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11期公演インタビュー Newcomer/Showcase #1 小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

国内ダンス留学@神戸11期では、11月28日(金)・29日(土)にNewcomer/Showcase#1 小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『フィジカル・カタルシス:ダンス作品第7番』ArtTheater dB KOBEにて上演します。

今作は、招聘振付家の小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが2019年より研究開発を行なっている「フィジカル・カタルシス」の手法を用いた新作ダンス作品です。11月から1ヶ月間のクリエイションがはじまりました。
当作品について、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクにインタビューを行いました。

その様子をお届けいたします。

▷公演詳細は【こちら】

――はじめに、フィジカル・カタルシスとは何なのか、教えていただければと思います。

 

「フィジカル・カタルシス」とは何か


小野・中澤:
「フィジカル・カタルシス」というのは、私たちが2019年から研究開発を始めたダンスに関する方法論の総称です。当時は、作品によってメンバーが変わるたびに作品ごとの方法論が生まれては消えるという状態を不毛に感じていました。そして、クリエーションに新しく加わる人とも、継続する人とも共有できる、私たちにとって醸成され続ける方法論を作っていかなければならないと考えていました。それと同時に、私たちのダンスとしてどのような表象を持っていて、どのような表現ができるものがいいだろうかということを考えながら研究開発を進めました。現時点で、私たちにとっては振付の作り方であり、メカニズムであると認識しています。「メソッド」のような表現をされることもあるのですが、「メソッド」というほど全てが確定しているものではなく「ある環境があって、その中でメンバーそれぞれが動き出すと自ずと振付が現れてくる」、そのための仕組みというふうに考えています。

「フィジカル・カタルシス」には、身体の内側に関する5つのフェーズ(ミュージック、リプレイ、フォーム(フォームはさらに、シグナル、シンボル、システムに分類される)、ジャンプ、トレース)と、身体の外側に関する4つのフェーズ(ストリート、バランス、サイクル、オブジェクト)があります。それぞれのフェーズから動きが生まれる仕組みになっていて、さらに生まれた動きが他者に作用することで、出力のされ方が変化することができるように、要素を分解して考えています。

言葉の意味としては、「フィジカル」つまり身体と、「カタルシス」は「カタルシスを得る」などと言うように、自身が体験していたこととフィクションの中で起きた出来事が、全く関係ないことのはずなのに何故だか関係していることのように思え、そこに感情が触れる瞬間に起きる「カタルシス効果」という用語から引用しています。この手法では、ダンサー本人がどうやって身体を動かしてきたかという経験(身体のボキャブラリー)や、どう動かしたいのかという意識(身体の情報)がそのまま動きに作用しますし、かつそれが一緒に踊る他者たちにも影響を与えます。つまり一人ではなく(想像を活用すれば一人でやることも可能ですが)二人以上でやることを前提とした、「フィジカル」の「カタルシス」を及ぼそうとするものということです。それは舞台芸術や社会というもの自体が複数人で生きることを前提とした構造であることとも繋がっているのではないかと思います。

あと、名前を考えているときに「フィジカル……に続く言葉はなんだろう」という話を二人でしていたら、一人が「身体で『語る』」と発言して。多分、そのときは「カタルシス」という用語は意識せずに言ったと思うんですけど、でも実際に「身体で語っているように感じられる」し、「フィジカルでカタルシスする」というメカニズムが出来上がっているので、今はもうしっくりきています。メンバーに対して口で言う時は略して「フィジカタ」と言ってしまう場合もあるのですが、なるべく「フィジカル・カタルシス」と略して言わないように努めています。

 

 

「フィジカル・カタルシス」と作品性


小野・中澤:
そもそも「フィジカル・カタルシス」は、私たちにとっては単なるメカニズムでしかなかったので、それを使って生まれたダンスは作品性を持たない、つまりダンス作品ではないという実感でやっていました。これまでは、その時々に集まった人たちで、このメカニズムを使ってできたその時々の動きをとりあえずパッケージして見せてみる、という形態で上演を重ねていました。

