【国内ダンス留学@神戸8期】Newcomer/Showcase#2 モノクロームサーカス振付作品『怪物』『きざはし』
国内ダンス留学@神戸8期プログラムの「Newcomer/Showcase」では、このたび、コンタクト・インプロヴィゼーションをベースとし国内外で活躍するモノクロームサーカスの代表作『怪物』と『きざはし』を上演します。
いずれも2006年に製作された作品で、直接的なコンタクトを介さず物や音を通したコンタクトや”間”の共有を通じて時間と空間を紡ぎます。
今回は、選抜によるダンサーらがモノクロームサーカスの世界観を体現します。
Newcomer/Showcase#2 モノクロームサーカス振付作品
『怪物』『きざはし』
2022年10月29日(土)19:00、10月30日(日)14:00
『怪物』
出演:高瀬瑶子(29日)、山下桃花(30日)
『きざはし』
出演:楢崎如乃、森脇康貴
『怪物 エチュード』(『怪物』の一部を発表)
出演:新井海緒、長野里音、武井琴、山下桃花(29日)、高瀬瑶子(30日)
本公演は、第一部に「怪物エチュード」(約35分)、プレトーク(約10分)を挟み、第二部『怪物』『きざはし』を上演します。なお、両日とも、終演後にモノクロームサーカスのお二人と出演者のアフタートークを行います。上演時間は、2時間弱を予定しています。
振付・演出:MonoChrome Circus(坂本公成+森裕子)
照明デザイン:渡川知彦
音楽:真鍋大度(『怪物』)
舞台美術:坂本公成+高室久志 (『きざはし』)
国内ダンス留学@神戸8期とは
「 国内ダンス留学@神戸」8期は、2022年7月末から2023年3月までの8ヶ月間、プロのダンサー・振付家・制作者として活動していくことを志す人を対象に、劇場を拠点に徹底的にダンスに取り組むプログラムです。8期生は、豪華講師陣による様々なダンスクラスや講座で思考・身体ともに鍛錬を積み、3名の振付家と協働し上演する「Newcomer/Showcase#1-3」や最終の成果上演に挑みます。また、全ての公演に、dBアソシエイト・ダンサーの3名が加わります。
特設サイトはこちら!
https://danceryugaku.wixsite.com/main8
日程
- 2022年10月29日(土)19:00、10月30日(日)14:00
時間
- 10/29 19:00、10/30 14:00
会場
ArtTheater dB KOBE
料金
- 一般 2,000円
割引 1,500円(長田区民・会員・U25・障がい者・介護者・65歳以上)
高校生以下 1,000円
※当日券は、各200円増し
※未就学児の入場はご遠慮ください。 ご予約
WEB、電話、メールにてご予約を受け付けております。
▶︎WEB:https://db-ticket.square.site/
▶︎TEL:078-646-7044
▶︎MAIL:info@db-dancebox.orgクレジット
主催 : 文化庁、NPO法人 DANCE BOX
企画・制作:NPO法人 DANCE BOX
文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」国内ダンス留学@神戸8期⁺
この記事に登場する人
Monochrome Circus(坂本公成+森裕子)
拠点、京都。90年代後半「ダンスの出前」で有名な『収穫祭』シリーズでワールド・デビュー、海外、国内で300回を超える上演を行う。リヨン・ビエンナーレ(仏)、ベイツ・ダンス・フェスティバル(USA)、SI Dance Festival(韓国)、Full Moon Dance Festival(フィンランド)、フェスティバル・ドートンヌ(仏)、瀬戸内国際芸術祭、混浴温泉世界、鳥の芸術祭など国内外で活躍。藤本隆行氏(dumb type)、真鍋大度氏(Rhizomatix)やgrafなどとのコラボレーション作品や、’05年から開始した『掌編ダンス集』という大小の作品群を持つ。2023年度は詩人の和合亮一氏とのコラボレーションや、結成33周年記念公演に取り組む予定。
2023年4月6日 時点
新井海緒
兵庫県出身
2019年より東野祥子に師事。
