1st part: Pichet Klunchun piece「Reconsider(再考)」
振付・出演:ピチェ・クランチェン
過去の物として置き去りがちな人々の経験、伝統、文化を結びつけ、それを現代に生かすためにはどうすればいいのか。ピチェは『再考』で、この人間にとって非常に重要な課題に挑戦し続けるところから、創造する力や発展する力が生まれてくるのだと示している。
2nd part: 山本章弘 仕舞 『隅田川』 (抜粋)
3rd part: Pichet Klunchun 仕舞 『隅田川』
人買人にさらわれた我が子の行方を尋ねさまよい狂ってしまう母。探し求めた子は既に亡く、夜半に墓前で人々が念仏を唱えると、愛しい我が子の声が聞こえるが、母が抱きしめようとすると消えてしまう。夜が明け見ると、我が子と思ったのは、塚の上の草であったという、母親の悲哀を描いた狂女物。
|