在住外国人の“文化権”について考える勉強会
日本で生きる人々にとっての「文化権(=文化的に生きる権利)」について、「日本国憲法」や「文化芸術基本法」にはどのように記されているのでしょうか。その中に、在住外国人は含まれているのでしょうか。
この勉強会では、在住外国人の“文化権”にフォーカスして、権利や制度の問題から現状や課題をあぶり出します。また在住外国人の出身文化や継承文化に接続することの必要性について捉える勉強会を行います。
吉富クラスでは、在住外国人の子ども達の教育現場からの視点から。中川クラスでは、日本の文化政策の視点からお話いただきます。
概要
日程:
2022年1月26日(水)11:00-13:00吉冨クラス/14:00-16:00中川クラス
会場:
・オンライン(要事前申し込み)
通信環境に不安のある方は、下記会場での受講も可能です。
※講師はオンラインで参加します。
・KICC(公益財団法人神戸国際コミュニティセンター)
(〒653-0036 兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目3−1 アスタくにづか1番館南棟 1階)
参加費:
500円(資料代として)
講師:
吉富志津代(名古屋外国語大学 教授/NPO法人多言語センター FACIL 理事長)
中川幾郎(文化政策学者/帝塚山大学 名誉教授)
講師紹介
吉富志津代
名古屋外国語大学 教授/NPO法人多言語センター FACIL 理事長
南米の領事館秘書を経て、1995年の大震災後は外国人救援ネットやコミュニティ放送局FMわぃわぃの設立に参加し、多言語環境の促進、外国ルーツの子どもの教育、外国人自助組織の自立などの活動に従事、これらを主な研究テーマとする。その他、兵庫県長期ビジョン審議会委員、FMわぃわぃ代表理事(2016.3まで)など
中川幾郎
帝塚山大学名誉教授、博士(国際公共政策)。地方自治論、行政学、都市政策、文化政策専攻。著書「地域自治のしくみと実践」「分権時代の自治体文化政策」など多数。自治体学会顧問、日本文化政策学会顧問、日本コミュニティ政策学会副会長、大阪府人事委員のほか、滋賀県、奈良県、堺市、奈良市、東大阪市、池田市、河内長野市、神戸市、近江八幡市、草津市、伊賀市、四日市市、高浜市、酒田市などの文化審議会、参画協働審議会、行財政改革審議会、総合計画審議会会長などを務める。
日程
- 2022年1月26日(水)
時間
- 11:00-16:00
会場
オンライン、KICC(神戸国際コミュニティセンター)
料金
- 500円(資料代として)
ご予約
件名を「1/26 勉強会申し込み」とし、
①お名前 ②メールアドレス ③お電話番号 ④参加講座 ⑤参加方法(オンライン/来場)
をご記入の上、info@db-dancebox.orgまでご連絡ください。クレジット
主催:NPO法人DANCE BOX
共催:独立行政法人国際交流基金 アジアセンター
助成:神戸市 まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援