趙恵美さんの大邱／イム ジエさんの新長田リサーチ 《かろやかに報告会！》
大邱／新長田にて、出会った人・こと・場。それらの点が線となる!? 二つのレジデンスの報告会。
<DANCE BOX Resident Program2024>のエクスチェンジ・レジデンスの一環で、2024年8月14日〜27日に趙恵美さんを大邱へ派遣し、イム ジエさんを2024年10月2日〜31日まで新長田にお招きしています。
趙恵美さんは自らのルーツへとつながる地、大邱やソウルで新たな角度から韓国舞踊を継承しているスタジオなどを訪問しながら、関係者との交流を深めました。
イム ジエさんは、在日コリアンの芸能（おもに舞踊）が継承される現場に立ち会い、朝鮮半島由来の文化が、国を越えてどのように変容して、各地で根付いているのかをリサーチしています。
お二人のそれぞれ滞在制作の模様をご報告いただきます。
日程
- 2024年10月28日(月)
時間
- 19:30-21:30
会場
house next door（神戸市長田区二葉町3丁目12-4）
料金
- 無料 ドリンク：実費
対象
- どなたでも
定員
- 20名
ご予約
予約歓迎（ドリンク準備のため）：
Googleフォームで受付 https://forms.gle/oGqB7i4QYmY32bfj7お問合せ
NPO法人DANCE BOX
MAIL:info-db@db-dancebox.org
TEL:078-646-7044クレジット
主催：NPO法人DANCE BOX
助成：文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業｜神戸市 まちの再生活性化に寄与する文化芸術助成
この記事に登場する人
趙恵美
コリアンダンサー/コリアンパーカッショニスト 9歳から舞踊を始め、日本、韓国で様々な舞台に出演。 現在はコリアンダンサーとして、朝鮮と韓国舞踊に軸を置き創作活動を行う。 韓国伝統打楽器奏者としても音楽講師を務める。 舞の旅プロジェクトでは、国籍を外した本当の自分を追求し、舞を通してあるがままの自分を正直に表現する。
2024年5月27日 時点
イム ジエ
イム ジエはベルリンとソウルを拠点に活動する振付家／ダンサー。ソウルで韓国の伝統舞踊を学び、ベルリン芸術大学にてソロ/ダンス/オーサーシップの修士号を取得。長年にわたり、コンテンポラリーダンスと伝統舞踊という2つの言語の間で、独特の振付を実践してきた。
彼女の芸術的な関心は、身体を動くアーカイブとして捉えることです。つまり、伝統と現代性、個人の思い出と文化的な記憶、移動性とホームとの関係における文化的な経験と記憶の担い手としての身体を観察することにあります。彼女の作品の原動力は、彼女自身の移民経験にあり、彼女はそれをダンスで身体的に反映させています。
彼女は2024年のピナ・バウシュ・フェローシップを受賞し、ドイツのtanz Magazineで2014年にHoffnungsträgerin（有望なアーティスト）に、韓国のGaeksuk Magazineで2015年にYoung Leading Artistに選ばれた。
写真：Olivia Kowk
2024年10月8日 時点
