DANCE BOX

会員募集中

dBリサーチ・レジデンス・アーティスト

劇場<ArtTheater dB KOBE>を拠点に自身の表現探求や身体の鍛錬のための実験的なリサーチやダンストレーニングなどを行う『dBリサーチ・レジデンスアーティスト』。参加する6組のアーティストが決定しました。

▼参加アーティスト・グループ一覧(五十音順、敬称略)
サブリーナ・フート、長尾明実
高瀬瑶子
武井琴
豊田ゆり佳
吉岡あおい
idea platform

期間

2024年4月15日(月)〜7月31日(水)

*情報は随時更新していきます。


 

高瀬瑶子 (神戸)
【レジデンス期間:4/17〜7/31】


▶︎プロフィール
幼少よりモダンバレエを始め、16歳より橘バレエ学校にてクラシックバレエを学ぶ。出産を経て進化/退化する身体との対話を重ね、”骨で動ける身体”をテーマにダンサーとして活動中。ジゼル・ヴィエンヌ、白井晃、森山開次、中村恩恵、近藤良平、青木尚哉等の作品に出演。近年では能や演劇、光など他ジャンルとの協働により生まれる表現も探究している。また、ダンサーならではのアプローチで子どもの教育に携わるべくワークショップなども行う。

▶︎リサーチ内容
自分自身のトレーニングをベースに、作品制作のためのリサーチ、2023年からスタートした「まちなか×DANCE 」プロジェクト「深海ダンス図鑑」を発展させるためのリサーチ、同じく「深海ダンス図鑑」子どもワークショップのリサーチに取り組む予定です。

▶︎試演会・WSの予定
・5月または6月 「深海ダンス図鑑」子どもワークショップ開催予定
・6月中旬 「深海ダンス図鑑」(「まちなか×DANCE」プロジェクト)パフォーマンス開催予定

 


 

豊田ゆり佳 (東京)
【レジデンス期間:5/7〜6/7】


▶︎プロフィール
1999年生まれ。4歳よりクラシックバレエを始める。2017年 立教大学現代心理学部映像身体学科入学。振付家・ダンサーの砂連尾理に師事。 2021 年東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻入学。2023 年パリ国立高等美術学校 ( École Nationale Supérieure des Beaux-Arts) に交換留学。

▶︎リサーチ内容
現在私は、”人に触れる”とはどういうことかダンス作品を制作することを通してリサーチを行っています。コンタクトインプロヴィゼーションの実践を積んだり、ゆっくりハグをしてみるなど人に触れることの暖かさが心身にどのような影響を及ぼすのか研究しています。
今回のレジデンスでは、とにかくいろんな人との”触れる”経験を積みたいと考えており、ダンスボックスで色々な人と出会い実験をしていきます。

▶︎試演会・WSの予定
触れることについて考えることに興味がある方を募集しています。

 


 

吉岡あおい (東京)
【レジデンス期間:6/10〜6/19】


▶︎プロフィール
幼少よりモダンバレエを窪内絹子に師事。
2023年都立総合芸術高等学校 舞台表現科、コンテンポラリーコース卒業。 埼玉全国舞踊コンクール第2位の2、AJUBコンクール コンテンポラリー部門第1位、 他全国コンクール上位入賞多数。 ゼロから生まれる、ダンスの突発的なクリエイティビティ、心と身体、動きと表現の関係性に 興味を抱く。創作、多様なWSやプログラムへの参加を通して身体表現の可能性や外界との 関係性を追求

▶︎リサーチ内容
6月後半に上演予定のソロ作品のリサーチ・クリエーションをさせていただく予定です。 「距離」をテーマに、身体表現の可能性、社会とのコネクションを見出せるような創作に チャレンジしてみたいと思っています。 数人の多様なアーティストの協力の元、主に街に出て言葉、動き、音など自らの媒体を用いて リサーチを行い、作品に反映させていくような形で進めていきたいと思っております。

▶︎試演会・WSの予定
《街中でのインプロリサーチ》

日程、場所は未定です。 距離というテーマに対して、人と人、日常との”関係性”という視点から、 「コミュニケーションである」という一つの仮説を立て、多様なタスクを設けながら、 自らの媒体であるダンスを用いてお互いの関係性や距離をリサーチする。
《試演会》
日程は未定ですが、レジデンス期間のリサーチ・クリエーションの成果発表の過程として、 創作中のソロ作品をdance BOXにて上演させていただきたいと思っております。 見ている方にもタスクを渡してフィードバックしてもらう様な、半参加型の支援会です。 より多くの方に見ていただきたいので、ご都合の合う方は是非足を運んでいただけると幸いです。

 


 

idea platform (京都・大阪・神戸)
【レジデンス期間:6/24〜7/31】

▶︎プロフィール
アーティストがアイディアを互いにシェアできるプラットフォームを運営しています。作品の”アイディア”が著作権法では保護されないことから、アーティスト同士が互いのアイディアを知ることができる図書館のような仕組みを模索しています。誰でも自由に借りられて、自分でもシェアできる共有地をアーティスト同士の繋がる場となるように。
月に一度のペースで読書会を開いています。

