小松菜々子 単独公演『あわいにダンス』
「踊りながら作った料理を食べると、食べた人も思わず踊りたくなる」
わたしたちのからだは沢山の誰かからの頂き物や偶然出逢ったもの
(食べ物|言葉|洋服|人との関係性etc)に満ち溢れています。
一人分じゃない、沢山の人達が交差する継ぎ接ぎのような身体感覚。
思いもよらない発見もあれば、自分自身を上手く乗りこなせなかったり。
そんなじぶんを包む一番外側の皮膚の感覚に耳を傾けてみる。
一人のからだの中にある、だれかとの間にある、行き交う道の上に起こっている、
そんなダンスを見つめます。
小松菜々子(DANCE BOX2022アソシエイト・アーティスト)
小松菜々子『あわいにダンス』
日程:2023年2月4日(土)・5日(日)
集合時間:両日とも 14:00 | 14:10 | 14:20
※お好きな集合時間を選んで下さい。(定員:各回20名程)
※小グループのツアー形式でArtTheater dB KOBEへ遊歩します。
※1時間後、自由解散の予定です。
集合場所:アトリエKOMA
(兵庫県神戸市長田区駒ケ林町2丁目2−3)
※JR・地下鉄「新長田駅」から徒歩15分
※地下鉄海岸線「駒ケ林駅」から徒歩5分
『あわいにダンス』特設note
公演にまつわるインタビューや本の紹介、アーティストからのコメント紹介の記事を毎日更新中です!
https://note.com/awai_ni_dance/
公演クレジット
振付・演出:小松菜々子
振付コラボレーター・出演:川崎萌々子、藤田彩佳
ツアーコンダクターの皆さん:秋田乃梨子、石山樹野、内田結花、おとい、楠田東輝、朱繊雨、雀野ちゅん、中根千枝、中村風太、ヨーコ、阪下滉成、渡辺祥弘、筒井潤
ドラマトゥルク:眞鍋隼介
舞台監督:小林勇陽
舞台美術:新井海緒
照明:三浦あさ子、森田智子
音響:西川文章
イラスト:根本祐杜
宣伝美術:森脇康貴
制作:横堀ふみ
日程
- 2023年2月4日(土)、2月5日(日)
時間
- 両日とも 14:00 | 14:10 | 14:20
会場
集合場所:アトリエKOMA
料金
- 一般 2,200円
割引 1,500円(長田区民・会員・U25・障がい者・介護者・65歳以上)
小・中学生 500円
未就学児 無料
※当日は各500円増し ご予約
WEB、電話、メールにてご予約を承ります。
▶︎WEB チケットサイト peatix
▶︎TEL 078-646-7044(NPO法人DANCE BOX)
▶︎MAIL info@db-dancebox.org(NPO法人DANCE BOX)クレジット
主催 : 文化庁、NPO法人 DANCE BOX
企画・制作:NPO法人 DANCE BOX
文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」国内ダンス留学@神戸8期+
会場提供&協力:福祉事業型専攻科 エコールKOBE
この記事に登場する人
小松菜々子
自分自身を宇宙の地学的混合物の表出の一つととらえる。”結合する身体”をモチーフに自らの存在を媒介してその場に居合わせたもの同士の繋がりを振り付ける。
今までに余越保子、山田うん、垣尾優、梅田宏明、森山未來の作品にダンサーとして参加 。
2022年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。
自身の振付作品に劇場と街を地続きに繋ぎ”共有地”として提示する『あわいにダンス』 @ArtTheater dB KOBE(Kobe, 2023)/観客の身体を観客が観察する『Border』@Aoyama Spiral Hall (Tokyo, 2019) など。
2023年4月10日 時点
川崎萌々子
奈良県出身/在住。ひろせバレエ所属。
広瀬貴子に師事。
神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻卒業。在学中は、島崎徹、針山絵美らのもとでコンテンポラリーダンスや、マーサ・グラハム・テクニック、GAGAなどを学ぶ。
2020年よりMNTマリナツキテロワール所属
2021年NPO法人DANCE BOX「国内ダンス留学@神戸」7期に奨学生として参加
近年では、垣尾優、井手茂太、森山未來、堀川美和らの作品にダンサーとして出演。
2023年4月3日 時点
藤田彩佳
5歳よりクラシックバレエを始める。
ルードラベジャールバレエ学校でバレエ、グラハムテクニック、音楽や剣道を学ぶ。ポルトガルのkale companhia de dancaに所属し帰国後noismに準メンバーとして在籍。現在関西を拠点に活動。
島地保武、児玉北斗、ジゼルヴィエンヌ等の作品に出演。
2023年3月23日 時点
秋田乃梨子
広島県出身、神戸市長田区在住。桜美林大学芸術文化学群卒業。在学中は木佐貫邦子、北尾亘振付の作品に出演。(劇場でダンサーとして踊ることに熱中。) 大学卒業後、神戸市に移住。身体が動く前の心の揺らぎや、身体感覚を伴う経験の記憶をダンスと捉える。それらを身体やそれ以外のものを介して空間に立ち上げられるのではないかと考え、踊り、振り付ける。
2023年3月19日 時点
石山樹野
1999年11月18日北海道恵庭市に生まれる。
幼少期は典型的な落ち着きのないやんちゃっ子。
