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Newcomer/Showcase#3 堀田千晶『Sudo Purge』

本能とテクノロジー

国内ダンス留学@神戸10期 Newcomer/Showcase#3

堀田千晶『Sudo Purge』

 

本公演では、世界のトップクラスのダンスカンパニーで研鑽を積み活躍してきた堀田千晶が、dBクリエーション・レジデンス・アーティストとしてダンス作品を発表します。
数々のダンスシーンを見てきた豊かな実績を経て、振付家としての次のステージへ堀田の活動が展開します。
本作品を踊るのは、帰国後関西での出会いを中心に、いずれも堀田を魅了した実力派のダンサー6名です。また、音楽はタツキアマノ、衣装は奥田早織が手掛け堀田と協働します。
堀田のみずみずしい感性とダンサーたちの生命力に満ちた身体が、皮肉とユーモアをまとい、コントラストの効いたダイナミックなダンスで観客を魅了します。

*****

振付・演出:堀田千晶
出演:morale(nouses/百舌鳥) 、天野朝陽、ami muto、杉浦ゆら、西口瑠美、本城洸樹
音楽:タツキアマノ
衣装:奥田早織

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ARTIST COMMENT────堀田千晶

人との距離が制限されたコロナ禍を経て、私たちの日常は変化した。
便利な世の中になったけれども、人は孤立していく。
例えば、ロボットが出迎え料理を運んでくれるレストランが増える。
スマホで何でも調べる事ができるが、そこに会話は生まれない。
友人の近況をSNSで把握できて、孤独に陥る。
このように便利になればなるほど人間味を感じる瞬間が減っていく気がしていて、不便だからこそ生まれていた状況を恋しく思ってしまう。

進化した日常を生きる私たちの身体もまた、常に動物(本能)と機械(テクノロジー)の間を揺らいでいる。
必要性に応じて変異していく事の美しさ。統一され無感情になっていく虚しさ。
進化したことによって生まれた代償。

2020年、”Sudo Purge”をダンス映像作品としてイスラエルで製作しました。当時は、コロナの影響もあり舞台作品としての上演が叶いませんでした。今回はこの作品を舞台作品としてリクリエーションし日本で初めて上演します。

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▲チラシ画像

日程

2025年3月7日(金)19:00、3月8日(土)14:00

会場

ArtTheater dB KOBE

料金

【一般】2500円
【割引】2000円(対象:長田区民、U25、学生、障がい者、介助者、65歳以上、丼クラブ会員)
【高校生以下】1000円
※当日券は、各200円増し
※未就学児の入場はご遠慮ください

Newcomer/Showcase#2 石田満理佳『たゆたえども、沈まず』(2025年2月1日,2日)との500円お得なセット券(一般4,500円)もございます。

ご予約

チケット販売開始:2024年12月12日(木)12:00
WEB、Peatix、またはお電話にてご予約ください。

Peatix:https://10ki-ns3.peatix.com

お問合せ

NPO法人DANCE BOX
TEL:078-646-7044(10:00-17:00)
MAIL:info-db@db-dancebox.org

クレジット

主催 : NPO法人DANCE BOX
企画・制作:NPO法人DANCE BOX
宣伝美術:DOR | 写真:岩本順平
モデル:天野朝陽、本城洸樹、堀田千晶
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会

この記事に登場する人

堀田千晶

広島県生まれ。金森穣率いるNoismにて2年間研修を経て、2008年からネザーランド・ダンスシアターⅡに3年間所属。2011年からスウェーデンのヨーテボリオペラダンスカンパニーに3年半所属。2014年新国立劇場にてJapon dance project CLOUD/CROWDゲストアーティストとして参加。2015年バットシェバアンサンブル舞踊団に入団。在籍中Gaga講師の資格を取得。2年半所属。2018年よりバットシェバ舞踊団に入団。2024年退団しフリーランスとして活動。

