【国内ダンス留学@神戸8期】Newcomer/Showcase#1 寺田みさこ振付作品『Fugue dB version』

国内ダンス留学@神戸8期プログラムの「Newcomer/Showcase」では、初回となる寺田みさこ振付作品を9月16日(金)、9月17日(土)に上演します。
8期生とdBアソシエイト・ダンサーが出演する本作品をどうぞお見逃しなく!
Newcomer/Showcase#1 寺田みさこ振付作品
『Fugue dB version』
2022年9月16日(金)19:00、9月17日(土)14:00
本公演では、寺田みさこ氏が数年かけて取り組み続けているバッハの「フーガの技法」をモチーフにしたダンス作品を上演します。
バッハが対位法を極めようとした「フーガ」とは、複数の旋律がそれぞれの独立性を保ちつつ、主旋律にも伴奏にもなる音楽です。
今回はこの形式を用いて、中心の無い時間や空間というものが果たして可能なのか、ダンサーたちと挑戦します。
振付・演出:寺田みさこ
出演:国内ダンス留学@神戸8期生(新井海緒、長野里音、森脇康貴、安本亜佐美、山下桃花)、dBアソシエイト・ダンサー(高瀬瑶子、武井琴)
アシスタント:佐藤健大郎、大谷悠
日時
2022年9月16日(金)19:00
2022年9月17日(土)14:00
※両日とも終演後にアフタートークあり
*****
国内ダンス留学@神戸8期とは
「 国内ダンス留学@神戸」8期は、2022年7月末から2023年3月までの8ヶ月間、プロのダンサー・振付家・制作者として活動していくことを志す人を対象に、劇場を拠点に徹底的にダンスに取り組むプログラムです。8期生は、豪華講師陣による様々なダンスクラスや講座で思考・身体ともに鍛錬を積み、3名の振付家と協働し上演する「Newcomer/Showcase#1-3」や最終の成果上演に挑みます。また、全ての公演に、dBアソシエイト・ダンサーの3名が加わります。
特設サイトはこちら!
https://danceryugaku.wixsite.com/main8
日程
- 2022年9月16日(金)、9月17日(土)
時間
- 9月16日(金)19:00、9月17日(土)14:00
会場
ArtTheater dB KOBE
料金
- 〈初回特別価格〉
一般 1000円
割引 500円(長田区民・会員・U25・障がい者・介護者・65歳以上)
高校生以下 無料(要予約)
※当日券は、各200円増し
※未就学児の入場はご遠慮ください。 ご予約
お問合せ
NPO法人DANCE BOX
〒653-0041 神戸市長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館4階
TEL:078-646-7044
MAIL:info@db-dancebox.org
クレジット
主催 : 文化庁、NPO法人 DANCE BOX
企画・制作:NPO法人 DANCE BOX
文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」国内ダンス留学@神戸8期⁺
この記事に登場する人
寺田みさこ
幼少よりバレエを学ぶ。1987年より石井アカデミー・ド・バレエにて、石井潤振付の主要レパートリーに多数主演。1991年より砂連尾理とダンスユニットを結成し国内外で作品を発表。2002年「トヨタ コレオグラフィーアワード2002」にて、次代を担う振付家賞(グランプリ)、オーディエンス賞をダブル受賞。平成16年度京都市芸術文化特別奨励者。2006年以降ソロ活動を開始し、山田せつ子、山下残、白井剛、笠井叡振付作品の他、渡邊守章演出作品などに出演。自身の作品としては、2007年ソロ作品「愛音」@世田谷シアタートラム(独舞シリーズ)/びわ湖ホール(夏のダンスフェスティバル)、2013年グループ作品「アリア」@伊丹AIホール、2018年3人の振付家(マルセロ・エヴェリン/チョン・ヨンドゥ/塚原悠也)によるソロ作品「3部作」@DANCE BOX/横浜ダンスコレクション、等を発表。アカデミックな技法をオリジナリティへと昇華させた解像度の高い踊りに定評がある。また2007年〜2015年まで京都造形芸術大学にて准教授を勤める他、各地でワークショップなどを行い、後進の育成に勤める。
2023年4月7日 時点
大谷悠
2023年4月7日 時点
安本亜佐美