介護付きシェアハウスはっぴーの家ろっけんにて介護士として働きながら、大阪や神戸のエンターテイメントの舞台に立つ。2021年には「国内ダンス留学@神戸」7期生として、コンテンポラリーダンスを学ぶ。11月には自身の挑戦として、生誕祭を劇場を借りて100人規模のイベントを開催。
人の死を経験していくことで体感する「生きること」が表現にどう響いていくのか追求しながら、自身の人生と身体を更新するため活動中。
2023年3月14日 時点
内田結花
ダンサー・振付家。上演環境や状況に振り付けられる身体をテーマに、屋内外のあらゆる場で自作品を発表。主な作品に、『暮らしのシリーズ』(2019〜23年)、『Along a long ARIMA』(2021年、六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2021)、『ニュー・フィールドワーク』(2023年、下町芸術祭 / 2024年、KYOTO EXPERIMENT)などがある。2022年より「こんにちは、共生社会(ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)」協働メンバーとなり、ダンスカンパニーMi-Mi-Biの立ち上げ当初から関わる。文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」2期修了。国内外の多様な振付家や作家の作品に多数出演している。
2024年9月12日 時点
おとい
居る人。聴く/聴こうとする、場をひらく/ひらいておく、人や在るものといる。世界はかなしみの海と漁火。引き受けていくこと。
あるものが生きる、生かされる、見い出し、見い出される世の中に。
人がその人としていられること。一人ひとりが、共に、「わたし」の世界を面白く。誰もが持つ「はたらき」によって、人がその人にとって必要な生きる要素の巡りの中にいて生きていける社会に。
円坐、影舞、未二観が生きること。それらを基底に、様々な人との1on1やリフレクティング、弱くある人との会話を、小さなチームへの研修の類を、対価は形や時間や方位を問わずで届けること。船橋と津南の家や土地をみんなのあそびの一つとして次へ継ぐこと。遊びと学びの分かち合い。体力気力情報処理能力少なく薄く浅く生きてます。
屋号は “あそびのあひだ” 。最近の呼びかけは「すぅ、は~、そして声が聞こえる、」。
映画『人生、ここにあり』『隣る人』『ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ』
心の中にはロックとパンクを
2023年3月18日 時点
阪下滉成
1998年10月1日
兵庫県神戸市に産まれ、育ちました。
20歳の頃
恩師に貸してもらった一眼レフをきっかけに写真をはじめました。
時に自分を死者と見做し
過去、未来、空想、
色々な視点から今を慈しみ
空間に溶けこみ
風景を標本にする様に
自分のまなざしを遺しています。
夢の中でも時々写真を撮ります。
仕事では舞台芸術や家族写真、アーティスト写真など
記録撮影を主に活動しています。
2023年4月3日 時点
雀野ちゅん
関西在住。2010年大学にて演劇に足を踏み入れ、卒業後も役者として舞台に出演。2016年うんなまに加入。ことばを食べる感覚、ここに在る実感をもとに役を立ち上げる。身近にいる野鳥をみるのがすき。出演作品/うんなま『ANCHOR』(2021)、演劇創造ユニット フキョウワ『売り言葉』(2019)、劇団不労社『忘れちまったいきものが、』(2019)
2023年3月18日 時点
筒井潤
演出家、劇作家。公演芸術集団dracom(ドラカン)リーダー。2007年、京都芸術センター舞台芸術賞受賞。2014〜16年セゾン文化財団シニアフェロー。
dracomとして、サウンド・ライブ・トーキョー2014、NIPPON PERFORMANCE NIGHT(2017、19年、デュッセルドルフ)、東京芸術祭2019ワールドコンペティションなどに参加。
また個人の活動として『新長田のダンス事情』『滲むライフ』等のDANCE BOX主催事業に多く関わるほか、アートツーリズム・プロジェクト『Silent Seeing Toyooka』(城崎国際アートセンター)の演出やルリー・シャバラ『ラウン・ジャガッ:極彩色に連なる声』(KYOTO EXPERIMENT 2021)の空間演出を担当。他にも山下残振付作品、マレビトの会、KIKIKIKIKIKI、維新派、akakilike、ホー・ツーニェン、荒木優光などの公演や作品に参加。様式やジャンルを問わず活動を行っている。
2024年6月17日 時点
中根千枝
兵庫県在住、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)美術工芸学科染織テキスタイルコース卒業。2014年「国内ダンス留学@神戸」2期ダンサーコース修了。以降東京にてソロ作品を発表。井手茂太、岡登志子(アンサンブル・ゾネ)などの振付作品やパフォーマンスに出演。2019年より内田結花と「暮らし」シリーズを協働制作。
2023年3月19日 時点
中村風太
/FUKAFUTA
2009年より楽曲制作を開始
2018年に個展を自主開催する
2020年から可能な限り動物利用を避ける「ヴィーガン」のライフスタイルを実践
脱・動物利用を訴える啓発デモへの参加やSNS・楽曲配信など、様々な活動を通し
どうぶつ解放と、その先にある
ヒト解放を目指し、芸術運動を行ったり
行ってなかったりする、、、楽しそうでしょ?
