DANCE BOX

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子どもダンス留学@神戸2022

#これ踊りたかったやつ

「子どもダンス留学@神戸」は“劇場”という特殊な場所の特性を最大限に生かし、国内外の第一線で活躍するプロのダンスレッスンやリハーサルに挑戦する1週間。子どもたちにとって大きな飛躍となる、夏休みのスペシャルな人気プログラムです。

4回目となる今回は全員で受講するワークショップに加え、「創作」「伝統芸能・舞踊」等の内容においては7歳〜10歳までのジュニアと12歳〜18歳までのユースとコースを分けることで、年齢に沿ったワークショップ内容を実施しました。そして最終日に向け、一人ひとりの個性を発揮させ、ポップで愉快なダンス(表現)のスタイルを得意とするyummydance(ヤミーダンス)とともに作品を製作し、子どもたちが主役の、子どもたちがつくり上げるダンス作品を上演しました。

期間

2022年8月15日(月)~21日(日)

会場

ArtTheater dB KOBE他

料金

7日間通し:30,000円 (税込、受講料、配布資料代、スポーツ安全保険料を含む)

 

子どもダンス留学@神戸2022 成果公演『何が起こっているの?』

出演:子どもダンス留学@神戸2022 参加者 12名
振付:yummydance、伊豆牧子、子どもダンス留学@神戸4期生
演出:yummydance、伊豆牧子
構成:yummydance

  

特設WEBサイト:https://danceryugaku.wixsite.com/children2022
(写真:岩本順平)

1週間レポート:https://danceryugaku.wixsite.com/children2022/report

   

参加講師一覧
作品振付:yummydance(ヤミーダンス/合田緑・高橋砂織)、伊豆牧子
講師:紅玉(舞踏)、アラン・シナンジャ(アフリカンダンス)、伊藤愛(コンテンポラリーダンス(トレーニング))、⾦⼦優(HIP HOP)、 セレノグラフィカ(ダンスをつくる)、趙恵美(韓国舞踊)、阪神虎舞(民俗芸能)

 

広報制作物

 

文化庁委託事業 令和4年度 次代を担う新進芸術家育成事業「国内ダンス留学@神戸」8期+
「子どもダンス留学@神戸2022」
主催:文化庁、NPO法人DANCE BOX
企画・制作:NPO法人DANCE BOX
後援:神戸市、神戸市教育委員会、神戸市民文化振興財団、兵庫県芸術文化協会
写真:岩本順平(DOR)
デザイン:升田学(a-t-n)
モデル:首藤梓心、首藤心優、首藤勇雅、首藤凛乃

この記事に登場する人

一楽 -ichigaku-

yummydance

愛媛県松山市を拠点に活動する女性4人(宇都宮忍・合田緑・高橋砂織・得居幸)のコンテンポラリーダンスカンパニー。
99年、ドイツの振付家アマンダ・ミラーに選出されたメンバーにより結成される。これまでに国内ツアーや海外フェスなど多くの舞台でオリジナル作品を多数上演。メンバー全員が振付家というスタイルで、自由で枠にはまらな いパフォーマンスは甘味で珍味でスパイシー!な味わいに満ちており、各地で話題を呼ぶ。美術や音楽をはじめ他ジャンルのアーティストとの共同制作 も多く、劇場以外の多様な場所での上演も盛んに行う。近年、舞台と並行して、文化庁芸術家派遣事業や様々なアートプロジェクトで学校や施設などの ダンスワークショップに多数携わる。ダンスで出会ったひとりひとりの魅力あるカラダと、楽しく大事に向き合いながら、yummy=’おいしいダンス’をユーモアに展開中。05・08年トヨタコレオグラフィーアワード・ファイナリスト。
 
HP:http://www.yummydance.net/
Facebook:http://www.facebook.com/yummydance

2023年4月10日 時点

紅玉

大阪生まれ。1972年土方巽の舞踏に出会って以来、独自に舞踏を研究し始め、74年より北方舞踏派の設立に参加。 舞踏手として山形・北海道を拠点に活動。2000年、演出・振付家として「千日前青空ダンス倶楽部」を結成。 代表作「夏の器」「水の底」は国内外で多数上演。2005年、大阪市咲くやこの花賞受賞。動くのではなく、動かされる身体に着目。形にならない至らない気配から、踊り手の存在、美しさを引き出す。踊りの根源を見据えつつ、同時代におけるダンスの可能性を探求している。