▶︎リサーチ内容
今回のレジデンスでは藤田彩佳、増川建太、黒田健太、小松菜々子の4名のダンスアーティストが参加します。 振り付けのアイディアをリレー形式で譲渡していく。受け取った側は誤訳しながら育て、最終的に16個のアイディアを作ります。 毎週月曜の午前中に誰でも参加okな読書会、毎週木曜日の午後15時からその週の成果発表を行います。

▶︎試演会・WSの予定
7/31 今回の一ヶ月のレジデンスの成果発表を行います。 街の各所と提携して発表して行けたらいいなと思うので、是非お楽しみに!

 


 

武井琴 (東京)
【レジデンス期間:6月25日〜7月2日】

▶︎プロフィール
神奈川県出身。立教大学 現代心理学部 映像身体学科 卒業。幼少よりクラシックバレエをはじめ、大学在学中よりテーマパークパフォーマーとして活動。「国内ダンス留学@神戸5期」修了後、ダンサー・コマ撮り映像作家として創作活動を開始。「身体」と「映像」を媒体に、歴史や文化、自然、人々の営みを軽やかに切り取る独自の表現を追求。2022年度ダンスボックスアソシエイト・ダンサー。

▶︎リサーチ内容
移り変わる日々のなかで、何かを果たすことや目的の達成を追い続けていくことよりも、どこかへ向かう道の途中の小さな発見や偶然の出会いを大事にしたいと思うことが多くなりました。目的地に着くまでに漂ってきた夕飯の香り、ピアノを練習する音、飛び立つ鳥の群れの軌道の美しさに心を動かされた時、このような発見を残す術を探してしまう自分がいます。今回の滞在では、創作プロセスそのものを他者と共有しながら、パフォーマンスを立ち上げるための実験的な場づくりに挑戦します。

▶︎試演会・WSの予定
滞在期間中に参加型のオープン稽古を催し、創作過程を他者と共有する中で生まれてきたものを身体や映像、絵、文章など様々な形で記録します。滞在終わりに成果発表を実施予定。

 


 

サブリーナ・フート、長尾明実 (ベルリン)
Sabrina Huth and Nagao Akemi
【レジデンス期間:7/8〜7/21】

▶プロフィール
ベルリンを拠点にするダンス・アーティストのサブリナ・フートと長尾明実は、2020年1月から『Saturday Digestion』の実践を通じて、休息とスローダウンの潜在的な可能性を探求しています。第二土曜日の定期的なセッションをはじめ、2022年と2023年にはベルリン芸術大学(UdK)で、さらにベルリンのいくつかのコミュニティで私たちの実践をシェアしています。

・サブリーナ・フート Sabrina Huth
サブリナ(彼女/彼女)はベルリンを拠点に活動するダンス・アーティスト、振付家、ソマティック・エデュケーター、認定ミオレフレックス・プラクティショナー。 アムステルダム芸術大学芸術研究修士課程修了。HZT Berlinの客員学生。また、心理学の学位も取得している。サブリナは、その芸術的実践において、ソマティックな実践と、ポスト資本主義的でクィアな一体感の幻想を掛け合わせている。現実と虚構、詩的なものと政治的なものが緩やかに織り成す風景の中に、観客やボディワークの受け手を迎え入れるホストでありたいと考える。
Links:
https://sabrinahuth.wordpress.com/
https://imaginedchoreographies.com/
https://www.considering.network/

・長尾明実 Nagao Akemi
PoCの振付家、ダンサー、スローイストである長尾明実は、2011年よりベルリンを拠点に活動し、2015年より差別と不平等をテーマにしたダンス作品を創作している。彼女の芸術的関心は、社会構造と個人の心理との複雑な対立を探求し、再評価することにある。彼女の振付は、これらのテーマに対して独特で楽観的な角度を提示する。2021年、ベルリン大学ダンスセンター(HZT)、エルンスト・ブッシュ演劇アカデミー、ベルリン芸術大学にて振付修士課程修了。
https://nagaoakemi.wixsite.com/akemi-nagao

▶リサーチ内容
ArtTheater dB KOBEでの2週間のレジデンス期間では、2020年1月から積み上げて来た『Saturday Digestion』をダンス作品に変容させるための最初のリサーチを行います。作品の基盤となる要素や身体の動きを発見するために、『SaturdayDigestion』から生み出された動きをもとにムーブメントリサーチを中心に調査と制作を進めます。このレジデンシーの最後には、動きのテスト・マテリアルを完成させる。

▶試演会・WSの予定
1)Digestion Practice 
ArtTheater dB KOBEでのレジデンス期間中、「Saturday Digestion」の練習をシェアします。自分たちの動きや身体を使って共同休息することに興味がある人たちが対象です。ダンス経験は必要ありません。

