集中プログラム【B】青木尚哉・垣尾優・小松菜々子・内田樹・鞍掛綾子(国内ダンス留学@神戸11期)

11期アーティストとともに受講する一般参加者募集!
国内外で活躍する約20名のアーティスト等を招聘し、4週にわたり約140時間のワークショップや講座を集中的に実施する「集中プログラム」。
10月6日(月)〜10日(金)にかけて実施する集中プログラム【B】より青木尚哉さん、垣尾優さん、小松菜々子さん、内田樹さん、鞍掛綾子さんのワークショップ一般受講者を募集します。
いずれの講座も定員数に限りがあるため、ぜひお早めにご予約ください。
国内ダンス留学@神戸11期
集中プログラム全講座・日程などについては ▶︎ こちらから
集中プログラム【B】
期間: 2025年10月6日(月)〜10日(金)
時間: 9:30〜19:30の中で実施 ※途中休憩あり
講師/ファシリテーター: 青木尚哉、垣尾優、小松菜々子、内田樹、鞍掛綾子
【B】クラス内容
青木尚哉〈「ポイントワーク」集中講座〉
ポイントワークは、あなた自身の身体と身体感覚を尊重する新しいメソッドです。ジャンルやレベルを選ばないポイントワークは、既存のメソッドを解析するメソッドともいえます。今回の集中合宿では、基礎理論、補助理論の座学と実践ワークにより「知る→わかる→できる→伝えられる」までを目標に、認識と実感を伴った腑落ちを目指します。今後、身体を扱っていきたいアーティスト、指導者、ワークショップの企画者などに、是非受けていただきたい講座です。
日程: 10月6日(月)〜8日(水)
時間: 【10/6, 10/8】 10:00〜16:00 *途中休憩あり
【10/7のみ】 13:00〜16:00
料金: 【通し受講】14,000円
【単発受講】午前 2,500円、午後 3,500円
※学生割引:【通し受講】1,000円引 【単発受講】500円引
講師/ファシリテーター: 青木尚哉
垣尾優〈限りなく出鱈目に近い跳躍〉
作家村上龍氏のデビュー作『限りなく透明に近いブルー』。
このタイトルは確か、夜が明ける一瞬の事を指していたと思います。
今回、“でたらめさ”を、“此方から彼方への跳躍”として捉え、
全身で、でたらめってみる事を試みます。
これは、価値や判断の前提となる“フレーム” 、
自分を縛るあるいは守る“枠”についての考察でもあります。
いつの間にか、立つ。理由なく座る。所構わず寝る。気ままに叫ぶ。意味をでっちあげる。よく知らない人と仲良くする。誰かと踊るようにひとり踊る。客観視する。必然として存在する。
“コントロール”がバグって、“コ、ゴンとトローるレ”。そんな感じで、でたらめの先へ。
カオスが極まってなんだか秩序のよう。
跳んで、命の躍動を思い出せ。
たまには、でたらめ。でも遅刻厳禁。
日程: 10月9日(木)、10日(金)
時間: 13:00〜16:00
料金: 【通し受講】6,500円
【単発受講】3,500円/日
※学生割引:【通し受講】1,000円引 【単発受講】500円引
講師/ファシリテーター: 垣尾優
小松菜々子〈自分の歴史を立ち上げてみる〉
自分が生まれてから今日までの経歴を振り返り、それらを社会や政治と紐付けながら言語化を行います。自分の身体や自分の歴史をベースにパフォーマンスのアイディアをリサーチし、最終日には短いショーイングを目指します。
日程: 10月6日(月)、7日(火)、10日(金)
時間: 17:00〜19:30
料金: 【通し受講】7,000円
【単発受講】2,500円/日
※学生割引:【通し受講】1,000円引 【単発受講】500円引
講師/ファシリテーター: 小松菜々子
内田樹〈合気道〉
合気道は植芝盛平先生によって大正年間に創始された近代武道です。試合がなく、相対的な強弱優劣を論じません。一人一人が蔵している生きる知恵と力を最大化するための技法の体系です。アーティストにはアーティストの合気道があります。稽古を存分に楽しんでください。
日程: 10月9日(木)
時間: 9:30〜11:30
会場: 凱風館
料金: 2,500円/日 ※学生割引:500円引
講師/ファシリテーター: 内田樹
鞍掛綾子〈Listening Body〉
ダンスのテクニックの根底には身体自体をどのように内側から扱うかというベースが大切です。このクラスでは、Gagaの手法をもとに身体の感覚に注意を向け観察し、動きの選択肢を増やしながら感覚能力を高めることを目的とします。細胞レベルの動きから最大限の動きまでの可能性を変容させる。身体の声は自分が思っている以上のことを本当はわかっているはずです。
