(沖縄県立博物館・美術館開館記念事業)
12月11日(火)17〜18時
『テーパノン』オープン稽古場
14日(金)に上演する『テーパノン』を製作中の稽古場を覗いてみませんか。(基本的には作品製作のプロセスをご覧頂きます。作品を通したりはしませんので、ご了承下さい。)
会場:県民アトリエ
参加料:500円 (テーパノンパスポート(通し券):1000円)
12月12日(水)19時開演(開場18時半)
Talk Session 1 「沖縄で考える、アジア・身体・ダンス」
スピーカー:武藤大祐、翁長直樹、前田比呂也
コメンテーター:ピチェ・クランチェン、大谷燠
進行:後藤美紀子
無数の異なる文化が混じりあいながら、決して一つになることのない「アジア」。この場所を、「身体」はどのように生きてきたのでしょうか。
開館記念展とも絡めながら、沖縄でアジアの身体表現を問います。
会場:講堂
参加料:500円 (テーパノンパスポート(通し券):1000円)
12月13日(木)19時開演(開場18時半)
Talk Session 2 「沖縄で考える、アジア・身体・ダンス」
スピーカー:武藤大祐、翁長直樹、前田比呂也
コメンテーター:ピチェ・クランチェン、大谷燠
進行:後藤美紀子
タイの古典仮面舞踊“コーン”と格闘し、自分自身の表現を模索する中で見出された真髄「テーパノン」とは?ピチェの方法論、テクニック、そして歴史や伝統との向き合いについて、じっくり聞きます。
会場:講堂
参加料:500円 (テーパノンパスポート(通し券):1000円)
12月14日(金)19時開演(開場18時半)
タイ×日本共同制作ダンス公演「テーパノン」
振付・演出・出演:ピチェ・クランチェン
出演:イム・ジョンミ、伊藤恵、北原倫子、ピーター・ゴライトリー
「テーパノン」とは、タイ舞踊の基本となる型である。
そこには、3つの重要な要素が含まれており、舞踊を志す者はみなそれを学び、理解しなければならない。
1.自然
2.芸術
3.生
これらの要素は、それぞれが独立の働きをする場合もあるが、同時に作用し合う場合もある。(ピチェ・クランチェン)
会場:講堂
12月15日(土)14〜17時
ワークショップ「テーパノン」
講師:ピチェ・クランチェン
アシスタント:イム・ジョンミ、伊藤恵、北原倫子、ピーター・ゴライトリー
このワークショップでは、ピチェ・クランチェンの舞踊及び創作活動の真髄である「テーパノン」を身体を通して共有します。
会場:県民アトリエ
参加料:500円 (テーパノンパスポート(通し券):1000円)
■沖縄・「トークセッション」出演者プロフィール
武藤大祐 / ムトウ・ダイスケ
ダンス批評。1975年生まれ。アジア〜日本〜アメリカの関係を視野に、地理的・歴史的観点からダンスと身体を分析。論考に「差異の空間としてのアジア――「同時代のダンス」の新たな展開に向けて」(『舞台芸術』12号、07年)など。第3回ITIアジアダンス会議ファシリテーター(07年、東京)。桜美林大学非常勤講師。
後藤美紀子 / ゴトウ・ミキコ
演劇・コンテンポラリーダンスの振興を図る基盤整備事業の企画制作、調査事業および執筆。平成14年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。第3回ITIアジアダンス会議2007プロジェクトコーディネーターを務めた。 http://lafelicite.jugem.jp/
翁長直樹 / オナガ・ナオキ
沖縄県立美術館学芸員。美術館記念展「沖縄文化の軌跡」を企画。沖縄近現代美術をはじめ、写真、映像を専門にする。コザに育ち戦後沖縄の文学、音楽、演劇などに精通。沖縄の「身体」と「記憶」について考える。
前田比呂也 / マエダ・ヒロヤ
美術家・沖縄県立美術館学芸員。「ワヤンワークショップ」などさまざまなワークショップを美術館プログラムとして実施。「踊りに行くぜ!2007」ではクリエイション・ワークショップを企画。「第3回ITIアジアダンス会議」(07年/東京)ファイナルセッション・パネリスト。
大谷燠 / オオタニ・イク (NPO法人 DANCE BOX)
大阪生まれ。’91年から’01年までTORII HALLプロデューサー。’96年に「DANCE BOX」を立ち上げ、’02年「Art Theater dB」を開設。コンテンポラリーダンスを中心とした公演・WSを年間約30本企画制作している。
主催:沖縄県立博物館・美術館、NPO法人 DANCE BOX、文化庁
運営協力:文化の杜共同企業体、NPO法人沖縄県立現代美術館支援会happ
お問合せ・予約:沖縄県立博物館・美術館
Tel. 098-851-5402 Fax. 098-941-3530 メール.theppanom_okinawa@yahoo.co.jp |