ただ去年ぐらいから、「作り方を作る」というのは、あるところで「ダンス作品」という形態に対してのアンチテーゼであったとも考えていて。つまり、本来はどういう作品を作ろうかと考えるのが先にあり、そこから作り方を考えていくという工程があるかと思うのですが、私たちは「どういう作品を作るか」の前に「どのように作ろうか」を考えた。そしていよいよそれが確立されてきたときに、ではこれを使って作る「ダンス作品」として、どのようなものを作れるのだろうかと考えました。

その上で、私たちが明確に「ダンス作品」と言い切れるものを、「フィジカル・カタルシス」のメカニズムを使って作ろうということになりました。ダンス作品第1番、第2番とナンバリングを施しながら始めて、まずは第5番まで企画を進めました。ナンバリングは企画順で、完成版として初演を行なったのは現在『ダンス作品第3番:志賀直哉「城の崎にて」』のみです。志賀直哉の小説をベースにして、「フィジカル・カタルシス」を使ってダンス作品を作りました。つまり、使っている手法はオリジナルですが、作品の題材は外から持ってきたもので、オリジナルではないということになります。

対して今回の作品では、主題に私たちが培ってきた「フィジカル・カタルシス」というメカニズムそのものを据えて、タイトルもそのまま、そこに7番目のダンス作品としてのナンバリングを加えて『フィジカル・カタルシス:ダンス作品第7番』としました。なので、これまでも『フィジカル・カタルシス』と銘打って上演を実施したことはありますが、今回が初めて作品名として確立した形態の『フィジカル・カタルシス』だということになります。私たちが培ってきたこのメカニズムのプロセスは2019年から蓄積されており、そのようなメカニズムを作るとは何なのか、ということも含めて、プロセスそのものを描いたダンス作品を作りたいと考えています。

 小野:ちなみに『ダンス作品第1番』では、クロード・ドビュッシーの『練習曲』という楽曲を題材にし『ダンス作品第1番:クロード・ドビュッシー「練習曲」』を、現時点で半分だけ作っています。「ダンス作品」を作る試みとしては、『ダンス作品第2番』がワークインプログレスのみ、『ダンス作品第1番:クロード・ドビュッシー「練習曲」』が前半第1部のみ、そして先日初演を実施した『ダンス作品第3番:志賀直哉「城の崎にて」』に続き、今回が4作目となります。 

 

 

国内ダンス留学 × 「フィジカル・カタルシス」

――フィジカル・カタルシスは綿密なコミュニケーションが重要なプロセスだと思います。

国内ダンス留学というダンサーを育成するという企画とも親和性があると思いますが、お二人としてはどういうことを考えながら、今回このような形で作品を作ることに決めたのでしょうか?

 

 小野:今回のオファーをいただいて、最初は未完の『ダンス作品第1番:クロード・ドビュッシー「練習曲」』を完成させてみようかとも話していました。でも結果的には、ここに集まってくる人たちとこの場で一から積み上げられるものを提示したいという気持ちが生まれてきました。それがきっかけで「フィジカル・カタルシス」そのものを題材にした作品を作ろうということになりました。

 中澤:「フィジカル・カタルシス」を題材にするというアイディア自体は、以前からありました。これまでの『練習曲』や『城の崎にて』は、元々このメカニズムを私たちと一緒に実践してきた人たちとの発展形として考案したものでした。一方で今回はそうではなく、初めて「フィジカル・カタルシス」を共有するメンバーたちとクリエーションを行なうというのが、ひとつの大きな要素でした。それならば、この機会に、私たちももう一度ゼロからこのメカニズムそのものに取り組むことを「ダンス作品」にしてみようと思いました。

小野:それに、今回DANCE BOXでは初めて作品制作をさせていただくので、外から持ってきた題材を挟むよりも、この「フィジカル・カタルシス」というメカニズムをそのまま取り扱うほうが、私たちがどのようなアーティストであるのかを提示しやすいと考えたのもきっかけのひとつです。

