DANCE BOXが新たに神戸の新長田に新しい拠点ArtTheater dB神戸をオープンします。　
アーティストと市民、行政、教育機関、企業がどのような協働の形をつくっていくことが地域再生につながるか。　
また、アートNPOの果たす役割とは何か。　
ArtTheater dB 神戸の活動の今後について多様な方向から考えるシンポジウムを開催します。

＜プロフィール＞
加藤種男（かとう　たねお）
アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ･アートフェスティバルのプロデュースなど、1990年以来、同社の文化活動を推進。あわせて、日本の企業メセナをリードし、2009年社会創造のための緊急提言「ニュー・コンパクト」を取りまとめる。また、「創造都市」の旗振り役として、自治体への文化政策提言を推進し、2004年から横浜市芸術文化振興財団専務理事を兼務。ＮＰＯ活動の推進にも取り組み、アートＮＰＯリンク理事・日本ＮＰＯセンター評議員などをつとめる。

津村卓（つむら　たかし）
56年大阪市生まれ。情報誌プレイガイドジャーナル誌を経て、扇町ミュージアムスクエアを企画、プロデューサー兼副支配人。87年より兵庫県伊丹市AI HALLチーフプロデューサー、95年より現在まで財団法人地域創造プロデューサー。滋賀県立びわ湖ホール演劇プロデューサーとして開館に関わる。現在は北九州芸術劇場館長兼チーフプロデューサーを務める。他に松本市民芸術館はじめ多くの公立劇場の立ち上げに関わる。

岡登志子（おか　としこ）
振付家、ダンサー　アンサンブル・ゾネ主宰　神戸出身
ドイツFolkwang芸術大学舞踊科卒業後、1993年アンサンブル・ゾネを設立。振付家として国内外で舞台作品を発表している。1996、1998、2004年旧バニョレ国際振付賞日本プラットフォーム最終選考に選出。
ドイツエマリッヒPAN 美術館、愛知県美術館、国立国際美術館、芦屋市立美術博物館等で即興ライブを行っている。音楽家高瀬アキ、内橋和久、照明家岩村原太他様々なジャンルのアーティストと即興パフォーマンスを継続的に行い、ワークショップの講師も務める。

金宣吉（きむ　そんぎる）
1963年神戸市長田区生まれ。龍谷大学大学院経済学研究科修士課程修了。
ソフトウェア開発企業勤務、社会福祉法人「青丘社」勤務を経て阪神大震災後、「兵庫県定住外国人生活復興センター」の発足に参画、「被災ベトナム人救援連絡会」と団体を統合し「神戸定住外国人支援センター（KFC）」を結成。現在、（財）兵庫県国際交流協会運営委員、兵庫県外国人県民共生会議メンバー、新長田活性化委員会委員も務める。著書に「国際化時代の人権入門」（共著）明石書店（1997）他。

福島史子（ふくしま　ふみこ）
神戸アートビレッジセンター 演劇・ダンス事業担当。大阪ガスビジネスクリエイト株式会社所属。
京都生まれ。大阪市立大学卒業。1994年〜'96年、扇町ミュージアムスクエアに演劇担当として勤務。'96年3月より神戸アートビレッジセンター（'04年度まで神戸市民文化振興財団、'05年度からは大阪ガスビジネスクリエイト(株)が指定管理者として受託）にて現職を務める。演劇・ダンスの分野を超えて若手支援事業やプロデュース公演を企画制作している。

藤野一夫（ふじの　かずお）
1958年、東京生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科教授（芸術文化環境論）、同大学院異文化研究交流センター地域連携部長。平成19年度より、文部科学省・現代的教育ニーズ取組支援プログラム（現代GP）「アートマネジメント教育による都市文化再生」事業推進責任者。専攻：ドイツ哲学・思想史、音楽文化論、文化政策学、アートマネジメント。文化経済学会＜日本＞理事、日本文化政策学会理事、（財）びわ湖ホール理事、日本ワーグナー協会理事、他。

アーティストも地域の方も、昔からdBとお付き合いある方もこれからお付き合いいただく方も、赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなで新しい劇場＜ArtTheater dB 神戸＞のスタートをお祝いしたいと思います。
ダンス・舞台・アートを通じて今後皆様の交流の場となるよう、皆さまのご来場お待ちいたしております。