Shlomi Bitton /シュロミ・ビトン
「 EHAD −独り−」 振付・出演:シュロミ・ビトン
音楽:シグレ=ロス、ラン・スラヴィン、シュロミ・ビトン
衣装:オスナット・リオン、シュロミ・ビトン
この作品は自分自身についてのものなんだ。
ある部分は現在の自分、またある部分は過去の自分、・・・記憶を通して今ある自分について表現しようとしている。
男。少年。
その男は少年である。
失われた少年時代。無垢。
失われた愛。愛への渇望。もう隠すことのできない・・・
人々を探して。すべての美しい人たちを求めて・・・
微笑みを探して
空を見上げて。星を見つめて。触れてみる
抱きしめ、愛撫し、歌い、高揚し、ジャンプする
呼吸し、生きている。こんなにも強く・・・
この作品は自分の指針のようなもの。毎日の生活の中で自分の人生の方向を気づかせてくれるものなんだ。祈りでもあり、祝福でもある。
Shlomi Bitton.
プロフィール
演劇の町アッコ出身。 1998 年− 2001 年 キブツ・ダンス・カンパニーの本拠地、キブツ・ガートンの MASPA スクールにてダンスを学び、「 Last Breath 」「 Who ' s for this name? 」など振付作品を創作。その後、スザンヌ・デラール・センターの“ Curtain Up ”や、海外のフェスティバルに多数参加。アイロニーとユーモアを含み、緻密で洗練された作品には定評がある。 2004 年 10 月、ローレックス社の主宰する“ Rolex Mentor and Protege Arts Initiative ”の第 2 期プログラムの選考で、 33 カ国からの候補者の中から最後の 4 名に残る。審査員は勅使河原三郎。 2004 年度イスラエル文部科学省青年芸術家賞受賞。
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ヤザキ タケシ/ TAKESHI YAZAKI
「 ONE WAY 」 構成・振付ヤザキタケシ
出演・松本芽紅見、ヤザキタケシ その名の如く2人のダンサーが舞台を右から左へ(一方向)数十分かけて移動するダンス作品。これ以上ないシンプルなコンセプトの中で繰広げられる巧妙で奇天烈な時間と空間。二人の駆け引きが新たなる世界を作り上げ、同じ方向に進んでいるにも関わらず何重にも見えてくる道。観るものの想像力を掻き立てる多彩な一本道である。
(2003 年 3 年 3 月 高松市立美術館プレミア) プロフィール
人が生きて行く事の普遍性、自らがこの社会で生きていくリアリティーを問い続け、舞台でリアルをさらけ出す振付家・ダンサー。 81 年京都の大学に在学中、俳優養成所に入所する。その後グローバルな可能性と抽象性に引かれダンスに転向。 89 年NYへ留学。 1993 年〜 98 年、数多くの主要国際ダンスフェスティバルに毎年 MATOMA France-Japon のソリストとして参加。 97 年より自らのカンパニー アローダンスコミュニケーションを主宰し、人が生きて行く事の普遍性をテーマに、フィジカル・シニカル・コミカルに創作をしている。招待公演も多数。(ミモス国際マイムフェス、エクサンプロバンス国際ダンスフェス、ソウル国際即興フェス他)
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