京都市出身、在住。京都市立芸術大学院を卒業後、絵のモチーフの一つとして選んだサーカスに魅了され、英国サーカス学校へ。帰国後、京都を拠点に現代サーカス・アーティストとして活動。現代サーカス団体『Co.SCOoPP』、及びエアリアルスタジオ『関西エアリアル』代表。産業ロープアクセス国際資格IRATA level.1を所持。
ロープや布、プラスチックシートなどの「モノ」と「身体」の関係性を追求し、幻想的な作品を発表している。浮く事が好きで建物や樹にぶら下がってみたり、人を空中に引き上げがち。「国内ダンス留学@神戸8期」修了。
2023年4月5日 時点
山下桃花
東京都出身。
訪れた場所に身を浸す暮らしを通し、「場に影響されるカラダ」に興味を持つ。
「共有すること」の不可思議さをはじまりに、型どりきれない物事の具現化を試みる。
現在は神戸を拠点とし活動中。
これまでに寺田みさこ、Monochrome Circus、森下真樹、安本亜佐美の作品などに参加。
2023年4月10日 時点
長野里音
兵庫県出身。幼少よりバレエを習う。神戸大学在学中、ロマンティック・バレエの作品を研究するうちにコンテンポラリーダンスに魅了される。卒業後は文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」に8期生として参加し、ダンスによるアイデンティティーの形成と身体言語の可能性に興味を持つ。また、「ヒトがおどる/おどらされる身体」を模索するべく2023年度DANCE BOXアソシエイト・ダンサーとして活動。寺田みさこ、モノクロームサーカス、森下真樹、安本亜佐美、森脇康貴の作品に出演。
2023年9月10日 時点
新井海緒
兵庫県出身
2019年より東野祥子に師事。
学童期は学校よりも病院にいる時間が長く、17歳から支援団体の立ち上げに参加。そんな経験から福祉ではない不登校児などへのサポートや社会と繋がれる場を模索している。小児科医とタッグを組んで病院などでのアウトリーチもしていく予定。
一生を共にする身体が故郷と捉え【身体を住みよくする】をテーマに、呼吸や皮膚に注目した踊りのリサーチを進める。今夜熟睡する為に踊っている。
2023年4月5日 時点
森脇康貴
大阪府出身、神戸市長田区在住。立命館大学文学部哲学倫理学専攻卒業。在学中より演劇を始め、京都を拠点にミクストメディアな作品を発表し続ける劇団「安住の地」で俳優として活動中。
観客の想像を遠くまで連れていける身体の存在に強く惹かれ、「国内ダンス留学@神戸」に参加。見る人の心に「言葉や意味になる前の自分だけの風景」が立ち上がる現象を踊りと考え、街や生き物をモチーフに目に見えないその瞬間を表現することに挑戦している。
2023年4月3日 時点
武井 琴
神奈川県出身。幼少よりクラシックバレエをはじめる。立教大学 現代心理学部 映像身体学科 卒業。在学中よりテーマパークのパフォーマーとして勤務。「国内ダンス留学@神戸5期」修了後、ダンサー・コマ撮り映像作家として創作活動を開始。「身体」と「映像」を媒体に、歴史や文化、自然、人々の営みを軽やかに切り取る独自の表現を追求。2017年、銀座ソニーイメージングギャラリー個展「森へ行こう」武井琴作品展開催。亀山トリエンナーレ2017では宿場町を舞台にしたコマ撮り作品「亀山ピルエット」を発表し、アワードを受賞。2020年、神戸市立王子動物園「ずーっといっしょダンス」の映像ディレクションを手掛ける。2021年、(一財)長野県文化振興事業団、長野県主催 「NAGANO ORGANIC AIR」で木曽地域を舞台にしたコマ撮り作品「きそきそ円舞曲」を発表。神戸アートビレッジセンター「シネマポートフェス2021」武井琴作品展 「コマトリップ」ではコマ撮りWSやパフォーマンスイベントを開催。2022年度ダンスボックスアソシエイト・ダンサー。県境や国境を超え、様々な地域の共同体や子ども教育の場で活躍するアーティストを志す。
https://kotolennon.wordpress.com/
2023年4月3日 時点
高瀬瑶子
幼少よりモダンバレエを始め、16歳よりクラシックバレエを学ぶ。出産を経て進化/退化する身体との対話を重ね、”骨で動ける身体”をテーマにダンサーとして活動中。ジゼル・ヴィエンヌ、白井晃、森山開次、中村恩恵、近藤良平、青木尚哉等の作品に出演。近年では能や演劇、光など他ジャンルとの協働により生まれる表現も探究している。また、ダンサーならではのアプローチで子どもの教育に携わるべくワークショップなども行う。
こうべ全国洋舞コンクールモダンダンス部門1位受賞。
2022年度DANCE BOXアソシエイト・ダンサー。
2023年4月3日 時点