ニューヨークを拠点に禅思想の影響を受けながら自身の活動を展開するダンスアーティスト。山崎広太に師事する一方、ジョン・ジャスパー、余越保子、ディーン・モス、 ニール・グリーンバーグ、ビッキー・シック、ラショーン+サイラスら、先鋭的な振付家の作品に参加。他、アーティストSIAとの共演、PRADA短編映画、舞台「ねじまき鳥クロニクル」、美術作品とのコラボレーションなど、多岐にわたる身体表現活動を行う。
’17年、米ダンスマガジン ベストパフォーマンス賞、’19年、現代芸術財団賞（FCA アワード）、2021-23年度、Danspace Project（ニューヨーク）レジデンスアーティスト。近年発表作品に、’22「エクソシストの反対語を探しながら、森の地図を描くこと」、’22「たとえば『未来からきた』とゆってみること」、’22「空（くう）のためのスコア／ゾンビのためのスコア」、’21「みんなで消えてみること」、’20「幽霊、他の、あるいは、あなた」（山崎広太との共同制作デュオ作品）。サラ・ローレンス大学、カリフォルニア大学デイビス校などでパフォーマンス・プロジェクトを牽引。現在、ベニントン大学（米バーモント州）専任講師、 担当講座に「不在のアート」など。Whenever Wherever Festival（東京）のキュレーション・運営チームに2019年より参加。