【展示】劇場写真館〜新長田家族編〜
新長田にゆかりのある家族、 家族のように暮らす人たち
2024年に劇場で記録した、もっとも小さな共同体のかたち
2022年に始動したこのプロジェクトでは、この地に暮らす、またはゆかりのある「家族」と出会うことから始めました。その時の家族の姿を記録します。数十組の家族写真を通して、どのような地域の姿が立ち上がるのだろうか。そして、統計の数字や大きなコミュニティの視点からではなく、家族という小さな共同体の姿から、新長田の未来を感じとりたいと考えています。 どうぞ2024年の23組の家族写真に出会いにいらしてください。
プロジェクト・メンバー:
岩本順平(写真)
筒井潤(パフォーマンス演出/2024年3月31日)
横堀ふみ(制作)
日程
- 2024年3月14日(木)〜4月29日(月/祝)
時間
- ※地下道での展示のためいつでもご覧いただけます
会場
大橋地下道(神戸市長田区腕塚町5丁目5-1)
料金
- 無料
お問合せ
NPO法人DANCE BOX
クレジット
主催:NPO法人DANCE BOX、神戸市(新長田駅南地区国道南 芸術・多文化共生を通じたまちの活性化取組業務)
この記事に登場する人
岩本順平
2012年に写真家として独立。2014年から新長田の再開発エリアで劇場を運営するNPO法人DANCE BOXに参加。PRディレクターとして主催公演などの広報を担当。2017年よりデザインやアートの地産地消による地域の活性化を目的に長田の仲間たちとDORを設立。神戸市ふるさと納税のPRディレクション、KOBE URBANFARMING、シタマチコウベ、KOBE CREATORS NOTEなどのプロデュース、ディレクション、撮影などを担う。
2023年3月16日 時点
筒井潤
演出家、劇作家。公演芸術集団dracom(ドラカン)リーダー。2007年、京都芸術センター舞台芸術賞受賞。2014〜16年セゾン文化財団シニアフェロー。
dracomとして、サウンド・ライブ・トーキョー2014、NIPPON PERFORMANCE NIGHT(2017、19年、デュッセルドルフ)、東京芸術祭2019ワールドコンペティションなどに参加。
また個人の活動として『新長田のダンス事情』『滲むライフ』等のDANCE BOX主催事業に多く関わるほか、アートツーリズム・プロジェクト『Silent Seeing Toyooka』(城崎国際アートセンター)の演出やルリー・シャバラ『ラウン・ジャガッ:極彩色に連なる声』(KYOTO EXPERIMENT 2021)の空間演出を担当。他にも山下残振付作品、マレビトの会、KIKIKIKIKIKI、維新派、akakilike、ホー・ツーニェン、荒木優光などの公演や作品に参加。様式やジャンルを問わず活動を行っている。
2024年6月17日 時点
横堀ふみ
神戸・新長田在住。劇場Art Theater dB神戸が活動拠点。ダンス・プログラムを中心に、ほぼ全ての作品/企画を新長田での滞在制作によって実施する。同時に、世界の様々な地域をルーツとする多文化が混在する新長田にて、独自の国際プログラムを志向する。新長田アートマフィア仕掛人・構成員。日越の文化芸術交流を目指したユニット「VIAN」メンバー。京都市立芸術大学非常勤講師。
photo by Junpei Iwamoto