中澤:それから、DANCE BOXが迎え入れて育成をしている6人のダンサーたちの自己紹介的なものにもなればいいなと考えています。出演者たちが今後自身で何かをやるときに「フィジカル・カタルシス」を使っていただくのもいいし、独自のメカニズムを考えている私たちの存在が、少なからず既存のダンスジャンルとは異なるそれぞれなりのムーブメントの作り方を考えるきっかけになればいいなと思っています。

 

6名のダンサーへの印象

――今回出演する6名はワークショップオーディションで選ばれたということですが、出演者たちの印象などあれば、教えてください。

 

小野:バラエティ豊かな面々だと思っています。今日はまだリハーサルを開始して3日目ですが、もうすでに各々の特色がすごく際立っていて。そこが「フィジカル・カタルシス」の楽しさでもあり、私たちがお客様と共有したい部分でもあります。あと、みんな仲が良い気がします。すでに関係性が作り上げられているのが感じられるので、頼もしいです。

中澤:「フィジカル・カタルシス」に取り組んできた過程で、私たちも年齢を重ねていくなかでの飽きや老いのようなものを必然と感じています。それをこの段階でさらなる新たな面々とコラボレートできることによって、とても新鮮な気持ちになっています。出てくる動きに対しても、「あ、そういう動きもあるんだ」という感じです。今、少しずつそれぞれのダンサーのことを知っていけている感覚がとても楽しいです。

小野:毎日、まだ見たことのない動きが見られるので、とても幸せです。

 中澤:私たちのクリエーションでは、私たちが出演者たちの主体性=本人の身体のボキャブラリーと情報の在り方を見たいと思う以上に、「出演者たち自身にそもそもそれらを発揮することへ興味や関心があるかどうか」というのがまず重要だと考えています。ダンス作品に限らずですが、クリエーションの場では、異なる役割の人々が同じ意識で権力勾配やヒエラルキーについて自覚的になることは、そうありたいと強く意識することはできても、本質的に不可能であると思っています。それでもそのことに真剣に向き合って、コミュニケーションを重ねてクリエーションをしていく、そこまでリーチしようとすることに「興味や関心がある」方々と一緒にクリエーションしたいと考えています。

例えば私たちもよく「気になることがあったらなんでも言ってください」というように伝えられることは多いのですが、本当になんでも言える関係性って一体なんだろうとか、あとは私たちの役割からして、演出として出演者たちやスタッフに何かをお願いしてやってもらうって一体なんだろうと常に考えながら仕事をしなければならないと思っています。

 小野:仲が良いのはあまり関係ないかもしれません。それは素敵なことですけど、仲が良いという以上に、ワークショップオーディションの時から、お互いの距離感が変化してきているのがとてもいいなと思っています。

 

――たしかに、クリエーションを見ていてお二人がダンサーの選択を尊重しているのがとても印象的でした。

また、普通は遅刻するときには必ず連絡を入れるというのが一般的だと思いますが、「遅刻しても連絡しなくていい」という言葉には少し驚きました。その人が今そこにいなければ、それはそれで受け止めて、今ある状況から考えていくという姿勢に、ダンサーへの深い信頼を感じました。ダンサーとの関係を築いていくうえで、どのようなことを意識されていますか。

 

人間としてクリエーションをすること


小野・中澤:
常識が世代とともに根底から移り変わり続けているなかで、私たちも常識に対する価値観に関しては、まだまだたくさん構造的に改革できる余地があるのではないかと思っています。遅刻の連絡に関しては、単にメンバーを信頼しているという綺麗な言い方もできるのですが、私たちだって同様に遅刻してしまうことがあります。そんなときにリハーサルディレクターがいてくれたらリハーサル開始時の進行を頼むことができますし、逆もまた然りです。まずはみんなが人間であることを徹底して尊重するところから始めていきたいと思っています。無理をしないということでもあります。

