2017.9.6
【留学卒業生出演!】港都KOBE芸術祭 海上アート鑑賞船に出演!!!
2017.9.6
【留学卒業生出演!】港都KOBE芸術祭 海上アート鑑賞船に出演!!!
国内ダンス留学@神戸は1期から5期まで52名の卒業生(制作者コース含む)が、その後各地で活動している。神戸・長田にそのまま住む人も数名。自分の作品の稽古をしたり、卒業生が演出する子ども対象のプロジェクトのリハーサルをしたりと、長田のいくつかの公民館が、取り合いになっていたりもする。特に今年の夏は、まちのあちこちでリハーサル前後の卒業生に出くわす機会が多かった。そのダンスの現場がまちに拡張している状況も、彼ら自身がまちの人々とそれぞれつながっていることも、とても頼もしい。
さて、その卒業生に白羽の矢が!!
神戸開港150年を記念して実施される「港都KOBE芸術祭」に、招聘アーティストとして12名が出演する。会場は、なんと定員300名の遊覧船の上。船の上から海上のアート作品を鑑賞する船の航海を彩る。
30日の期間中、1日6-7便が運航、、、とうことは予定でも192便。
さすがに、休みながらでないとダンサーの身体が持たないので、各便5-7名が乗船することにした。
演出は、千日前青空ダンス倶楽部の振付家 紅玉(あかだま)。
舞踏を身体の礎とし身体の記憶と場から踊りを立ち上げる紅玉の振付に、ダンサーは四苦八苦。緻密に身体を観ること、運ばれる身体とは?視線で距離を変えるとは?空間を身体でとらえるとは?
特別な場所で踊るとき、<見えない技術>は武器となる。そしてピリリとダンサブルなシーンも。
今回ダンサーにとっては、劇場空間ではないスペシャルな場所で踊りを磨く絶好の機会ともなるだろう。身体も個性もちがう12名個々がどのように海と踊りをわたるのか。
遥か150年の時間に想いを馳せ、今をお客様と躍る。
あと数日。リハーサルは続く。
(テキスト:文)
出演:西岡樹里、中西ちさと、住吉山実里、内田結花、藤原美加、川瀬亜衣、山本和馬、井原未来、桂阿子、葛原敦嘉、中島由美子、森山真由子