dB Co-Production 2025 　Lucas Crew ダンス公演

キム・ミンス『손（Hands）』

Lucas Crewは、2021年に振付家 キム・ミンスによって設立された、20代の若手ダンサーによるコンテンポラリーダンス・コレクティブです。現代における身体、感情、そしてリズムの抽象性を基盤に、新たな表現の可能性を探究しています。

メンバーはドイツと韓国を拠点に活動するダンサーやクリエイターで構成され、韓国やヨーロッパのダンスフェスティバル、劇場との共同制作を通じて作品を発表してきました。

Lucas Crewの創作は、直感と反復から立ち上がり、構造と即興、動きと静寂、感覚と緊張が交わる瞬間に生まれます。私たちはその体験を通して、観客に新しい感覚を届けることを目指しています。

本作品『손（Hands）』は、人と人とを結びつける象徴としての「手」に焦点を当て、コミュニケーションの本質を探ります。
握手や手をつなぐといった身近な動作は、関係を築き、支え、確かめるための合図であり、手は感情を映し出し、触れ合いを可能にする重要な存在です。
社会が大きく変化し続ける今だからこそ、私たちは「手」を通して人間同士のつながりのあり方、その意味の変化を見つめ直します。

演出/振付　キム・ミンス

アシスタント　中村文音

ダンサー
ファン・チャンデ　　キム・ミンジ　　イ・ミングン
アン・ジヨン　　キム・ミンス　　中村文音

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サウンドデザイン：Sacul Werc　　衣装デザイン：キム・ゴン
ドラマトゥルク：Oskar Heyer　　ポスタービジュアル：ナム・スンジン

dB Co-Production とは

dB Co-Production は、若手ダンスアーティストの劇場上演機会を広げ、アーティスト自身の活動を発展させるためのプログラムです。アーティスト主催による自主公演やショーケースの実施を支援し、劇場の提供、広報協力、制作面での伴走を通じて、若手アーティストの持続的かつ精力的な活動を後押しします。このプログラムを通じて、アーティストが自らの表現を深め、観客との出会いを重ねながら成長できる場を提供します。