どれだけ律していたとしても、あらゆる影響により健康が万全に保たれない可能性が常にあるのが人間なので、だからこそいろんな常識を疑いながら更新の余地を探っている感じです。私たちの周辺でも、健康上の理由で辞めていく人たちがあまりにも多すぎるような気がするので、それは決して個人の問題ではなく、舞台芸術界が更新しようとしてこなかったあらゆる悪しき慣習や慣例の問題なのではないかと感じています。まず変えられる人たちから構造を変えていくためのアプローチをしないことには、舞台芸術界全体が変わっていくことはないと思います。変わることだけがいいとも限りませんが、何かが変われば何が悪かったかが自然と見えてくると思います。

人間であるということ。人生の時間をクリエーションのために割いていただいてるという考え方を大切にしたいです。一緒にクリエーションするのはすごく楽しいけれど、みんなが本当に楽しくやっているか、私たちには全てをわかることはできないから、それでも、少しでも楽しくクリエーションできる環境や作り方を用意する、というのが私たちにとって大事なことであり、責任だと思います。 

それに対して「いいな、楽だな」と思いながら乗っかってもらうことも良いですが、一人一人の中で自身のやるべきことをちゃんと取捨選択しながら果たそうとしてくれる人たちとクリエーションしたいというのが、先ほどの興味や関心があるとか、思考し続けているということに繋がるのかなと思います。私たちは観客の皆様にどのように価値を提示するかということをすごく真剣に考え続けたいと思っています。とにかく思考をやめず、かつ世界を狭めず、この作品をどこまでも届けたいという感覚でいます。そのために私たちができる限りの環境を創出することを惜しまずやっていきます。

 

見る人の想像力への信頼

――「フィジカル・カタルシス」も人を肯定することが前提にあるのかなと思います。お二人の思考が反映されているんだなと、聞いていて思いました。

昨日のクリエーションを見ていて、別々の動きを繋げて見せることで新たな関係性を生み出しているように思ったんですが、振付として「関係性を作る」ことを意識してることはありますか?

 

小野・中澤:時間や数については意識していますが、それは事故なくうまく進むためにやっていることなので、これとこれが繋がって見えるようにという私たちの明確な意図はありません。だからそれが繋がって見えたということは、見る人のなかで偶然うまく繋がったということだと思います。先ほどの信頼の話から続くのですが、私たちは観客の皆様に対しても、一人一人が見る場所や物事を取捨選択して繋いでくれるまたは繋がないでくれるという信頼を持つことを重視しています。だから、私たちのプロセスの結果として上演に現れるものに関しては一人一人の想像力や振付的思考に委ねたい。ダンス作品は、そういった見せ方を選択できる余地があるメディアだと思います。AIがあらゆる情報を集めて繋げるのと同様に、人間の中にも今目の前に現れているダンスとは全く関係のない情報が常に蠢いていて、それらの既知の情報をも巻き込んでカタルシスを発生させていくというのが、私たちのダンスには具体的に起こっているのではないかなと、私たちも振付家であると同時に、一観客の立場として思います。多数の意図が多岐に渡り存在しているように見えてしまうというのが、私たちの最大の意図であるとも言えます。

 

――最後の質問です。クリエーションが始まってまだ3日目ですが、今回の作品の見どころや、この後どういう展開にしていきたいのかなど教えてください。

 

ダンスはすべての人に開かれているもの

小野:見どころとしては、まずは6名の出演者たちを抜かりなく見てほしいです。そして、音楽にNormal Brainのアルバム『Lady Maid』(1981年)を使用しています。これは私たちが一番最初に上演した「フィジカル・カタルシス」に繋がったもので、このメカニズムを考えるきっかけの一つにもなったものです。今回、DANCE BOX経由でNormal Brainの藤本由紀夫さんにメールで直接ご依頼をしていただき、正式にアルバムを利用させていただけることがとても光栄です。出演者たちとDANCE BOXの空間の関係性もぜひ見ていただきたいです。先ほどの話のように、一人一人のいろんな見え方があることを実感してもらえたら嬉しいです。踊ってみたいと思ってもらえるような作品にできたらいいなと思います。

