DANCE BOX

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こんにちは、共生社会(ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)2023

文化芸術を通してともに協働し、新たなビジョンを切り開くプロジェクト。2019年よりスタートし、今年で5年目となりました。障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざして、様々な芸術文化創造活動を展開しています。

期間

2023年度 通年

会場

ArtTheater dB KOBE他

2023年度は、月に一度の定期クラス「やさしいコンテンポラリーダンスクラス」、ミックスエイブルダンスカンパニーMi-Mi-Bi(ルビ:みみび)神戸凱旋公演に加え、国際色豊かな公演事業の協力や特別支援学校にアウトリーチなど。また、この5年間を振り返るトークディスカッションも行いました。
 
▶︎ こんにちは、共生社会 特設サイトはこちらから
 
 

▶︎ 2023年度 事業報告書はこちらから
 
 
 

2023年度スケジュール

通年

-ミックスエイブルダンスカンパニーMi-Mi-Bi活動
-やさしいコンテンポラリーダンスクラス(ナビゲーター:西岡樹里)*月に一度の定期クラス
-やさコンプラス(ナビゲーター:西岡樹里)*発表会などを目指すアドバンスクラス

 

7月22日〜23日

まちを遊び場に!新長田ローカル・フェスティバル『みんなのフェスティバル2023』
▶︎ダイジェスト映像(YouTube)
 

8月5日

伊藤千枝子×中ムラサトコ『偶然という名の奇遇』 ※協力公演
 

8月14日

趙恵美 単独ソロ公演『ハレとケのはざまで。。。』 ※協力公演
 

8月15日

『障がい者に手聾の機会を!研究会』 やさコンプラス発表会
 

10月4日

【アウトリーチ】兵庫県神戸聴覚特別支援学校(講師:Mi-Mi-Bi)
 

10月14日

出張版やさコン「旅するクラス 」in 神戸・垂水(主催:ネキネキ)
 

10月26日〜28日

Mi-Mi-Bi『未だ見たことのない美しさ』神戸公演(演出:森田かずよ / 演出補佐:内田結花)
 
▶︎写真ドキュメント ▶︎公演レビュー(竹田真理)
 

11月19日

『HAPPY AFRICAN FESTIVAL 2023 -Fusion-』 ※協力公演
 

11月19日

TBSテレビ ドキュメンタリー解放区『旅する身体〜ダンスカンパニーMi-Mi-Bi〜』(監督:渡辺匠、志子田勇)
 

12月10日、11日

アダム・ベンジャミン 特別ワークショップ
 

1月22日

【アウトリーチ】神戸市立いぶき明生高等支援学校(講師:西岡樹里)
 

1月26日

トークディスカッション 5年間を振り返る~障がいを持つ人との取り組みを中心に(ゲスト:長津結一郎)
 

2月11日

出張版やさコン「旅するクラス 」in 福知山(主催:(一社)福知山芸術文化振興会)
▶︎写真ドキュメント
 

3月12日

【アウトリーチ】神戸市立青陽灘高等支援学校(講師:西岡樹里)
 

3月15日〜

TBSドキュメンタリー映画祭2023『旅する身体〜ダンスカンパニーMi-Mi-Bi〜』(監督:渡辺匠、志子田勇)
全国6都市の映画館にて上映
 
 
 

ウェブサイト・SNSなど

ウェブサイト
こんにちは、共生社会
やさしいコンテンポラリーダンスクラス 

X(旧Twitter)
@kyosei_db

Instagram
こんにちは、共生社会
やさしいコンテンポラリーダンスクラス

 

この記事に登場する人

阪下滉成

西岡樹里

ダンサーとして国内外のダンス作品に出演。異なる文化背景や様々な身体をもつアーティストとの仕事に携わる。個々の身体や心がもつ固有の物語にダンスを通して想像を巡らせたり、1人ひとりが交差することから見えてくる景色に興味がある。 またダンサーとして、ナビゲーター/講師の活動も広げており、これまでに幅広い年齢の障害のある方やない方を対象にしたワークショップを展開している。2012年より福祉専攻科エコール神戸にてダンスクラスを担当。その他、支援学校や小学校など教育機関のへのアウトリーチ、また放課後等デイサービス、文化施設などでダンスクラスを行っている。2020年よりダンスボックスの『こんにちは、共生社会(ぐちゃぐちゃのごちゃごちゃ)』のプログラムの一環として、踊ってみたい方はどなたでも参加できる「やさしいコンテンポラリーダンスクラス」を開いている。
国内ダンス留学@神戸を1期生として卒業。

