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    NEWCOMER/SHOWCASE#1 垣尾優×国内ダンス留学@神戸7期「たん、たん、魂」

稽古場レポート②
NEWCOMER/SHOWCASE#1 垣尾優×国内ダンス留学@神戸7期「たん、たん、魂」

2021年

10月より、国内ダンス留学@神戸7期のNewcomer/Showcase#1 垣尾優振付作品『たん、たん、魂』のクリエーションが始まりました。その現場をレポートします!

第一週目の稽古場レポートは▶︎こちらから!
公演詳細は▶︎こちらから!


【6日目】2021年10月11日(月)

先週末、近所のトレファク(セカンドハンドショップ)で、作品の中で使用する美術を購入した。本日からそれを使って?それと一緒に?踊る。身体で丁寧に扱うには・・・。色々なパターンを試す。あと、3公演目の10/23の18時の回にダンサーの秋田乃梨子が出演できないため、5人バージョンを考える。不在をどう好転させるか。垣尾氏の腕が鳴る。


【8日目】2021年10月13日(水)

本日より、今週末公演の山下残『そこに書いてある』の劇場入りのため、稽古場をご近所のふたば学舎に移す。美術をみんなで台車に乗せてガラガラと運び込む。本日の主役。即興で遊びながら試していく。女子たちのキャーキャーと言う奇声が会場に響く。学校の休み時間のようなクリエーション。


【10日目】2021年10月15日(金)

今日も会場は、ふたば学舎。ユニゾンの部分の稽古。垣尾氏の振付には、細かく名前が与えられている。トカゲ、ひょうたん、サカナ、バンビ、ゾンビ、さる、アメーバ、修道女などなど。比較的サカナで体力を消耗している様子。それぞれのソロの役割をプリントでダンサーらに渡される。「Soloであり、時間差群舞」


【オフ日】2021年10月16日(土)&17日(日)

この週末は、山下残「そこに書いてある」新長田バージョンの公演。7期生や垣尾さんの姿も客席にある。「そこに書いてある」では、観客が全員同じ本を1冊ずつ手に取り山下残氏のカウントダウンに合わせて、一枚一枚ページをめくりながら鑑賞する。この時間を7期生らはどのように体験しているのか。来週には、この同じ舞台に7期生たちが立つ。

この記事に登場する人

垣尾優

モダンダンスや大野一雄の舞踏などに強く影響を受けながら、音楽や哲学、映画やストリートカルチャーなどの現代の様々な分野の表現にも影響を受け、独自に解釈し身体化した動きに定評がある。
山下残振付作品『透明人間』、岡登志子主宰Ensemble Sonne作品、松本雄吉+ジュン·グエン=ハツシバ + 垣尾優共同制作『sea water』、砂連尾理振付作品『猿とモルターレ』、JCDN国際ダンス・イン・レジデンス・エクスチェンジ・プロジェクト 日本/フィンランド共同制作 エルビィ・シレン 及び 日本/米国共同制作ノーラ・チッポムラ日本滞在制作公演、等に出演。
2006年から2009年までcontact Gonzoとして活動。
FIDCDMX (メキシコ) ソロダンスコンペティションに選出 (2018) 。Dance Boxにて垣尾優ソロダンス『愛のゆくえ』 (2019) 、京都国際舞台芸術祭 2021 SPRINGにて『それから』を発表。京都精華大学非常勤講師 (2022 後期 表現研究II) 。

2023年4月16日 時点

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