日々、自分の ” 思い ” や ” 感じること ” を絵として描きとっている。モノを知覚するという行為は全く奥が深い。見慣れているはずの雨に濡れたアスファルトが、ある時突然爬虫類生物の背中に思えたり、雨風に揺らぐ樹の梢に海の気配が感じられたりする。個人的に何故そうした光景に興味を覚えるのか、制作作業を通じて掘り下げている様に思う。人、街、動物、自然、時間、空間、光、闇、欲望、恐怖、死、夢、愛、偶然、等 … 。