2023年4月10日 時点

Junpei Iwamoto

Mi-Mi-Bi

社会や暮らしのなかに障害を覚える身体のパフォーマーを含む、ダンスカンパニーMi-Mi-Bi(みみび)。2022年、文化庁とNPO法人DANCE BOXが主催するプロジェクト『こんにちは、共生社会』をきっかけにカンパニーを結成する。同年9月豊岡演劇祭フリンジセレクションに選出され行った旗揚げ公演『未だ見たことのない美しさ』上演。その創作のプロセスを追ったドキュメンタリーも、映像作品・映画として公開され話題を呼んだ。そのほか、ゲーテ・インスティトゥート×Festival Theaterformenの共同プロジェクト「A Gathering in a better world」にてプログラムディレクターを務めるなど、国内外から注目されている。メンバーそれぞれがナビゲートするワークショップや支援学校でのアウトリーチなど、それぞれに異なる身体性と感覚と独自の世界の捉え方などを重要視しながら、活動を展開している。

 

▶︎ ウェブサイト『こんにちは、共生社会(ルビ:ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)』

2024年5月10日 時点

藤本ツトム

森田かずよ

先天性の障害を持って生まれ、18歳より表現の世界へ。自らの身体の可能性を日々楽しく考えながら、ダンサー、俳優として活動。ヨコハマパラトリエンナーレ、国民文化祭、庭劇団ペニノ、アジア太平洋障害者芸術祭など国内外の多数の公演に出演し、メディア出演も多数。近年は障害のある人を含めた多様な人とのダンス公演の創作や演出、ワークショップ講師やレッスンなども行う。
東京2020パラリンピック開会式にソロダンサーとして出演。
神戸大学人間発達環境学研究科博士前期課程修了。
福祉をたずねるクリエイティブマガジン「こここ」にて「森田かずよのクリエイションノート」を連載中。
文化庁・厚生労働省共同開催、障害者文化芸術活動推進有識者会議構成員。
大阪府障害者施策推進協議会 文化芸術部会 委員(2019年度~)
「Performance For All People.CONVEY」主宰。
ダンススタジオP’spot14を含めたNPOピースポット・ワンフォー理事長。
PERSOL Work-Style AWARD 2020 ダイバーシティ部門受賞。

2023年3月17日 時点

内田結花

振付家・ダンサー。上演環境や状況に振り付けられる身体をテーマに、屋内外のあらゆる場で自作品を発表。主な作品に、『暮らしのシリーズ』(2019〜23年/中根千枝との協働作)、『Along a long ARIMA』(2021年 六甲ミーツ・アート 芸術散歩)、『ニュー・フィールドワーク』(2023年 下町芸術祭 / 2024年 KYOTO EXPERIMENT ‘Kansai Studies’)などがある。「こんにちは、共生社会」プロジェクトから誕生したダンスカンパニーMi-Mi-Biに立ち上げから関わり、豊岡演劇祭に招聘され上演した『島ゞノ舞ゝゝ』(2024年 豊岡演劇祭フェスティバルプロデュース)では、森田かずよとともに演出を務める。文化庁・NPO DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」2期修了。ダンサーとして、国内外の多様な振付家や作家の作品に多数出演している。

2024年9月12日 時点

志子田勇

1981年生まれ。神戸出身。
2021年まで東京で映画関係の仕事に従事ていたが、現在は神戸に移住して二拠点生活。
フリーの監督・ディレクターとして、映画のメイキングやドキュメンタリー制作など多岐にわたる活動をしている。(妻の)自然農の野菜とロングスケートボード、やさしいコンテンポラリーダンスが楽しみ。今までやったことないことをやる。知らないことを知る。
有名無名に関わらない、個人のミニマムで特別な関係性に特化したドキュメンタリー制作事業MOM&DAVIDを設立。

