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国内ダンス留学@神戸9期 成果上演

9期目となる本成果上演は、9期コレオグラファーによる2つの公演を行います。

デザインの理論を用いて環境から影響を受ける身体へのアプローチを試みるハラサオリ、新しい街に移り住み様々なアーティストの身体と行動をリサーチする安永ひより。 2名の作家による新作に9期ダンサーとアソシエイト・ダンサーらが協働します。 8ヶ月の集大成であり新たな出発点となる2つの公演にどうぞご期待ください。 両公演の間の時間は、新長田の風景と美味しい食べ物をお楽しみください。

▶︎9期特設サイト:https://danceryugaku.wixsite.com/main9

▶︎9期、アソシエイト・ダンサー、dBスタッフの新長田オススメスポットはこちら

 


 

【チケット状況】※ 3/9  9:30現在

3/9 13:00  ハラサオリ『鉄球』→前売り完売

3/9 17:00 安永ひより『橋の上をおよぐ』→前売り完売

/ 両作品 当日券 若干枚数発行します \

 

3/10 13:00 安永ひより『橋の上をおよぐ』→ ご予約可

3/10 17:00 ハラサオリ『鉄球』→ ご予約可

演出の都合上、通常よりお席の数が少なくなっております。ご観覧予定の方はお急ぎください!

 

国内ダンス留学@神戸9期 成果上演

ハラサオリ『鉄球』
2024年3月9日(土)13:00〜、3月10日(日)17:00〜

安永ひより『橋の上をおよぐ』
2024年3月9日(土)17:00〜、3月10日(日)13:00〜

 

***

 

◉ハラサオリ『鉄球』

想像してください。あなたの頭の中にはいま、平らな床があります。その床に対して、垂直な壁を2枚、向かい合わせに立ててください。そして、両壁のちょうど真ん中に、重さ5kgの鉄でできた球を真上から落としてください。空間に大きな音が響きました。

ここで質問させてください。あなたは今、空間のどこでその音を聴きましたか。

「鉄球」は、私たちの身体とそれを囲む環境の間に横たわる知覚とイメージを探求する振付作品です。日常で発見される人、モノ、空間の交差が引き起こす運動現象の切り取りと再構成を通して、身体の物質的な在と不在の実感を目指します。

振付:ハラサオリ
出演:秦知恵里、西岡樹里、ハラサオリ
演出助手:加藤典子
メンター:塚原悠也

 

◉安永ひより『橋の上をおよぐ』

信号が青に変わり、車は走る

川が流れ、橋の裏側に反射する

コンビニは 24h営業で

近くの喫茶店は気まぐれ営業

それぞれにスピードがあり現在をつくる

私は景色を観測しながら浮遊する

新長田に暮らし、景色に注目するようになった。

動き続ける景色をみている私もまた、景色の中にいる。

日々の出来事を抜き出す。動きを生み出すその過程で、景色の中に私がいたことを確かめる。

振付:安永ひより
出演:長野里音、森岡美結菜
メンター:児玉北斗

日程

2023年3月9日(土)、10日(日)

会場

ArtTheater dB KOBE

料金

〈一般〉1公演2,500円、2公演セット3,000円

〈割引〉1公演2,000円、2公演セット2,500円(対象:長田区民・会員・U25・障がい者・介助者・65歳以上)

〈高校生以下〉1公演500円、2公演セット1,000円

〈未就学児〉無料

※2公演セット券は、同じ作品を組み合わせることはできません
※当日券は、各200円増し
※ハラサオリ『鉄球』公演は、未就学児の入場はご遠慮ください

ご予約

https://9ki-final.peatix.com (Peatix)

お問合せ

NPO法人DANCE BOX
電話:078-646-7044
メール:info-db@db-dancebox.org

クレジット

主催 : NPO法人DANCE BOX

企画・制作:NPO法人DANCE BOX

宣伝美術:DOR 写真:岩本順平

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(次代の文化を創造する新進芸術家育成事業))|独立行政法人日本芸術文化振興会

この記事に登場する人

kawachiaya

ハラサオリ

ハラサオリ:1988年東京生まれ。美術家、振付家、ダンサー。「環境と身体」をテーマに、自らの身体、光、音、テキスト、ドローイングなど多様なメディアを用いた上演型作品を制作する。約10年に渡るベルリン滞在を経て、2023年より東京、横浜、神戸、京都など国内各都市で活動を行う。2015年東京藝術大学デザイン科修士、2018年ベルリン芸術大学舞踊科ソロパフォーマンス専攻修了。

