【下町芸術祭2025/共催公演】アユ・プルマタ・サリ『Tubuh Dang Tubuh Dut』

インドネシアの大衆音楽「ダンドゥット」に合わせて踊る観客の身体に着目した、アユ・プルマタ・サリ(ランプン/インドネシア)のダンス作品を日本初上演。企画者の中間アヤカも参加するトークなどの関連イベントも同時に開催します。
アユ・プルマタ・サリ『Tubuh Dang Tubuh Dut』
「ダンドゥット」はインドやマレー、アラブ、などの音楽が融合した、インドネシアで広く親しまれている大衆音楽のジャンルです。その歌い手の多くは若い女性であり、男性観客はそのリズムに合わせて身体を揺らします。アユ・プルマタ・サリは、「ダンドゥット」を楽しむ男性観客の身体の動きやグルーヴに着目し、再現することでパフォーマーと観客の視線を逆転させます。日本初演となる今回は関西ダンドゥット界の歌姫・ファイク・ヌル・マウリディタさんをお迎えした歌謡ショーのほか、企画者の中間アヤカも参加するアフタートークなどの関連イベントも同時に開催します。
『Tubuh Dang Tubuh Dut』
振付・出演:アユ・プルマタ・サリ
「ダンドゥット」歌謡ショー出演:ファイク・ヌル・マウリディタ
舞台監督:下村唯
音響:田中海一
照明:池本由樹菜
アフタートーク通訳:福岡まどか
※場内はオールスタンディング形式です
日程
- 2025年11月2日(日)
時間
- 17:00
会場
料金
- 一般 3,000円
学割 2,000円
長田区民割 2,000円
※各種割引をご利用の場合は、受付にて学生証や住所の分かる身分証等のご提示をお願いする場合がございます。 ご予約
クレジット
- 主催:中間アヤカ共催:新長田アートコモンズ実行委員会、NPO法人DANCE BOX
プロダクションマネジメント:柴田聡子
助成:公益財団法人全国税理士共栄会文化財団、公益財団法人 神戸文化支援基金、公益財団法人 セゾン文化財団
この記事に登場する人
Ayu Permata Sari
1992年、ランプン州北部のコタブミ生まれ。9歳の時より踊り始める。2000年からコミュニティで育まれて来た文化を継承するダンス・スタジオに現在も参加する。2010年〜2014年、ジョグジャカルタにあるインドネシア芸術大学(ISI)にてダンスを学び、振付を専攻。2014年〜2016年に修士過程でさらに追求する。2017年に、彼女の実践を刺激し支えるために、Ayu Permata Dance Companyを設立。ベルギー、マレーシア、シンガポール、ドイツ、スイス等の国内外の様々なプロジェクトに参加する。
2023年4月6日 時点
中間アヤカ
別府生まれ、神戸在住。英国ランベール・スクールでバレエとコンテンポラリーダンスを学んだ後、文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加。これまでに黒沢美香、木村玲奈、contact Gonzo、チェルフィッチュ等の作品に出演。 ダンサーとしてキャリアを始め、近年は自身の作品創作にも積極的に取り組んでいる。2019年にArtTheater dB Kobeにて初演した中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』は、TPAM国際舞台芸術ミーティングin横浜、KYOTO EXPERIMENT、クンステン・フェスティバル・デザール、ポンピドゥ・センター等で上演を重ねる。 「ダンスとしか呼ぶことのできない現象」を追い求め、それが現れる瞬間を他者と共有するための「仕掛け」を創り出すことに挑戦している。 2018-2020年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。第16回(令和4年度)神戸長田文化奨励賞受賞。セゾン文化財団2024年度セゾン・フェロー。 神戸市長田区の木造長屋を改装したパフォーマンスとミーティングのためのスペース「house next door」オーナー。
2024年6月10日 時点