DANCE BOX

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下町芸術大学「うたの系譜、長田で文化をつなぐこと」

概要
今回の“子守唄”のインタビューでは、オールドカマーからニューカマーの居住歴の異なる人々に出会いました。人々の移住に伴って、移動してきた文化が、どのように長田に根付き、変容していくのでしょうか。また、暮らしの中で「うた」や芸能がどのような役割をもっているのでしょうか。 “実践”と“研究”の視点から「トーク」と「実演」を展開します。

講師:
米野みちよ(静岡県立大学国際関係学部 教授)
米川宗夫(奄美諸島・徳之島 島唄歌手)
パクウォン(韓国伝統芸能 打楽器奏者)

日程:1月29日(土)15:30-17:30
会場:オンライン
参加費:無料

 

オンライン配信はこちら(申し込みは不要です)

 

絵本『神戸・長田のちいさな子守唄』完成記念トーク・プログラム

子守唄の記憶はありますか?

神戸市長田区は韓国・朝鮮、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、奄美諸島など、様々なルーツにつながる人々たちの集住地域です。同区に拠点を構えるNPO法人DANCE BOXの新しいプロジェクトが始まりました。

2021年7月〜12月に、神戸市長田区内やその近くに暮らす、アジアの地域にルーツのある9名の方に出会い、「子守唄」や、子守唄にまつわる思い出などを聞かせていただきました。そして、お聞きしたエピソードの一部や計10曲の歌詞を記録した、絵本『神戸・長田のちいさな子守唄』をつくりました。
絵本の完成を記念して、「読み聞かせ会&ワークショップ」と3つの「トーク・プログラム」を展開します。

 

講師紹介
パクウォン

コリアンパーカッショニスト。神戸市長田区生まれの在日コリアン3世。

学生時代から韓国伝統打楽器チャング(杖鼓)に携わり、阪神淡路大震災を契機に本格的に演奏活動を開始。国内外でライヴ・コンサートや各種イベント、学校公演など、多数行う。2006年、韓国と日本の芸能を遊合(融合)したグループ「親舊達チングドゥル」を結成。2015年、神戸市長田区に「スタジオ・長田教坊」を設立。

米川宗夫

鹿児島県徳之島に生まれる。昭和43年より本格的にシマ唄を始め現在に至る。シマ唄教室「ばしゃ山会」の主宰及び師匠を務める。これまで、地域コミュニティラジオ放送局「FMワイワイ 南の風」に6回出演したのをはじめ、各地のイベント等に多数出演している。また、執筆活動や講演活動も行っていて、著書『シマ唄のマオロ』『シマ唄ぬありまくりま』は研究冊子としても意義がある。(photo:Junpei Iwamoto)

米野みちよ

静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科教授。2011年にフィリピン大学社会科学哲学学部フィリピン研究プログラム博士課程修了。2000年代より、日本とフィリピン間の人の移動を多角的に調査し、その後、民族音楽学と移民研究の交叉点として、在日フィリピン人の音楽活動を参与観察している。

 

プロジェクト・メンバー:筒井潤、三浦万奈、横堀ふみ

主催:NPO法人DANCE BOX、独立行政法人国際交流基金 アジアセンター

協力:公益財団法人神戸国際コミュニティセンター

日程

2022年1月29日(土)

時間

15:30-17:30

会場

オンライン

料金

無料

対象

どなたでも

クレジット

主催:NPO法人DANCE BOX、独立行政法人国際交流基金 アジアセンター

協力:公益財団法人神戸国際コミュニティセンター

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