Instagram:@lg_for_animals
Twitter:@XfvYb
2023年3月19日 時点
ヨーコ
東京で舞台を中心に役者として活動
紆余曲折経てシャーマン活動へ
全国を呼ばれるまま放浪し各地で演劇WS、舞奉納、祈りを行う。
横浜テーマの短編映画『life works/グッドモーニング』出演
MV・企業案件出演。
2023年4月7日 時点
小林勇陽
兵庫県豊岡市出身。NPO法人プラッツに7年間在籍し、豊岡市民プラザ、城崎国際アートセンターのテクニカルスタッフを経て独立。京都府へ移住、フリーランスの舞台監督として演劇・ダンス・インスタレーションなどジャンルを問わず活動中。
2023年3月14日 時点
新井海緒
兵庫県出身
2019年より東野祥子に師事。
学童期は学校よりも病院にいる時間が長く、17歳から支援団体の立ち上げに参加。そんな経験から福祉ではない不登校児などへのサポートや社会と繋がれる場を模索している。小児科医とタッグを組んで病院などでのアウトリーチもしていく予定。
一生を共にする身体が故郷と捉え【身体を住みよくする】をテーマに、呼吸や皮膚に注目した踊りのリサーチを進める。今夜熟睡する為に踊っている。
2023年4月5日 時点
三浦あさ子
1996年ダンスボックス発足時より照明アシスタントとして関わり、2002年からはダンスボックスの照明チーフとして主催公演などの照明デザインを担当している。
タイのPichet Klunchun Dance Company作品や現代美術家・束芋の舞台作品「Tangled Drop」の照明デザインも手がける。
イラスト:いはらみく
2023年4月10日 時点
根本祐杜
1992年生まれ。千葉/東京在住。
2023年東京藝術大学博士後期課程卒業。
粘土を使って人や壺などを制作。東京、三ノ輪にある自宅「ソフトハウス」をアーティストランスペースとしても展開中。主な個展に「ナッシングアットオール」.Token Art Center.2021年「パーフェクト・オフィス」AOYAMA STUDIO164.2020年、ほか展覧会多数。
2023年4月7日 時点
森脇康貴
大阪府出身、神戸市長田区在住。立命館大学文学部哲学倫理学専攻卒業。在学中より演劇を始め、京都を拠点にミクストメディアな作品を発表し続ける劇団「安住の地」で俳優として活動中。
観客の想像を遠くまで連れていける身体の存在に強く惹かれ、「国内ダンス留学@神戸」に参加。見る人の心に「言葉や意味になる前の自分だけの風景」が立ち上がる現象を踊りと考え、街や生き物をモチーフに目に見えないその瞬間を表現することに挑戦している。
2023年4月3日 時点
横堀ふみ
神戸・新長田在住。劇場Art Theater dB神戸が活動拠点。ダンス・プログラムを中心に、ほぼ全ての作品/企画を新長田での滞在制作によって実施する。同時に、世界の様々な地域をルーツとする多文化が混在する新長田にて、独自の国際プログラムを志向する。新長田アートマフィア仕掛人・構成員。日越の文化芸術交流を目指したユニット「VIAN」メンバー。京都市立芸術大学非常勤講師。
photo by Junpei Iwamoto