ヤザキタケシ
成人して初めてダンス作品を見る。それから10年間は史上最強のダンサーを目指
し、テクニックの研鑽に命をかける。次の10年は今まで生きてきた身体の記憶をたど
る作業としてテクニックは封印し、日常の中からダンスを拾い上げるダンスを試み
る。そして次の10年目からは、誰もが出来るものではなく、自分にしか出来ない動き
を創作することに懸命である。
‘89〜90ニューヨーク留学、‘98ヨーロッパの振付賞
にノミネート、‘94〜‘06毎年海外での招待公演を行っている。(パリ日本文化会館
単独公演、エクサンプロバンス国際ダンスフェス、ミモス国際マイムフェス、ソウル
国際即興フェス、テジョン国際振付フェス他多数、他ミュージカルの振付、バレエ団
への振付・出演、そして俳優として活躍中)
双子の未亡人
'03年結成。フットワークの軽さを売りに、音楽・美術とのコラボレーションをはじめ
映像作品やショー、劇場パフォーマンス、その他クラブイベントへの出演など、
活動の幅と観客層の拡大をはかる。
お風呂につかった時に溢れ出るお湯を意味する方言、「ノリコボレル」は‘07年に初演。
http://chamber.lomo.jp/futago
(写真:前田朋子)
きたまり
舞踏家・由良部正美の元で踊り始めた後、01年から05年まで「千日前青空ダンス倶楽部」のダンサー(芸名・すずめ)として公演に参加。
03年ダンスカンパニー「KIKIKIKIKIKI」を設立。以後、主宰・振付家・ダンサーとして大小8つの作品を手がけ、まるで鳥獣戯画の様な独特の振付を展開しながら、親しみやすく刺激的な創作に挑んでいる。
06年京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業。
「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2008」オーディエンス賞受賞
(写真:相模友士郎)
パラモデル/paramodel (林泰彦+中野裕介)
林泰彦(デザイナーを経て、2001年 京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)と中野裕介
(2002年 同大学日本画専攻修了)が2001年に結成したアートユニット。
得意領域や趣向の異なるパラレル [parallel] な二人が、『パラモデル [para-model]:
世界や心の色々な部品から組み立てる、極楽や絶景 [paradise] 〜パラドックス [paradox]
の詩的な模型/設計図 』というコンセプトを核に共存し、互いの視差 [parallax]と
関係性を生かし、多様な形式で作品を制作。インドネシア、韓国、中国、東京など、
国内外を問わず展覧会やプロジェクトに多数参加し、いま注目を集める気鋭の若手アーティストです。
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