【ダンス・トライアル】
下村唯キュレーション「ダンスの行方 ~みんなでダンス作品に点数をつけてみる~」
出演アーティスト/団体募集
ダンス作品と、作品の作り手、受け手の適切な関係を考える「ダンスの行方 ~みんなでダンス作品に点数をつけてみる~」ショーイング公演を行います。
「芸術に点数をつけるのはあり?」「コンペって本当に必要なの?」「作品の感想って、みんなどんな感じで考えているの?」
ダンス作品はその抽象的な性質上、評価も曖昧になることがあります。さらに、作品が振付家やダンサーのアイデンティティーに強く結びついているため、作品の評価をしているつもりが、作品を飛び越えて直接振付家やダンサーの評価に向かうことがあります。
本公演では、3作のダンス作品を実際に鑑賞し、その作品ごとに観客全員で点数をつけてみて、それをきっかけに、「正解はない」とされるダンス作品、そしてダンスの見方を楽しく探求します。今回はその3作のうち、1作品を公募にて募集いたします!
「ダンスとは何か」「なぜ踊るのか」「大切なことは何か」
作り手はダンスを届ける際に、何を意識し、どこを見据えているのか。それが観客にどのように捉えられているのか。ダンス作品の楽しみ方を作家と観客が適切な距離感で共有し、ダンスの行方を共に追って行ければと思います。
公演日時:2024年3月22日(金)テクニカルリハーサル|3月23日(土)本番
公演会場:ArtTheater dB Kobe
募集対象作品:20分以内のダンス作品、40歳以下のダンサー/振付家、オンライン説明会に参加できる方
選考方法:オンラインでの企画説明の後、じゃんけんで決定
オンライン説明会日時:2024年1月8日(日)20:00~
謝礼:30,000円(源泉税・消費税・交通費込み)
「ダンス・トライアル」とは?
若手アーティスト/制作者がキュレーターとなり、3組のアーティストによる、作業灯の下で行うダンスショーケース。作品を発表/踊るだけでなく、終演後、観客やスタッフ、参加アーティスト同士のフィードバックやディスカッションなど交流の機会を設け、各々の作品やキュレーションのコンセプトを話し合い、お互いの活動内容や問題意識を知ることで、より強いダンスコミュニティの繋がりをつくることを目的とします。「ダンス・トライアル」では、作業灯の下で、既存の上演形態の囚われない新たな可能性を思考する作品やオルタナティブスペースを活用した作品などの上演を予定しています。
日程
- 2024年1月8日(月)*オンライン説明会
時間
- 20:00
会場
オンライン
料金
- 無料
対象
- 40歳以下のダンサー/振付家
定員
- 無し
ご予約
-
(締切:2024年1月7日(日)18:00)
お問合せ
NPO法人DANCE BOX
Email: info-db@db-dancebox.org
TEL:078-646-7044
クレジット
主催:NPO法人DANCE BOX
この記事に登場する人
下村唯
近畿大学文芸学部卒。コンテンポラリーダンスカンパニーSLEEPWELL代表。「すべての人と人が共生するための器としてのダンス」を掲げ活動。劇場など限定空間でしか生まれない、”人と人のつながり”を作品の重要な構成要素とし、観客との対話をそのまま作品に取り込む「ダンスコミュニケーション作品」を展開。また、3つの振付ソロ作品をダンサーひとりが一気に踊る「ひとをどる」など、独自のダンス企画も行なっている。
横浜ダンスコレクション2019コンペティション1にて、審査員賞(グランプリ)受賞。
2023年4月11日 時点