日程: 10月10日(金)、12月8日(月)、12月19日(金)
時間: 10:00〜12:00
料金: 2,500円/日 ※学生割引:500円引
講師/ファシリテーター: 鞍掛綾子
※集中プログラム【B】【C】【D】にて開講
日程
- 2025年10月6日(月)〜10日(金)
時間
- 9:30〜19:30
会場
ご予約
Peatix、またはお電話にてご予約ください。
・オンライン購入ご希望の方→ Peatix・当日劇場にてお支払い希望の方(現金のみ対応)
→ TEL:078-646-7044(平日10:00-17:00)
お問合せ
NPO法人DANCE BOX
お問合せフォーム電話: 078-646-7044
メール: info-db@db-dancebox.orgクレジット
「国内ダンス留学@神戸11期」
主催 : NPO法人DANCE BOX
企画・制作:NPO法人DANCE BOX
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:凱風館
この記事に登場する人
青木尚哉
振付家/ダンサー。zer◯代表。東京都あきる野市生まれ。幼少期には地元で祭囃子を習い、16歳よりダンスを始める。 noism(04~08) 、JAPON dance project(13~16)の活動を経て、自身主宰のダンスグループzer◯(12~)の立ち上げへと進む中、舞台芸術に定まらず、ダンスそのものの本質を求め活動中。人の身体の形や動きを自然現象と同じように観測する身体感覚メソッド「ポイントワーク」を開発し、劇場以外の社会でも「ダンスの活用」を模索する。音楽、建築、福祉、教育、保育のフィールドで協働を進める。西岡・福谷バレエ団(京都)にてアドバイザー、振付家に就任。
2024年5月22日 時点
垣尾優
モダンダンスや大野一雄の舞踏などに強く影響を受けながら、音楽や哲学、映画やストリートカルチャーなどの現代の様々な分野の表現にも影響を受け、独自に解釈し身体化した動きに定評がある。
山下残振付作品『透明人間』、岡登志子主宰Ensemble Sonne作品、松本雄吉+ジュン·グエン=ハツシバ + 垣尾優共同制作『sea water』、砂連尾理振付作品『猿とモルターレ』、JCDN国際ダンス・イン・レジデンス・エクスチェンジ・プロジェクト 日本/フィンランド共同制作 エルビィ・シレン 及び 日本/米国共同制作ノーラ・チッポムラ日本滞在制作公演、等に出演。
2006年から2009年までcontact Gonzoとして活動。
FIDCDMX (メキシコ) ソロダンスコンペティションに選出 (2018) 。Dance Boxにて垣尾優ソロダンス『愛のゆくえ』 (2019) 、京都国際舞台芸術祭 2021 SPRINGにて『それから』を発表。京都精華大学非常勤講師 (2022 後期 表現研究II) 。
2023年4月16日 時点
小松菜々子
ダンサー・振付家。
劇場が作品や作家に占有されない開かれたものであるために、劇場とその街の入会地を探しながら作品制作を行う。
即興的に繋がる人と人のコレオグラフィーに興味を持ち、自身の家の一階を本屋兼オルタナティブスペース兼公園(空地文庫 2024-)として開く。
道端に花束を置いて顔の見えない誰かにプレゼントしたり(give me some skin projct 2021-)、ダンサーと地域の人を対象にした定期的な読書会を関西圏で開催している。
2025年5月8日 時点
内田樹
1950年生まれ、神戸で武道と哲学研究のための学塾凱風館を主宰。
主著に『レヴィナスと愛の現象学』、『日本辺境論』、『私家版・ユダヤ文化論』など。
近著に『レヴィナスの時間論』、『武道論』、『夜明け前(が一番暗い)』など。
2023年4月6日 時点
鞍掛綾子
1998年~2009年NY在住 2001年NY州立PurchaseCollege 舞台芸術学科舞踊専攻大学院卒業 MFA修得(Master of Fine Arts)。 1999年〜2004年スペインの国際振付コンクール(https://www.cicbuny.com/)の立ち上げ、審査員を務め、2021年よりWS講師、審査員メンバーとして招聘、現在に至る。NYだけでなく世界の若手振付家の発掘を目的にReverb Dance FestivalをNYで2005年に立ち上げる。2006年Gaga Japan設立、日本でGagaを広めるWSなどの開催を始める。神戸女学院大学舞踊科非常勤講師、京都女子大学非常勤講師、武庫川女子大学ダンス部外部コーチ
2025年5月11日 時点