小松菜々子オープンリサーチ “読書会”
\\一緒に”居れる”時間を作ってくれる方募集//
小松菜々子(2022年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト)による2023年2月4日・5日の単独公演に向けて、〈読書会〉と〈オープン・リサーチ〉を行います。
毎月、日々の稽古場を開くように開催していきます。どうぞお気軽にご参加ください。
※〈読書会〉では、伊藤亜紗著『どもる体』(シリーズ ケアをひらく|医学書院)を読みます。出来る限り、著書をご持参の上、お越し頂けましたら幸いです。
〈読書会〉
日程:
8月7日(日)10:00-12:00
9月11日(日)14:00-16:00
10月2日(日)10:00-12:00
10月9日(日)14:00-16:00
※11月以降のスケジュールは調整中です
◇◇◇
ダンスボックスでわたしと一緒に一つの本を読んでくれる人を募集します。一緒に声に出して文章を読んでくれませんか?
これは私にとって、誰かと一緒に”居る”ことができるとっておきの方法です。初めましての人も、久しぶりの人も、よく会うけどそんなに話したことない人ともできちゃうし、ちょっと相手のことも知れちゃう、魔法の本の時間だと思っています。
声がうまく出なくても大丈夫。日本語がスラスラ読めなくても大丈夫。赤ちゃんを連れてきても大丈夫(泣いちゃっても大丈夫。)みんなが読むのを聞くだけの人がいても大丈夫です。
私事ですがこの街に引っ越してきて一年が経ちます。最近、アンコラージュという中・軽度の障害を持った人たちの職業訓練校のスタッフをしていて、かたやダンス留学の同期の友達はハッピーの家という多世代型シェアハウスによく出入りしています。
全然違う人たちが何となく一緒に”居れる”場所がこの街にはある。
わたし、そういうのにすごく助けられてるなぁって思うんです。アンコラージュでもスタッフなのに、たくさん助けてもらってる。
だからダンスボックスと一緒に何がしたい?って聞かれた時に、「絶対に読書会!」って即答しました。ただ、誰かと一緒に”居れる”時間を作ってみたい。
帰り道にダンスボックスに寄って、みんなと本を読むイメージ。寄り道する感覚で参加してもらえたらな、と思います。
小松菜々子
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小松菜々子
横浜市出身/神戸市須磨区在住。
心が動かされることや思考が振付られることをダンスと捉え身体感覚の拡張をモチーフに作品を制作。自分自身を宇宙の地学的混合物の表出の一つととらえ、自分も身体と天体的構造の交換可能性をパフォーマンスする。青木尚哉を師事。山田うん、垣尾優、井手茂太、梅田宏明、森山未來の作品にダンサーとして参加。
振付作品
『モザイク』/DanceBox(Kobe,2022) (c)junpei iwamoto
『Border』/Aoyama Spiral Hall(Tokyo,2019) (c)HATORI Naoshi
日程
- 2022年8月7日(日)、9月11日(日)、10月2日(日)、10月9日(日)
時間
- 8月7日・10月2日 10:00-12:00
9月11日・10月9日 14:00-16:00 会場
ArtTheater dB KOBE
料金
- 無料
予約不要、飛び込み参加歓迎! 対象
- どなたでも
クレジット
NPO法人DANCE BOX
この記事に登場する人
小松菜々子
自分自身を宇宙の地学的混合物の表出の一つととらえる。”結合する身体”をモチーフに自らの存在を媒介してその場に居合わせたもの同士の繋がりを振り付ける。
今までに余越保子、山田うん、垣尾優、梅田宏明、森山未來の作品にダンサーとして参加 。
2022年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。
自身の振付作品に劇場と街を地続きに繋ぎ”共有地”として提示する『あわいにダンス』 @ArtTheater dB KOBE(Kobe, 2023)/観客の身体を観客が観察する『Border』@Aoyama Spiral Hall (Tokyo, 2019) など。
2023年4月10日 時点