学童期は学校よりも病院にいる時間が長く、17歳から支援団体の立ち上げに参加。そんな経験から福祉ではない不登校児などへのサポートや社会と繋がれる場を模索している。小児科医とタッグを組んで病院などでのアウトリーチもしていく予定。
一生を共にする身体が故郷と捉え【身体を住みよくする】をテーマに、呼吸や皮膚に注目した踊りのリサーチを進める。今夜熟睡する為に踊っている。
2023年4月5日 時点
森脇康貴
大阪府出身、神戸市長田区在住。立命館大学文学部哲学倫理学専攻卒業。在学中より演劇を始め、京都を拠点にミクストメディアな作品を発表し続ける劇団「安住の地」で俳優として活動中。
観客の想像を遠くまで連れていける身体の存在に強く惹かれ、「国内ダンス留学@神戸」に参加。見る人の心に「言葉や意味になる前の自分だけの風景」が立ち上がる現象を踊りと考え、街や生き物をモチーフに目に見えないその瞬間を表現することに挑戦している。
2023年4月3日 時点
長野里音
兵庫県出身、在住。幼少よりバレエを習う。
文化庁・NPO法人DANCE BOX主催 国内ダンス留学@神戸8期に参加。
2023年度 DANCE BOXアソシエイト・ダンサー。
多種多様なダンスとの出会いをきっかけに、ダンスによる自身のアイデンティティー形成に興味を持ち、ダンサーとして活動している。
2023年9月10日 時点
安本亜佐美
京都市出身、在住。京都市立芸術大学院を卒業後、絵のモチーフの一つとして選んだサーカスに魅了され、英国サーカス学校へ。帰国後、京都を拠点に現代サーカス・アーティストとして活動。現代サーカス団体『Co.SCOoPP』、及びエアリアルスタジオ『関西エアリアル』代表。産業ロープアクセス国際資格IRATA level.1を所持。
ロープや布、プラスチックシートなどの「モノ」と「身体」の関係性を追求し、幻想的な作品を発表している。浮く事が好きで建物や樹にぶら下がってみたり、人を空中に引き上げがち。「国内ダンス留学@神戸8期」修了。
2023年4月5日 時点
山下桃花
東京都出身。幼い頃より新体操を始める。訪れた場所に身を浸す暮らしを通し、〈場に影響されるカラダ〉に興味を持つ。国内ダンス留学@神戸8期にて、寺田みさこ、Monochrome Circus、森下真樹、安本亜佐美の作品に参加。直近では、千日前青空ダンス倶楽部にダンサーとして携わる。現在も、様々な土地・文化圏を訪れながら、身のまわりとカラダの関係を引き続き探っている。
2024年9月26日 時点
高瀬瑶子
幼少よりモダンバレエを始め、16歳より橘バレエ学校にてクラシックバレエを学ぶ。出産を経て進化/退化する身体との対話を重ね、”骨で動ける身体”をテーマにダンサーとして活動中。ジゼル・ヴィエンヌ、白井晃、森山開次、中村恩恵、近藤良平、青木尚哉等の作品に出演。近年では能や演劇、光など他ジャンルとの協働により生まれる表現も探究している。また、ダンサーならではのアプローチで子どもの教育に携わるべくワークショップなども行う。
2024年5月8日 時点
武井 琴
神奈川県出身。立教大学 現代心理学部 映像身体学科 卒業。幼少よりクラシックバレエをはじめ、大学在学中よりテーマパークパフォーマーとして活動。「国内ダンス留学@神戸5期」修了後、ダンサー・コマ撮り映像作家として創作活動を開始。「身体」と「映像」を媒体に、歴史や文化、自然、人々の営みを軽やかに切り取る独自の表現を追求。2022年度ダンスボックスアソシエイト・ダンサー。
2023年5月8日 時点
楢崎如乃
ムーブメントアーティスト。
幼少期より踊りはじめ、2017年より渡仏。フランス国内演劇祭をはじめ、多数舞台・映像に出演。
美術・音楽・写真・ファッション、国際協力団体等、他ジャンルとのコラボレーション作品制作のなかで、自分と観客のカラダの中で起こる「クリエイティブ活動」を通して環境、空間、人を繋ぐ創作をする。
振付・出演作品は国内外のコンクールで1位、2位を受賞。
Campus Chorégraphique La Manufacture(仏) にて振付・ダンス教育コース修了『振付アーティスト資格』取得/神戸大学国際人間科学部アートコミュニケーションコース修了/2022年度DANCE BOX アソシエイトダンサー
https://lit.link/Yukino8movementartist
2023年4月6日 時点