【アーカイブ映像配信】歩く速度で試行する、ダンスと劇場と地域との映像記録集
EPAD2022 / 文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業を契機に、DANCE BOXの活動映像を公開するプラットフォームをつくりました。過去作3作品と、今年度に新たに上演した2作品の計5作品を一挙に配信いたします。
以下、URLよりご覧ください。
https://vimeo.com/dbvideoplatform
ラインナップ
・新長田アートマフィア2022 実録『マフィアの妻たち』(2022年)
・Mi-Mi-Bi ドキュメンタリー『あたらしい言葉』(2022年)
この記事に登場する人
新長田アートマフィア
神戸市長田区の新長田地域を中心に独自の拠点を運営しながら、表現活動を支援する人々の集合体です。各々の拠点は、病院、クライミング・ジム、古民家、コミュニティ・スペース、多世代シェアハウス、アトリエ、事務所、劇場、自宅のように用途も属性も多岐にわたります。
注)マフィアと称していますが、本当のマフィアではありません。
2023年4月7日 時点
Mi-Mi-Bi
社会や暮らしのなかに障害を覚える身体のパフォーマーを含む、ダンスカンパニーMi-Mi-Bi(みみび)。2022年、文化庁とNPO法人DANCE BOXが主催するプロジェクト『こんにちは、共生社会』をきっかけにカンパニーを結成する。同年9月豊岡演劇祭フリンジセレクションに選出され行った旗揚げ公演『未だ見たことのない美しさ』上演。その創作のプロセスを追ったドキュメンタリーも、映像作品・映画として公開され話題を呼んだ。そのほか、ゲーテ・インスティトゥート×Festival Theaterformenの共同プロジェクト「A Gathering in a better world」にてプログラムディレクターを務めるなど、国内外から注目されている。メンバーそれぞれがナビゲートするワークショップや支援学校でのアウトリーチなど、それぞれに異なる身体性と感覚と独自の世界の捉え方などを重要視しながら、活動を展開している。
▶︎ ウェブサイト『こんにちは、共生社会(ルビ:ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)』
2024年5月10日 時点
筒井潤
演出家、劇作家。公演芸術集団dracom(ドラカン)リーダー。2007年、京都芸術センター舞台芸術賞受賞。2014〜16年セゾン文化財団シニアフェロー。
dracomとして、サウンド・ライブ・トーキョー2014、NIPPON PERFORMANCE NIGHT(2017、19年、デュッセルドルフ)、東京芸術祭2019ワールドコンペティションなどに参加。
また個人の活動として『新長田のダンス事情』『滲むライフ』等のDANCE BOX主催事業に多く関わるほか、アートツーリズム・プロジェクト『Silent Seeing Toyooka』(城崎国際アートセンター)の演出やルリー・シャバラ『ラウン・ジャガッ:極彩色に連なる声』(KYOTO EXPERIMENT 2021)の空間演出を担当。他にも山下残振付作品、マレビトの会、KIKIKIKIKIKI、維新派、akakilike、ホー・ツーニェン、荒木優光などの公演や作品に参加。様式やジャンルを問わず活動を行っている。
2024年6月17日 時点