出演:岩下徹、東野祥子(BABY-Q)、斉藤徹(コントラバス) 
 

  1月21日 (土) 開場 18:30 開演 19:00
  1月22日 (日) 開場 14:30 開演 15:00

  前売 \2,800 当日 \3,000
  □学生・dB会員は各\200引き

 岩下徹

 山海塾舞踏手。ソロ活動では<交感(コミュニケーション)としての即興ダンス>の可能性を追求。
 かつて精神的危機から自分のからだを再確認することで立ち直ったという経験を原点とするソロダンスは、
 等身大のからだひとつで立つことから始まり、場との交感から生まれる即興として踊られる。
 1988年より湖南病院(滋賀/精神科)で看護スタッフと共にダンスセラピーの試みを継続実施中。
 日本ダンスセラピー協会副会長。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科教授。

 東野祥子

 
ダンスカンパニーBABY-Qのコレオグラファー、ダンサー。身体から織り成される感情の起伏や衝動、
 個々の人間の本質をダンスの根底に置き、ダークかつカッティングエッジな電子音響と機械仕掛けの硬質な美術、
 様々なモチーフの交錯する舞台を創りだす。ソロダンス活動として、煙巻ヨーコ名義で即興アーティストとのセッションを
 クラブ・ライブハウス・ギャラリー・野外等で展開。
 2004年《TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2004》にて 『次代を担う振付家賞』を受賞。
 2005年《横浜ソロ×デュオ〈Competition〉+》にて群舞部門『未来へ羽ばたく横浜賞』を受賞。

2005年1月 『放下18』@札幌/ターミナルプラザことにパトス
2005年1月 松島誠(パパタラフマラ)とのセッション @東京/studio SAI
2005年3月 [アカプロ+セッションハウス共同企画] 鈴木ユキオ+樋口信子+伊藤真喜子+牛川紀政(サウンド)+かわいしのぶ(ベース)2005年3月 @東京/セッションハウス
2005年3月 『こころとからだを自由に ’05 顔と紐? かおとひも? 紐と顔?』滋賀県精神神経科医会主催 
2005年3月 造形作家/河西進+音楽家/慧奏のセッション 滋賀
2005年3月 みやぎダンス心体表現の会『アスタリスク』客演 障害のある人達とない人達によるアートしてのダンスステージ 仙台 
2005年3月 『CROSSIN’』 ヒップホップ+狂言の即興セッション @京都/京都造形芸術大学春秋座舞台裏
2005年4月 [Seoul International Crossover Improvisation Dance Festival 2005] @ソウル
2005年5月 トチアキタイヨウ(山海塾)との即興セッション 公演通りクラシックス @東京
2005年6月 『アスタリスク』みやぎダンス客演 @ロンドン/Lyric Hammersmith
2005年8月 『アスタリスク』みやぎダンス客演 @大阪/ビッグ・アイ(堺)
2005年8月 [Busan International Beach Dance Festival]『みみをすます』@釜山
2005年8月 川村記念美術館「世界の呼吸法」関連イベント『みみをすます』@千葉
2005年9月 Selbstと即興セッション『unlimited』@博多/共同アトリエ3号倉庫
2005年10月 みやぎダンス[仙台市芸術祭市民企画スペシャルセレクション]『アスタリスク』客演 @仙台/エルパーク仙台
2005年10月 枇杷系客演『愛情十八番』@京都/京都造形芸術大学春秋座
2005年12月 山海塾新作『とき』@パリ市立劇場
小林昌廣(ダンス批評)

ダンスは試験管のなかの化学反応に似ている。空間という溶媒にダンサーという物質を混入させると、空間全体が一気に変容する。しかも岩下のダンスは変化の痕跡を残さない。何もない空間に戻る。岩下の負の錬金術だ。
 
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