飯川雄大
美術家
1981年兵庫県神戸市生まれ。2007年から〈デコレータークラブ〉の制作を始める。鑑賞者が作品に能動的に関わることで変容していく空間や物が、別の場所で同時に起きる事象と繋がっているインスタレーション作品《0 人もしくは1 人以上の観客に向けて》、誰かの忘れ物かのような《ベリーヘビーバッグ》、全貌を捉えることのできない大きな猫の立体作品《ピンクの猫の小林さん》など、鑑賞者の行為によって起きる偶然をポジティブにとらえ、見るものに思考を誘発しながら展開していく作品を制作。
主な展示に、「デコレータークラブ ─0人もしくは1人以上の観客に向けて」(千葉市美術館 つくりかけラボ04、2021年)、「デコレータークラブ ─知覚を拒む」(高松市美術館、2020年)。グループ展「感覚の領域今、「経験する」ということ」(国立国際美術館、2022年)、「デコレータークラブ メイクスペース、ユーズスペース」(兵庫県立美術館、2022年)、「デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(彫刻の森美術館、2023年)
2023年4月13日 時点