2024年8月26日 時点

morale

morale ( nouses / 百舌鳥 )
京都府出身。
エネルギーやボディーランゲージ、メッセージ性が突出したダンス「KRUMP」をバックボーンとし、流れるような「フロアワーク」や「アクロバット」、「コンテンポラリー」の思考や様々なものをミックスさせ、唯一無二の表現者として活動中。その活動は国内だけでなく、海外からも支持を集めている。
現在では、ストリートダンスと現代アートを融合させたダンスチーム 「nouses」に加入。さらには前衛性と技術力、両面に特化しているダンスチーム「百舌鳥」を自ら結成。
ソロとしてもチームとしても独自性の強い表現者として活動している。

経歴
DANCE ALIVE 2023 RIZE KANSAI vol.2 優勝
UNIQUE ZONE DEAF No Music部門 準優勝
THE CAPITAL DANCE BATTLE ( in Germany ) All Style 2on2 Top 4
TRUE SKOOL vol.306 一般ソロ部門 優勝
TRUE SKOOL vol.306 一般チーム部門 優勝

2025年1月5日 時点

Yukiko Tahara

天野朝陽

10歳からHIPHOPダンスを始め、 ジャズ、フリースタイル、POPPIN、KRUMP、アニメーションなどを経験した後、コンテンポラリーダンスと出会う。 その後、自作品が国内のダンスコンペで様々な賞を受賞し、数多くの振付家の舞台や映像作品等に出演。 近年では、失いかけている”陰翳”や”余白”を重んじる日本的美意識に、現代アートの世界観や、ストリートダンスの即興性やグルーヴを融合した踊りを探求している。

2024年9月26日 時点

ami muto

神奈川県生まれの蠍座。 多様なジャンルを織り込み、自分の身体に沿う表現を探求する。作品や映像への出演、振り付け、公演等を行い、踊りで社会と関わろうとしている。 ・MUSIC STATION s**tkingz バックダンサー /2021 ・703号室「バケモノ。」MV 振付/ 2022 ・ダンス専科 小暮香帆作品「body weather」出演/2024 ・DANCE WORKS主催 IMPRESS DANCE COMPETTION 優勝 /2024 など

2024年9月26日 時点

杉浦ゆら

ダンサー。 2005年愛知県生まれ。 舞踏家・コンテンポラリーダンサーの浅井信好に師事。2016年~2023年「月灯りの移動劇場」に所属。メインダンサーとしてツアーを回る。 中川晃教、中村達也、中村佳穂などとのコラボレーションの他、田中泯、小暮香帆、鈴木竜、ハラサオリ振付作品に出演。 フジエタクマ『same』MVに出演。 2019年に韓国のテジョン市で開催された「ARTIST NEST」にて、ディプロマを取得。 「踊る。秋田vol.6」ファイナリスト。

西口瑠美

幼少期からバレエを始め、2011年にロシア国立ワガノワバレエアカデミーに留学。
帰国後、桧垣バレエ団で数々の国内外公演に参加。2017年からイタリア、トスカーナ州立Ateneo della Danza でバレエとコンテを学び、Balletto di Siena に入団。その後、ルーマニアヤシ国立オペラバレエ団移籍、ショピニアーナソリスト、ドンキホーテ森の女王などを踊る。現在は京都、高槻などでバレエ講師として活動中。
2011年大阪プリバレエコンクール第1位及びワガノワバレエアカデミースカラシップ、2018年イタリアDanza in Fieraにて受賞など。

2025年1月5日 時点

本城洸樹

8才からバレエを始め、17才からコンテンポラリーダンスを始める。2021年Japan Ballet Competition 兵庫予選モダンダンス部門2位。
2022年 サイトウマコトの世界プロデュース「choreographer meeting vol.1」でサイトウマコト、矢崎悠悟の作品に出演。
2023年、2024年 神戸女学院大学舞踊専攻定期公演にゲストダンサーで出演。

2025年1月5日 時点

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