2023年3月15日 時点

長津結一郎

九州大学大学院芸術工学研究院准教授
多様な関係性が生まれる芸術の場に伴走/伴奏する研究者。専門はアーツ・マネジメント、文化政策。障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行なっているほか、音楽実技やワークショップに関する教育、演劇・ダンス分野のマネジメントやプロデュースにも関わる。著書に『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)、『アートマネジメントと社会包摂』(水曜社、2021年)など。

2024年1月6日 時点

ホ サンホ

趙恵美

コリアンダンサー/コリアンパーカッショニスト  9歳から舞踊を始め、日本、韓国で様々な舞台に出演。 現在はコリアンダンサーとして、朝鮮と韓国舞踊に軸を置き創作活動を行う。 韓国伝統打楽器奏者としても音楽講師を務める。 舞の旅プロジェクトでは、国籍を外した本当の自分を追求し、舞を通してあるがままの自分を正直に表現する。

2024年5月27日 時点

伊藤千枝子

4歳よりダンスを始め、1989年珍しいキノコ舞踊団を結成し、すべての作品の演出と振付を行う。 ダンスの本質を追求する姿勢と、衣装や舞台美術などカラフルで親しみ易く、時代性を強く意識した作品群は、他ジャンルのアーティストらにも影響を与え、日本のコンテンポラリーダンス界を牽引した。
2019年、30年間活動した同カンパニーを解散後、芸名「伊藤千枝」から本名「伊藤千枝子」に改名し、フリーのダンサー、振付家として活動を続ける。 舞台の活動のほか、2002年からTVCMやPV、幼児番組、映画やTVドラマへの振付などを開始。主な振付作品は、TVCM「アセロラ体操」(2010)、TVCM「LOTOシリーズ」(2018~2019)、TVCM「BASE偏見派とBASE利用者の抗争 編」 (2021)、TVCM「湖池屋スコーン」(2022)など。 2019年には、福島県「わらじまつり」のリ ニューアルプロジェクトに参加、 振付を 担当。
ミュージシャンとの共演も多く、ライブでのダンスや、PV出演なども多数。 2022年2月より ミュージシャン中ムラサトコとのユニット「偶然という 奇遇」としても活動している。

2023年6月20日 時点

中ムラサトコ

変幻自在なボイスパフォーマンスと、哀愁漂う足踏みヲルガン弾き語り、はたまたエネルギー炸裂の太鼓叩き語りの歌い手として活躍。
ダンス、演劇、絵画、映像など多岐にわたるアーティストとの公演や作品制作をしている。
乳幼児の為の芝居や、特別支援学級に通う子ども達と作るワークショップなど、子ども達との関わりの中での表現を特に大切にしている。
近年は映像制作に取り組み、ドキュメンタリー映画『ふたたびまたたび』『Jaaja』『アマカラな子ドもたち』等、音楽活動を通じて知り合った表現者達を題材とした作品を作り続けている。

2023年6月20日 時点

pepe

Alain Sinandja

神戸市新長田区在住。トーゴ出身。神戸ダンスボックス主催国内ダンス留学で学ぶため2017年、初めて日本に来日。卒業後も日本に残り神戸を拠点に、西アフリカの伝統舞踊とコンテンポラリーダンスを越境しながら独自の作品を制作している。2018年に自身で立ち上げたダンスフェスティバル「AFRICAN CONTEMPORARY NIGHT」はのちのHappy African Festival(HAF)へと発展し、多くの観客を動員した。2019年に、振付家・下村唯との共同制作を行い、同作品は、横浜ダンスコレクションにて振付賞を受賞。同年、山崎広太によるプロジェクト「Darkness Part 3」に参加、ニューヨーク公演に出演した。現在もダンスボックスの様々な企画に参加し、アフリカンダンスクラスを教えるなど、新長田のコミュニティに深く根ざした活動を継続している。

2023年4月10日 時点

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