国内ダンス留学とは?
- 振付家
コース - "振付"について、ダンスという特化された表現の中だけで思考するのではなく、歴史の軸や地軸の地図を拡げ、多様な問いかけを重ねていくような数々の場を通して、捉え直し、試行していきます。また、同時にダンスという表現形態であるからこそ立ち上げ得る可能性を追求します。基本的には<他者を振付ける>ことをベースに進めます。
- ダンサー
コース - ダンサーとしてのスキル・表現力を磨き、表現の可能性を切り開くこと、そして振付を読み解く力をつけることを目的にします。また8ヶ月にわたって、日常的に身体を探求し、練磨し続けることを通して、ダンサーとしての日々の身体のコンディションを調整するための自らの方法を見つける機会となることを目指します。
- 制作者
コース - おもにコンテンポラリーダンス公演やワークショップを制作していくことを基軸に、舞台芸術が現代社会の中でどのように根付き、息づいていくことが可能か、共に思考していきます。表現が立ち上がる現場に立ち会い観察することから始め、数々の現場を通して実践してく中で、制作のイロハを学びます。
※2013年6月4日現在の予定です。今後、変更がある場合があります。
クラス | 講師名 | 振付家 | ダンサー | 制作者 |
制作講座「ダンスが言葉を越えるって本当?」 | 丸岡ひろみ(PARC) | ● | ● | ● |
制作講座「そもそも演劇の制作って何をしてる?」 | 伊藤達哉 | ● | ● | ● |
制作講座「美術館における広報から」 | 西山有子 | ● | ● | ● |
制作講座 (一般公開なし) | DANCE BOXスタッフ | ● | ● | ● |
英語「英語:今ある語彙だけで喋る方法」 | 塚原悠也 | ● | ● | ● |
振付理論と実践「ダンスはダンスである」 | 北村明子 | ● | ● | |
振付理論と実践「拘りを形にするためのアプローチ」 | 岩淵多喜子 | ● | ● | |
「ワークショップ:振付の概念とその拡張」 | 武藤大祐 | ● | ● | |
野外パフォーマンス「太陽ともに踊る」 | 中西ちさと | ● | ● | |
ドラマトゥルク | タン フクエン | ● | ● | ● |
演出「演出というより、企み」 | ウォーリー木下 | ● | ● | |
照明講座「振付家とともに考える照明プラン」 (一般公開なし) | 三浦あさ子 | ● | ● | |
音響講座「音・音響・ダンスと音の関係性から」 (一般公開なし) | 西川文章 | ● | ● | |
特別WS「ダンスの襞」 | 黒沢美香 | ● | ● | |
特別WS「もっと絞れるでしょ」 | セレノグラフィカ | ● | ● | |
即興 | 東野祥子 | ● | ● | |
舞踏「からだを創造する」 | 大野慶人 | ● | ● | |
舞踏「身体と意識」 | 鈴木ユキオ | ● | ● | |
お能 | 笠田昭雄 | ● | ● | |
GAGA | 鞍掛綾子 | ● | ||
制作講座 (一般公開なし) | 大谷燠、横堀ふみ 等 | ● | ||
課外企画「東京研修」(※1) | 希望者のみ (※実費にて参加) |
※1 今年度より特別プログラムとして11/28~12/1(予定)に「東京研修プログラム」を実施します。
「フェスティバル/トーキョー」を中心に、東京で開催されているプログラムを観賞、もしくは参加いたします。(希望者のみ実費での参加。)
レギュラークラス(2013/8/5~2014/3/6) | 講師 | 振付家 | ダンサー | 制作者 |
バレエ | 三林かおる | ● | ||
コンテンポラリー | 岡登志子 | ● | ||
HIPHOP | HIRO | ● |
特記事項
●全てのクラスは出欠をとります。各クラスの出席数が規定に満たない時点で、受講を継続することが出来ない場合があります。
●振付家コースとダンサーコースの受講者は他のコースを受講、制作者コースの受講生は全クラスを見学することが可能です。
●それぞれのクラスは、定員数に達するまで一般参加受講も受け入れます。
(一般参加者の受講可能人数は、クラスによって異なります。随時、DANCE BOXのFacebookとTwitterにてお知らせします。)
2013年7月末から2014年3月までの約8ヶ月間、プロの振付家/ダンサー/制作者として活動してくことを志す人を対象に、実践および座学を通して様々なアプローチから<学び>、その後<作品づくり>に取り組み、<上演する>までの一連のプログラムを、劇場を拠点に実施します。 「国内ダンス留学@神戸」は、昨年度の2012年8月に創設しました。この度、2期生を募集いたします。
<振付家コース><ダンサーコース>の参加者にとっては、日常的に腰を据えてダンスに取り組み続ける場、そして無数のトライ&エラーを重ねることのできる場です。主体的にこの場に関わり、自らの場として形成していくことを目指す人を募ります。そして、第2期では、新たに<制作者コース>を設けます。アーティストと協働しながら活動や公演をつくることを志向し、舞台芸術を取り巻く環境の向上や、現代社会における身体表現がもつ可能性について共に考えていくことのできる人を募ります。
ほぼ全てのプログラムを<劇場>で実施することが当プログラムの大きな特徴です。ダンスボックスが切り盛りしている様々な現場に立ち会うことも含めて、劇場機能を最大限に使いながら、当プログラムに取り組んでください。