたこと。私は見て、そして真似ました。私は踊った！

私は踊ることは好きだったのですが、大学ではタイの美術を専攻しました。そこでは私が今まで出会うことのなかった現代美術の世界へと連れて行ってくれました。私は学び、そして私が何者であるのかを見つけたのです。私はゲイでダンサーになりたいのだということを。もはや私の父親に尋ねることはできないのですが、私のしてきたこと、そして私の現在について好ましく思ってくれていただのだろうかと思います。しかし、私が父親から贈ってくれたものと共に踊っているとき、私のことを見てくれているように思っています。

私はいま28歳、アーティストとしてのこれまでと、と同時に私が生まれ育ったラーンナー文化を振り返っています。私はラーンナー文化を未来に発展させていく道のりを表現します。"これが私"