日時は後日更新します。
(週一回、3時間ほど)

持ち物:ヨガマット、ブラケット、動きやすい服装、筆記用具、水をご持参ください。
言語:日本語、英語、ドイツ語
費用:無料(1000円ほどの寄付も大歓迎です)

2)Open Studio
レジデンス期間の最後に、私たちはレジデンス期間中に見つけたムーブメント・マテリアルやレジデンス期間の過程を共有します。私達のマテリアルの共有後、フィードバックセッションも予定しているので、感想やご意見を頂けると嬉しいです。

日時は後日更新します。
(レジデンス期間の最後の方の日程で2時間ほど)

言語:日本語、英語、ドイツ語
料金:無料

 


 

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会

 

この記事に登場する人

André van Rensburg

吉岡あおい

幼少よりモダンバレエを窪内絹子に師事。
2023年都立総合芸術高等学校 舞台表現科、コンテンポラリーコース卒業。 埼玉全国舞踊コンクール第2位の2、AJUBコンクール コンテンポラリー部門第1位、 他全国コンクール上位入賞多数。 ゼロから生まれる、ダンスの突発的なクリエイティビティ、心と身体、動きと表現の関係性に 興味を抱く。創作、多様なWSやプログラムへの参加を通して身体表現の可能性や外界との関係性を追求。

2024年5月8日 時点

idea platform

アーティストがアイディアを互いにシェアできるプラットフォームを運営しています。作品の”アイディア”が著作権法では保護されないことから、アーティスト同士が互いのアイディアを知ることができる図書館のような仕組みを模索しています。誰でも自由に借りられて、自分でもシェアできる共有地をアーティスト同士の繋がる場となるように。

月に一度のペースで読書会を開いています。

https://www.instagram.com/idea_pl.atform?igsh=MW0wamJtbHR1aTkwZQ%3D%3D&utm_source=qr

2024年5月8日 時点

豊田ゆり佳

1999年生まれ。4歳よりクラシックバレエを始める。2017年 立教大学現代心理学部映像身体学科入学。振付家・ダンサーの砂連尾理に師事。 2021 年東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻入学。2023 年パリ国立高等美術学校 ( École Nationale Supérieure des Beaux-Arts) に交換留学。

2024年5月8日 時点

長尾明実

PoCの振付家、ダンサー、スローイストである長尾明実は、2011年よりベルリンを拠点に活動し、2015年より差別と不平等をテーマにしたダンス作品を創作している。彼女の芸術的関心は、社会構造と個人の心理との複雑な対立を探求し、再評価することにある。彼女の振付は、これらのテーマに対して独特で楽観的な角度を提示する。2021年、ベルリン大学ダンスセンター(HZT)、エルンスト・ブッシュ演劇アカデミー、ベルリン芸術大学にて振付修士課程修了。
https://nagaoakemi.wixsite.com/akemi-nagao

2024年5月8日 時点

Sabrina Huth

サブリナ(彼女/彼女)はベルリンを拠点に活動するダンス・アーティスト、振付家、ソマティック・エデュケーター、認定ミオレフレックス・プラクティショナー。 アムステルダム芸術大学芸術研究修士課程修了。HZT Berlinの客員学生。また、心理学の学位も取得している。サブリナは、その芸術的実践において、ソマティックな実践と、ポスト資本主義的でクィアな一体感の幻想を掛け合わせている。現実と虚構、詩的なものと政治的なものが緩やかに織り成す風景の中に、観客やボディワークの受け手を迎え入れるホストでありたいと考える。

Links:
https://sabrinahuth.wordpress.com/
https://imaginedchoreographies.com/
https://www.considering.network/

2024年5月8日 時点

Masaaki Tanaka

高瀬瑶子

幼少よりモダンバレエを始め、16歳より橘バレエ学校にてクラシックバレエを学ぶ。出産を経て進化/退化する身体との対話を重ね、”骨で動ける身体”をテーマにダンサーとして活動中。ジゼル・ヴィエンヌ、白井晃、森山開次、中村恩恵、近藤良平、青木尚哉等の作品に出演。近年では能や演劇、光など他ジャンルとの協働により生まれる表現も探究している。また、ダンサーならではのアプローチで子どもの教育に携わるべくワークショップなども行う。

2024年5月8日 時点

武井 琴

神奈川県出身。立教大学 現代心理学部 映像身体学科 卒業。幼少よりクラシックバレエをはじめ、大学在学中よりテーマパークパフォーマーとして活動。「国内ダンス留学@神戸5期」修了後、ダンサー・コマ撮り映像作家として創作活動を開始。「身体」と「映像」を媒体に、歴史や文化、自然、人々の営みを軽やかに切り取る独自の表現を追求。2022年度ダンスボックスアソシエイト・ダンサー。

2023年5月8日 時点

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