2023年4月10日 時点

pepe

Alain Sinandja

神戸市新長田区在住。トーゴ出身。神戸ダンスボックス主催国内ダンス留学で学ぶため2017年、初めて日本に来日。卒業後も日本に残り神戸を拠点に、西アフリカの伝統舞踊とコンテンポラリーダンスを越境しながら独自の作品を制作している。2018年に自身で立ち上げたダンスフェスティバル「AFRICAN CONTEMPORARY NIGHT」はのちのHappy African Festival(HAF)へと発展し、多くの観客を動員した。2019年に、振付家・下村唯との共同制作を行い、同作品は、横浜ダンスコレクションにて振付賞を受賞。同年、山崎広太によるプロジェクト「Darkness Part 3」に参加、ニューヨーク公演に出演した。現在もダンスボックスの様々な企画に参加し、アフリカンダンスクラスを教えるなど、新長田のコミュニティに深く根ざした活動を継続している。

2023年4月10日 時点

伊藤愛

幼少よりモダンダンス・バレエを学び、現在は神戸を拠点にフリーランスのダンサーとして活動。美術家、音楽家らとの即興パフォーマンスを継続的に行っている。1996〜2019年Ensemble Sonneにて活動。Jodi Melnick(NY)、Thomas Duchatelet Company(フランス)、黒沢美香、余越保子等の舞台作品に出演。舞台活動のほか関西、名古屋等でダンス講師を務める。

2023年3月15日 時点

金子優

神戸市生まれ。ロサンゼルスへ留学中、ビヨンセ等の振付師から指導を受け17歳で現地にてワークショップを行う。 May J.など有名アーティストのバックダンサーや振付を歴任。また、東京芸術劇場にてアジア選抜ダンサー日本代表として舞台に出演するほか、数々のCM振付も担当する。現役プレイヤーとして活動しながら、教育機関や福祉施設などに「ダンスでカラダとココロを一緒に動かす授業」を開催。地域貢献を目的とした活動も積極的に行うなど、ダンサーという枠に捕われない活動は新たなムーヴメントを生み出している。

 

地元長田で1階カフェ、2階スタジオ「ヒト」が繋がる、巡る、紡ぐエンターテメイメントビル LOO+ (ループラス)を経営。 https://loo-plus.com/

Instagram:@youkaneko

2023年4月13日 時点

ホ サンホ

趙恵美

コリアンダンサー/コリアンパーカッショニスト  9歳から舞踊を始め、日本、韓国で様々な舞台に出演。 現在はコリアンダンサーとして、朝鮮と韓国舞踊に軸を置き創作活動を行う。 韓国伝統打楽器奏者としても音楽講師を務める。 舞の旅プロジェクトでは、国籍を外した本当の自分を追求し、舞を通してあるがままの自分を正直に表現する。

2023年4月7日 時点

阪神虎舞

2018年より神戸新長田を拠点に活動し、関西圏を中心に演舞を披露する。 岩手県沿岸部に伝わる芸能「虎舞」を演じることで、震災の記憶の風化に抵抗し、芸能の根源を未来につなぐことを目指す。

2023年4月21日 時点

Ai Hirano

セレノグラフィカ
(隅地茉歩、阿比留修一)

Selenographica は、Selenography(月面地理学)+ica で「月究学派」(時間や場所によって変化する月のように捉えどころのないもの=ダンスを追求する者たち)の意。1997年、隅地茉歩と阿比留修一によって結成。多様な解釈を誘発する作風と、緻密な身体操作が持ち味。隅地茉歩(TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005「次代を担う振付家賞」[グランプリ]受賞)は「踊るぬいぐるみ」、阿比留修一(平成8年度大阪府芸術劇場奨励新人認定)は「かかとの無い男」と称され、リヨンダンスビエンナーレ(仏)、パリ日本文化会館(仏)、 ダンスアンブレラ(英)、インターナショナルサマ―ダンスフェスティバル(韓国)、アートレイジフェスティバル(オーストラリア)など国外でも作品を発表、「物語から抜け出した老いた子供」(ル・モンド紙)などと評された。近年は、公演、ワークショップを含め国内各地へ遠征を重ね、多数の市民参加作品の創作や教育機関へのアウトリーチも積極的に行い、ダンスの多様な発信に注力する。また、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションの機会も多く、身体の動きによるアプローチの可能性について探究を続けている。(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。http://selenographica.net/
 
 
photo Misa Shigematsu

2023年3月28日 時点

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