 中澤:私たちが振付のメカニズムとして「フィジカル・カタルシス」を作ろうと考えたのは、ダンサーの人たちだけじゃなくて、俳優でも観客でも、ダンスに苦手意識がある人たちでも、ダンスというものに触れる可能性が開いていったらいいなと思っていたからです。ダンスは、そもそも全員に開かれているはずのものだと思っています。

だから今回『フィジカル・カタルシス:ダンス作品第7番』をやることで目指したいのは、振り付けをする過程を知ってもらったり、一人一人の動きにダンスとしての価値があるということを共有することで、それぞれが作品を見て持ち帰ったものからその人自身のダンスが発生するような空間を作るということかなと思っています。

ダンスを見るのが好きな人も、踊るのが好きな人も、作るのが好きな人も、それ以外の人も見に来て、自分だったらこうしたいとか、いろんな目線で見て楽しんでほしいです一人一人が自分の「フィジカル」を通して生きているということを共有できる作品にしたいです。生身の人間の身体を活用した表現に「接する」ことによって得られるものがあると信じています。

もし「ダンスなんて全く興味ない」と思っている人が見たら「これ全然ダンスじゃないじゃん、でも面白いかも」と思ってもらえるかもしれないですし。新長田の人たちにも、日本中、世界中の人たちにも見てほしいと思います。

 小野:楽しみです。(ワクワク)

 中澤:この新長田で過ごしている新しい6人のダンサーたちが、自分たちの身体を使って観客の皆様の身体にダイレクトアタック(出典:遊戯王)して、カタルシスさせます。

 小野:すごい! そんなことが。(メラメラ)

 中澤:『フィジカル・カタルシス:ダンス作品第7番』にはそういう効果・効能があると思います。DANCE BOXの劇場空間が「ダンス温泉」になるみたいな。そんな空間に観客席で浸かってもらって、終わったあと新長田の街を歩いて「ととのって」もらえるような作品だと思います。疲れている人とか、元気のない人が、見に来ていただけたら元気になっていただけるんじゃないかなと。

小野:ぜひ様々な方に見てほしいです。(キラキラ)

――ありがとうございました。

聞き手:杉本昇太 編集:野田容瑛

 

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国内ダンス留学@神戸11期 Newcomer/Showcase#1
『フィジカルカタルシス:ダンス作品第7番』

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フィジカルを語る 身体でカタルシス

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出演:Dance Residence Artist
[ 伊村千奈美、植田円、大迫健司、大村花漣、岸本茉夕、奈米 ]
振付・演出:
小野彩加 中澤陽
音楽:
Normal Brain『Lady Maid』(1981年)
主題歌:
瀧腰教寛『カタルシスの夢』(2025年)

◇◇◇

公演概要

招聘振付家の小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクによるワークショップオーディションを経て選出された6名のダンサー(Dance Residence Artist)。
彼女ら彼らに求めたものは、ダンススキルを超えた創作現場における対話力と協働性です。

本公演では、思考と身体を往還させながら他者とともに踊り、模索し、編み上げた密度の高いプロセスの果てに立ち上がる
”新たなダンスの地平”にぜひご注目ください。

公演情報:
国内ダンス留学@神戸11期Newcomer/Showcase#1 小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク 『フィジカル・カタルシス:ダンス作品第7番』

*****

【日程】2025年11月28日(金)19:00、11月29日(土)14:00
【会場】ArtTheater dB KOBE
※受付開始は開演の30分前を予定しております。
※いずれの日程も終演後に、アフタートークを実施します。

【料金】
一般:
3000円
割引:
2000円(対象:長田区民、U25、学生、障がい者、介助者、65歳以上、丼クラブ会員)
中高生:
1000円
小学生以下:
無料
※当日券は、各200円増し
※未就学児の入場は、予約の際にお知らせください。

チケット購入:https://dbryugaku11ns1dra.peatix.com(Peatix)

 

【お問合せ】
NPO法人DANCE BOX
TEL:078-646-7044(平日10:00-17:00)

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主催 : NPO法人DANCE BOX
企画・制作:NPO法人DANCE BOX
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会

宣伝美術:岩本順平
衣裳協力:ASICS WALKING

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