【協力公演】神戸六甲ミーツ・アート×Artist in Residence KOBE(AiRK) 野外パフォーマンス 『大姥百合』(オオウバユリ)/Giant witch Lily

蝦夷の百合と旅僧の出会い
やなぎみわの舞台作品「大姥百合」が六甲山・新池に舞い降りる!
=========
台湾製の特殊車両による公演を続けてきた、やなぎみわ。
2019年には野外巡礼劇「日輪の翼」(原案:中上健次)を神戸市の中央卸売市場にて上演。
兵庫津が時宗の始祖である一遍上人の入寂の地であることから、劇中で踊り念仏の大団円が行われた。
諸国を巡った遊行僧の物語は、海から山へ。
音楽・ダンス・語り・念仏が織りなす新たな物語の展開に乞うご期待!
—大姥百合(おおうばゆり) あらすじ—
諸国をめぐる旅僧が、山中で池畔で山に棲む老女と出会う。
やがて老女は「自分は大姥百合の精霊である」と名乗り、遠く故郷の蝦夷の思い出を語る。
旅僧は、百合の精を慰めるために蝦夷の神楽を舞い、さらに草木国土悉皆成仏を祈って踊り念仏を始める。
僧は鎌倉時代の名僧、一遍上人であり、共に遊行している僧たちや念仏衆も加わって大団円となる。
大姥百合の精は、賑やかな踊躍歓喜(ゆやくかんぎ)の中、共に踊り成仏していく。
= = = = =
作・演出・舞台美術: やなぎみわ/Miwa Yanagi
出演:
JanMah(音楽)
志人(語部)/ sibitt
大宮大奨 (踊子)/DAISUKE OMIYA
MECAV(ポールダンサー)/ MECAV(pole dancer)
時宗踊躍念仏僧/The Monks of Jishu YUYAKU Nembutsu
音遊びの会/ The Otoasobi Project
踊り念仏衆の会/ Odori-Nembutsu Prayers
[スタッフ]
照明:藤本隆行(Kinsei R&D)
音響:高田文尋(株式会社ソルサウンドサービス)
舞台監督:黒飛忠紀(幸せ工務店)
制作:NPO法人DANCE BOX
映像制作:野田亮
共催:Artist in Residence KOBE(AiRK)
プロデュース:森山未來(Artist in Residence KOBE)
= = = = =
アクセス
◯公共交通機関をご利用の方
六甲ケーブル「六甲ケーブル六甲山上駅」下車後、
「六甲山上バス①系統」に乗車(約5分)
→「森の音ミュージアム」バス停下車→ 停留所より徒歩1分
◯お車でお越しの方
ROKKO森の音ミュージアム駐車場(普通車:1000円)
※当日中に限り、「六甲高山植物園」や「六甲ガーデンテラス」でも利用可能な共通駐車券です。
= = = = =
【中止について】
野外公演のため、雨天・荒天の場合は公演を中止します。その際、チケットの払い戻しはいたしません。中止により公演をご覧いただけなかった方には、神戸六甲ミーツ・アート会期終了後に、本公演映像(又は公演チケットご購入者限定の特典映像)のリンクをお渡しいたします。ご了承ください。なお、神戸六甲ミーツ・アートの鑑賞パスポートは会期終了日までお使いいただけます。
日程
- 2025年9月27日(土)、28日(日)
時間
- 18時開演 (17時受付開始、17時45分開場)
会場
神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond
ミュージアムエリア 新池 (川俣正「六甲の浮橋とテラス Extend 沈下橋2025」 )料金
- ※本公演をご鑑賞いただくには、当日窓口で昼パスまたは昼夜パス及び公演チケットの両方のご提示が必要です。
※小人は4歳から小学生、3歳以下無料
◯前売
(公演チケット+鑑賞パスポート)
大人:昼パス付 6,000円/昼夜パス付 7,000円
小人:昼パス付 2,200円/昼夜パス付 2,700円
(公演チケットのみ)
※すでに鑑賞パスポートをお持ちの方
大人:3,500円 小人:1,000円
◯当日券
(公演チケット+鑑賞パスポート)
大人:昼パス付 7,500円/昼夜パス付 8,500円
小人:昼パス付 2,200円/昼夜パス付 2,700円
(公演チケットのみ)
※すでに鑑賞パスポートをお持ちの方
大人:4,500円 小人:1,000円