2024年9月10日 時点

Junpei Iwamoto

安永ひより

近所のモダンバレエ教室で踊り始めたのが6歳。コンテンポラリーダンスとの出会いは14歳、武元賀寿子に師事。高校で創作ダンスを経験し、筑波大学在学中に自作の作品を発表し始める。日常の動作や場と、舞台上との関係性に着目している。熊谷拓明振付作品に出演、中村蓉振付作品でアシスタントを務める。ヨコハマダンスコレクション2022コンペティションⅡにて、自作「あぶくの音」がアーキタンツ・アーティスト・サポート賞を受賞。

2023年9月10日 時点

Junpei Iwamoto

森岡美結菜

大阪府出身、在住。幼少期より、法村友井バレエ学校にてクラシックバレエを学ぶ。同時期にエレクトーンを習い、踊りと音楽から表現の楽しさを学んだ。
2023年神戸女学院大学音楽学部 舞踊専攻卒業。コンテンポラリーダンス、マーサグラハムテクニックなどを学ぶ。卒業制作では、幼少期の経験から舞踊作品に自身で作曲した曲を取り入れた。
この8ヶ月で、これまでの私の経験と、新長田での新生活で経験したことから生み出される「私」の踊りを更に追求し、コンテンポラリーダンサーとして活動できる力を身につけたい。

2023年9月10日 時点

Junpei Iwamoto

秦知恵里

1994年香川県出身、鹿児島県屋久島在住。 大学で観光まちづくりを専攻し、「地域×アート」の可能性を研究する。愛媛県大洲市を舞台にしたダンスカンパニーノマド~sによる『山としゃべって川おどる』や、高知県いの町「紙の博物館」で開催された参加型アート公演『わ(た)したちのお道具箱』にダンサーとして出演。地域を舞台に、地域課題に着目したり、地域資源を扱ったり、地域の人と踊ることに興味がある。

2023年9月10日 時点

Junpei Iwamoto

加藤典子

新潟県出身。幼少よりジャズダンス・HIPHOPを始め、次第にコンテンポラリーダンスに惹かれ上京。舞台芸術の学校(P.A.I)にて、個性豊かな講師のもと、研鑽を積む。卒業後、白神ももこ、藤田善宏(コンドルズ)他多数の振付・演出家の作品に出演する傍ら、演出助手やアンダースタディも務める。特技は剣道。色白、鼻高、すごいなで肩。

2023年9月10日 時点

Junpei Iwamoto

長野里音

兵庫県出身、在住。幼少よりバレエを習う。
文化庁・NPO法人DANCE BOX主催 国内ダンス留学@神戸8期に参加。
2023年度 DANCE BOXアソシエイト・ダンサー。
多種多様なダンスとの出会いをきっかけに、ダンスによる自身のアイデンティティー形成に興味を持ち、ダンサーとして活動している。

2023年9月10日 時点

Junpei Iwamoto

西岡樹里

からだからしか汲み上げられない表現や、物や環境との関わりで新しい物語がみえてくること、繋がらないはずのものが関係を結ぶこと。生身のからだをまぜた表現方法によって、ついさっきまでみえていなかった物や事がリアルタイムにみえるようになってしまうことに驚きを感じて、学生の頃にこのからだを扱う表現を志しました。国内ダンス留学@神戸1期を修了。これまでに砂連尾理、チョン・ヨンドゥ、余越保子などの作品に出演。また近年は様々な世代の障害を持つ方や持たない方とのダンス体験の場を展開。

2023年9月10日 時点

志賀理江子

塚原悠也

2002年よりNPO法人 DANCEBOXにボランティアスタッフ、運営スタッフとして参加したあと、2006年にパフォーマンス集団contact Gonzoの活動をダンサーの垣尾優と開始、これまでパフォーマンス作品やインスタレーションを国内外で多数制作。現在Kyoto Experiment共同ディレクターとしても活動。
2020年にセノグラフィと振付を手がけた「プラータナー:憑依のポートレート」(岡田利規演出)で読売演劇大賞の優秀スタッフ賞を受賞。contact Gonzoとしては、咲くやこの花賞(美術部門)、タカシマヤ賞、京都市新人賞等を受賞。

2024年1月15日 時点

児玉北斗

2001年よりダンサーとして国際的に活動、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニーなどに所属しマッツ・エックらの作品にて主要なパートを務めた。振付家としても『Trace(s)』(2017)、『Pure Core』(2020)、『Wound and Ground (βver.)』(2022)などを発表。現在は芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)の専任講師としてダンスや振付をめぐる研究・実践・教育に取り組んでいる。www.hokutokodama.com

2023年4月6日 時点

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