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京都を拠点に国際的に活躍するダンスカンパニーMonochrome Circus(モノクロームサーカス)。「身体との対話」をテーマにしてきた同カンパニーがこの秋「アンサンブル」をテーマに国内3カ所でツアー公演を行います。極小のデュエットや、絶妙なカルテット、即興ベースの群舞、そして家具とのアンサンブルまで、ひとくくりにできない多彩な作品は、移り変わる時代や身体へのまなざしを映してきたとも言えます。また真鍋大度や山中透による音楽、クリエイティブユニットgraf など、第一線で活躍するアーティストとのコラボレーションは、作品に独特の濃密さを与えると同時に、「ともに動くこと=アンサンブル」についてのポジティブなメッセージを発信してきました。身体と身体が出会うこと、カラダとモノが対話することで切り拓く世界をぜひご覧ください。
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最後の微笑(初演:2006年 )
身体と表情の相克。誰もが意識しているその乖離をこのダンスは舞台で露にする。一体彼等は笑っているのか?笑うとは何か?そして最後に「心から」微笑んだのは誰か? 謎を残す、不条理なダンス。モノクロームサーカスならではの絶妙なアンサンブルも魅力。
出演 : 森裕子、佐伯有香、合田有紀、野村香子 -
朱鷺によせる哀歌(初演:2007年 )
現代音楽家 吉松隆による哀切な傑作『朱鷺によせる哀歌』に捧げた作品。曲が素晴らしすぎるので坂本は構想を10 年温めたと云う。いうまでもなく朱鷺は国鳥。そして絶滅危惧種。数十年野性には存在せず保護されていたが、最近10 数羽が野性に放たれた。
出演 : 坂本公成、小寺麻子 -
レミング(初演:2009 年 )
パンデミック。爆発的感染。爆発的に増殖しては集団自殺するという逸話をもつネズミ科の動物「レミング」。ますます狭くなっていく地球。否応無く他者と共生を余儀なくされる人間の葛藤を、カンパニーダンサーとオーディションによるダンサー混成で描く。異なるバックグランドを持った様々な身体から放たれる光と混乱のエネルギー。
出演 : 佐伯有香、合田有紀、小寺麻子、アミジロウ
岩田奈々、藤原優彦、松本鈴香(以上3名 近畿大学)、福井幸代、小倉笑
小山まさし、坂井加奈、手代木花野、浜田優、濱田陽平、満喜美、村上渉
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演出・振付 - 坂本公成
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振付アシスタント - 森裕子、小寺麻子
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出演 【最後の微笑】
森裕子、佐伯有香、合田有紀、野村香子
【朱鷺によせる哀歌】
坂本公成、小寺麻子
【レミング】
佐伯有香、合田有紀、小寺麻子、アミジロウ
岩田奈々、藤原優彦、松本鈴香(以上3名 近畿大学)、福井幸代、小倉笑
小山まさし、坂井加奈、手代木花野、浜田優、濱田陽平、満喜美、村上渉 -
制作 - Underline、Mt.Bo-Bo、野村香子
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舞台 - 渡川組
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宣伝美術 - 南琢也
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web - 柏田由香
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舞台写真 - 下村康典、清水俊洋
- モノクロームサーカス
京都を拠点に活躍するコンテンポラリーダンス・カンパニー。主宰坂本公成。1990年設立。「身体をめぐる/身体との対話」をテーマにこれまで17カ国27都市で公演活動を行なっている。 大小の作品群『掌編ダンス集』をはじめ、国内外の振付家、他分野のアーティスト、ダンス経験を問わない人々との作品製作など、20作品以上のレパートリーを持つ。その幅広い手法と世界観に定評がある。
http://www.monochromecircus.com/
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タイトル Monochrome Circus Repertory Tour 2011
『ENSEMBLE』 -
日時 2011年 12月 17日(土) 〜 18日(日) -
時間
※受付・開場開始は
開演30分前17日(土) 19:00 18日(日) 14:00 ※アフタートーク:大谷燠 -
料金 一般前売 ¥ 3,000 一般当日 ¥ 3,500 学生前売 ¥ 2,000 学生当日 ¥ 2,500 -
会場 Art Theater dB 神戸
交通アクセス・MAPは MAP + アクセス << CONTACT US -
予約・お問い合わせ NPO法人 DANCE BOX -
主催など 主催 Monochrome Circus 提携 Art Theater dB KOBE 助成 文化芸術振興費補助金、京都芸術センター 制作支援事業
神戸市芸術文化活動助成対象事業