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【レポート⑥】国内ダンス留学@神戸 for TEENS

国内ダンス留学@神戸 for TEENS とは・・・

202484()から10()7日間、DANCE BOX / ArtTheater dB KOBEを拠点に、8種類のダンスワークショップと 公演に向けた作品づくりを行ないました。6期目となった今年度は10歳から16歳の通し参加者12名と、5歳から12歳まで の単発参加者6名の計18名が参加。素直で、個の強さが光る瞬間や互いに刺激し合う瞬間が多く、とても濃密な7日間を送りました。

▶︎ 国内ダンス留学@神戸 for TEENS【旧子どもダンス留学】についてはこちらから

2024年8月9日 スケジュール

・中村俊&武井琴「クリエーション・リハーサル」
・ゲネプロ

 
 


 
 
早くも「国内ダンス留学@神戸 for TEENS」は6日目を迎えました。そして明日は本番です。まだまだ良くなる!と個々に稽古したり、研究したり、考えたり。ギリギリまで、みんなでもっと良い作品を届けようと、テクニカルチームも交えてリハーサルを行いました。
 
 

クリエーション・リハーサル

いよいよ本番が明日に迫り、今日は朝10時からリハーサルでした。
午前中、劇場ではテクニカルの仕込みが続いていたため、ダンサーたちは近くのふたば学舎でリハーサルを行いました。
目覚めたばかりの身体を温めながら、シーンの頭から変更点を確認していきます。子どもたちのアイデアや日々メキメキと伸びるステージ力に応じて、振付も日々進化していっています。ダンサーそれぞれが無意識に自分の限界を超えて、未知の景色を見に飛び込むその瞬間を、大きく手を広げて待ち受けるような作品になりました。また、これまで即興ベースで進めてきたパートを、ダンサーそれぞれが組み立てて振付を決める時間もありました。クラスで学んだ動き、自分の得意な動き、これまでのダンス留学で得た様々な発見を詰め込みながら「自分の身体の歓ぶ瞬間」を掴みとり振り付けに落とし込む姿は本当に輝いていました!
午前中のラストには、2チームに分かれてお互いの踊る様子を見合いました。いったい周りのみんなはどんなふうに踊っていて、見つけた他のダンサーの良いところを自分の踊りにはどんな風に活かせるのか、初めの頃には見られなかった真剣な表情、熱い目線が交じり合う、素晴らしい緊張感が空間に広がっていました。(すずの)
 
 
 

ゲネプロ

午後には、客席が組まれ音響・照明などのテクニカルも仕込まれた本番仕様の劇場に、子どもたちが初めて足を踏み入れました。クリエーションをしていた場所とは全く異なる表情の劇場に驚きと興奮を覚える子どもたち。客席に座って、自分たちを照らす照明や、マイクを通した足音がどんなふうに聞こえるか等も確認しました。(すずの)

照明や音響の効果を客観的に確認したところで、ゲネプロの時間です。子どもたちはここではじめて本番とほとんど同じ状態を経験することになりました。逸る気持ちを隠せないながらも冷静に舞台を見つめるその様子は、まさにダンサーと呼ぶにふさわしい出で立ち。少々のアクシデントもありましたが無事ゲネプロを終え、明日はいよいよ本番です。(ひびき)

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