国内ダンス留学@神戸 7期

プロのダンサーや振付家を志望する方を対象に、2021年7月末から2022年3月までの8ヶ月間、神戸・新長田の劇場を拠点にして、座学・実技を通して徹底してダンスに取り組むプログラムです。
期間
- 2021年7⽉26⽇〜2022年3⽉末
会場
ArtTheater dB KOBE他
料金
- 150,000円
プロのダンサーや振付家を志望する者を対象に⾏われる本プログラム。アーティストを育成する場であったダンス・カンパニーの減少や、ダンスを体系的に学べる⼤学教育機関の少なさを受け、より実践的で専⾨性の⾼いカリキュラムを総合的・体系的・⻑期的に学べる教育環境を生み出すことを⽬指し、2012年に創設されました。独⽴したアーティストとして国内外の劇場やフェスティバルで幅広く活躍できる⼈材の育成を⽬的とし、これまで61名のアーティストを輩出しています。コンテンポラリーダンスやバレエ、アフリカンダンス、合気道などのレギュラークラスや特別ワークショップ、座学、振付家を招聘しての公演、作品制作、成果上演など、第⼀線で活躍する、総勢約30名の国内外で活躍する講師陣の指導のもと、8ヶ⽉(2021年7⽉26⽇〜2022年3⽉末)をかけて⽇々ダンスに打ち込み、様々な視点で表現を学びます。
特設サイト
https://danceryugaku.wixsite.com/main7
国内ダンス留学@神戸7期 講師一覧
国内ダンス留学@神戸7期 統括ディレクター
余越保子
Newcomers/Showcase#1-3
垣尾優、井手茂太、森山未來
レギュラークラス 、特別ワークショップ、講座
あかたちかこ、アラン・シナンジャ、飯名尚人、井上清恵/永山春菜、今貂子、岩淵多喜子、江南泰佐、大澤寅雄、岡田利規、岡登志子、鞍掛綾子、児玉北斗、坂本公成+森裕子、篠田栞、渋谷陽菜、セレノグラフィカ(隅地茉歩・阿比留修一)、竹田真理、寺田みさこ、西村未奈、平原慎太郎、三林かおる、余越保子、吉田雄一郎、ダンスボックス
広報制作物
A4二つ折りフライヤー
デザイン:升田学
写真:岩本順平
メディア掲載
ANTENNA「国内ダンス留学@神戸7期」(2021年6月3日)
ANTENNA「『国内ダンス留学@神戸7期』振付家に森山未來らが決定!」(2021年6月16日)
神戸新聞NEXT「神戸に“国内ダンス留学”中間さん4時間の大作「フリーウェイ・ダンス」海外からも注目」(2021年6月20日)
ステージナタリー「国内ダンス留学@神戸7期が始動、垣尾優・井手茂太・森山未來の振付作品にも参加」(2021年9月11日)
Yahoo!ニュース「国内ダンス留学@神戸7期が始動、垣尾優・井手茂太・森山未來の振付作品にも参加」(2021年9月11日)
ASICS WALKING JOURNAL「人の数だけ、違った歩き方がある。人の数だけ、歩く理由がある。WALKS -森山未來編-」(2021年09月21日)
more felissimo「森山未來の使う/使わない Vol.1」(2021年12月10日)
more felissimo「森山未來の使う/使わない Vol.2」(2021年12月10日)
more felissimo「森山未來の使う/使わない Vol.3」(2021年12月13日)
京阪神エルマガジン社『Meets Regional』1月号
ステージナタリー「森山未來と「国内ダンス留学」7期生が共同制作、神戸の商店街や劇場を巡回」(2022年1月6日)
Lmaga.jp「表現者・森山未來が神戸にこだわる理由「仲間を増やしたい」」)2022年1月22 日)
ASICS WALKING JOURNAL「森山未來×国内ダンス留学7期生『Re: Incarnation in Nagata』Report 土地を歩くことから生まれるクリエイション」(2022年1月26日)
主催 : 文化庁、NPO法人 DANCE BOX
企画・制作:NPO法人 DANCE BOX
宣伝美術:升田学
写真:岩本順平
文化庁委託事業「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」国内ダンス留学@神戸7期⁺
この記事に登場する人
余越保子
舞踊家、振付・演出家、映像作家。広島県出身。
1987年から2014年までダンサー、振付家としてニューヨークとアムステルダムを拠点に活動。ソロパーフォーマンス作品『SHUFFLE』で2004年にアメリカの優れた舞台芸術作品に授与されるベッシー賞を受賞。2003年より日本舞踊の世家真流に入門。日本の古典芸能の身体を基礎としたコンテンポラリーと伝統を巡る国際共同ダンス3部作品を10年に渡りNYにて企画制制作し、ベッシー賞、グッゲンハイム・フェローシップ、ファウンデーション・フォー・コンテンポラリーアートアワードを授与。2015年にNYのダンススペースプロジェクトにて発表された『ZERO ONE』はニューヨークタイムズ 紙の批評家が選ぶ2015年度ベストテンダンスに掲げられた。上記の活動は、ニューヨークのダンスコミュニティにおいて、アジア人の身体性の新しい視点を西欧文化圏に投げかけるきっかけを作った。
2015年より京都に拠点を移す。日本舞踊の身体訓練を継続しつつ、観世流シテ方能楽師の田茂井廣道氏に師事。踊りや舞の古典の型、振付や技法をキネシオロジー(運動学)的視点から解析度を上げるペタゴジィ(教授法、訓練法)、アーカイブ(継承)をダンサーの身体で思考する活動を独自に展開している。舞台制作の他に、映像作家として、黒沢美香、首くくり栲象、川村浪子主演映画「Hangman Takuzo」(余越保子監督)を企画制作。 小山登美夫ギャラリー、シアター・イメージフォーラム(Dance NewAir主催)、神戸映画資料館、Nooderzone Performing Arts Festival(オランダ)などで上映。また、自身が書いたエッセイ集「一生に一度だけの」が森鴎外記念自分史文学賞大賞を受賞(学研出版)するなど創作活動は多岐に渡る。近年は、羽鳥ヨダ嘉郎著『リンチ(戯曲)』の第20回愛知県芸術劇場主催AFF戯曲賞受賞記念公演(2022)の演出・振付を手がけ、2024年度のKYOTO EXPERIMENT京都国際舞台芸術祭に招聘された。
2025年5月12日 時点
森山未來
1984年、兵庫県生まれ。5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。
2013年には文化庁文化交流使として、イスラエルに1年間滞在、Inbal Pinto&Avshalom Pollak Dance Companyを拠点にヨーロッパ諸国にて活動。
「関係値から立ち上がる身体的表現」を求めて、領域横断的に国内外で活動を展開している。
俳優として、これまでに日本の映画賞を多数受賞。ダンサーとして、第10回日本ダンスフォーラム賞受賞。
監督作として、ショートフィルム「Delivery Health」「in-side-out」などを手がける。
2021年3月11日には京都・清水寺でのパフォーマンス「Re:Incarnation」の総合演出を務め、東京2020オリンピック開会式では鎮魂の舞を踊った。
2022年4月より神戸市にArtisti in Residence KOBE(AiRK)を設立し、運営に携わる。ポスト舞踏派。
2023年4月6日 時点
岡登志子
ドイツNRW州立Folkwang芸術大学舞踊科卒業。関西を拠点にドイツで習得したダンスメソッドを実践しながら、現代を生きる人間に共通する身体を通し人間の実存を問う作品づくりを行っている。2014年神戸長田文化賞受賞。2018年KOBE ART AWARD大賞、神戸市文化賞受賞。
2023年4月9日 時点