※公演中止の際のお知らせについては、神戸六甲ミーツ・アートの公式
WEBサイトと公式instagram、公式Xをご覧ください
ご予約
【アソビュー】https://www.asoview.com/channel/ticket/7gLA1zW7Lz/ticket0000043302
お問合せ
神戸六甲ミーツ・アート事務局
Tel 078-891-0048(平日のみ10:00-17:00)=====
公演及び公演チケットに関するお問い合わせ先→airk.haaymm@gmail.com
神戸六甲ミーツ・アート及び鑑賞パスポートに関するお問い合わせ先→rma-info@rokkosan.com
クレジット
神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond
【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
【開催期間】2025年8月23日(土)~11月30日(日)10:00-17:00 ※営業日・時間は会場によって異なります
【会場】ROKKO森の音ミュージアムほか
この記事に登場する人
やなぎみわ
神戸市生まれ、京都府在住。美術造形作家、舞台演出家。 1993年エレベーターガールをテーマにした作品で初個展、以後国内外で個 展多数。2009年第53回ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表作家。2011 年 より演劇活動を開始し、2016年以降は台湾製の特殊車両による野外巡礼劇 「日輪の翼」で各地をまわり、神戸の兵庫津では海上公演を行う。2021 年 には台湾語の歌劇、歌仔戯「アフロディーテ 阿婆蘭」を作演出。
2025年8月19日 時点
大宮大奨
身体の現在地を探し求め、長野県松本市の里山に移住。自然と寄り添う暮らしの中で、季節の移ろいや土の匂い、風の触れ方を身体に写し取り、日々の営みの中で生まれる“からだの声”に耳を澄ます。
日本に古くから伝わる郷土芸能や祭事に着目し、土地に根ざした身体のあり方を探求。伝統芸能に宿る“土着のリズム”と、現代の生活から湧き上がる身体知とをつなぐ、新たな表現の可能性を模索している。
2025年8月19日 時点
志人
独自の音声言語と韻律の探求により、声ならぬ聲で空紙-そらがみ-に新しき星座を編む地下の連歌師。音楽表現のみならず舞台芸術、古典芸能の語り部等、分野を超えた活動は多岐にわたり、言葉と音の源流を遡上する芸術活動を行なっている。
2025年8月19日 時点
MECAV
ドリーミーでデンジャラス!花火のように世界を彩るポールパフォーマー。
関西を拠点に国内外でショーに出演。キャバレーシーンから演劇公演、アートプロジェクト、寺院の法要など、枠にとらわれる事なくパフォーマンスを展開してきた。バーレスクパフォーマーとしても活動している。
2025年8月19日 時点
JanMah
国内外の多彩なアーティストと共演。ライブでは、新しいギター奏法を追求、未知の音、音楽を探求している。
主な参加作品・やなぎみわ「日輪の翼」、台湾のアーティストDong Giy氏の受賞アルバム「a method for capsaicinoid analysis」など。
2025年8月19日 時点
時宗踊躍念仏僧
時宗を開き、踊り念仏を各地に広めた鎌倉期の遊行僧一遍上人。
その示寂の聖地兵庫津にて、法灯を受け継ぎ精進と研鑽を積み重ねてきた僧侶の面々。
打ち鳴らす鉦の音と響き渡る念仏の声が、人々を踊躍歓喜の境地へと導く。
(写真左より、大阪市圓成院住職中根浩・明石市法音寺住職井上誠子・神戸市普照院住職小田義宗・神戸市薬仙寺住職後藤尚玄・神戸市長楽寺住職𠮷田心然・神戸市満福寺住職岩田尚登。)
2025年8月19日 時点
音遊びの会
2005年結成、知的な障害のある人、音楽家、美術家、ダンサー、福祉従事者ら総数50名による音楽プロジェクト。即興演奏を通じて音楽や福祉のあり方を模索しながら、ワークショップやコンサート等様々な活動を重ねている。2021年11月、大友良英プロデュースによる待望のスタジオ録音アルバム『OTO』リリース。
2025年8月19日 時点