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子どもダンス留学@神戸2021

「子どもダンス留学@神戸」3期は、年齢で分けた<ジュニア>と<ユース>の2つのコースで実施しました。年齢に応じたワークショップに加え、全員で受講する時間も。ジュニアコースは“新しい自分を見つける”、ユースコースは“自分の可能性を広げてみる”をテーマに5日間を過ごしました。

さまざまな種類のダンスを通して、新たな表現や異文化にも触れることができるプログラムです。

期間

2021年8月23日(月)~27日(金)

会場

ArtTheater dB KOBE他

料金

ジュニアコース:30,000円
ユースコース:45,000円

「変身するって面白い 踊ろう」

子どもたちはそれぞれのコースで5日間、国内外の第一線で活躍する豪華講師陣によるダンスレッスンに挑戦。また、同時並行で振付家とともに一つのダンス作品をつくり、最終日の「成果公演」に出演しました。上演作品は、<ジュニア>コースが“なにわのコリオグラファーしげやん”こと「北村成美」のコンテンポラリーダンス作品、<ユース>コースは千日前青空ダンス倶楽部・振付家の「紅玉」の舞踏作品を上演しました。

 

子どもダンス留学@神戸2021 成果公演
ジュニアコース『くるみ割り(風)人形と二十日(ぐらい)ねずみの大運動会☆キャー!!』

出演:子どもダンス留学@神戸3期生 ジュニアコース 6名
振付・演出:北村成美
振付助手:新家綾
振付:子どもダンス留学@神戸3期 ジュニアコース参加者 8名

ユースコース『曖昧な青空』

出演:子どもダンス留学@神戸3期生 ジュニアコース 4名
振付:紅玉
振付助手:稲吉、エミリー

 

 

参加講師一覧

紅⽟(ユースコース振付/舞踏)
北村成美(ジュニアコース振付/コンテンポラリーダンス)

伊藤愛(コンテンポラリーダンス(トレーニング))
アラン・シナンジャ(アフリカンダンス)
⾦⼦優(HIP HOP)
セレノグラフィカ(隅地茉歩/阿⽐留修⼀)(ダンスをつくる)
趙恵美(韓国舞踊)
野村⾹⼦+合⽥有紀(コミュニケーションダンス「コミュ☆ダン」)

 

対談記事
対談記事「北村成美×紅玉 対談in 子どもダンス留学@神戸2021」(2021.08.26公開)
初日終了後に、北村成美さんと紅玉さんに子どもダンス留学についてご対談いただきました。

特設サイト
https://danceryugaku.wixsite.com/children2021

メディア掲載
ステージナタリー「2021年も開催、「子どもダンス留学@神戸」で体験するダンス漬けの5日間」(2021年7月14日)

広報制作物

文化庁委託事業「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」国内ダンス留学@神戸7期⁺
主催:文化庁、NPO法人DANCE BOX
後援:兵庫県、神戸市、神戸市教育委員会、(公財)神戸市民文化振興財団
写真 : 岩本順平
宣伝美術 : 升田学(a-t-n)
Model : Ken Hisamatsu , Miu Shuto

この記事に登場する人

紅玉

大阪生まれ。1972年土方巽の舞踏に出会って以来、独自に舞踏を研究し始め、74年より北方舞踏派の設立に参加。 舞踏手として山形・北海道を拠点に活動。2000年、演出・振付家として「千日前青空ダンス倶楽部」を結成。 代表作「夏の器」「水の底」は国内外で多数上演。2005年、大阪市咲くやこの花賞受賞。動くのではなく、動かされる身体に着目。形にならない至らない気配から、踊り手の存在、美しさを引き出す。踊りの根源を見据えつつ、同時代におけるダンスの可能性を探求している。

2023年4月10日 時点

伊藤愛

幼少よりモダンダンス・バレエを学び、現在は神戸を拠点にフリーランスのダンサーとして活動。美術家、音楽家らとの即興パフォーマンスを継続的に行っている。1996〜2019年Ensemble Sonneにて活動。Jodi Melnick(NY)、Thomas Duchatelet Company(フランス)、黒沢美香、余越保子等の舞台作品に出演。舞台活動のほか関西、名古屋等でダンス講師を務める。

2023年3月15日 時点

pepe

Alain Sinandja

神戸市新長田区在住。トーゴ出身。神戸ダンスボックス主催国内ダンス留学で学ぶため2017年、初めて日本に来日。卒業後も日本に残り神戸を拠点に、西アフリカの伝統舞踊とコンテンポラリーダンスを越境しながら独自の作品を制作している。2018年に自身で立ち上げたダンスフェスティバル「AFRICAN CONTEMPORARY NIGHT」はのちのHappy African Festival(HAF)へと発展し、多くの観客を動員した。2019年に、振付家・下村唯との共同制作を行い、同作品は、横浜ダンスコレクションにて振付賞を受賞。同年、山崎広太によるプロジェクト「Darkness Part 3」に参加、ニューヨーク公演に出演した。現在もダンスボックスの様々な企画に参加し、アフリカンダンスクラスを教えるなど、新長田のコミュニティに深く根ざした活動を継続している。

2023年4月10日 時点

金子優

神戸市生まれ。ロサンゼルスへ留学中、ビヨンセ等の振付師から指導を受け17歳で現地にてワークショップを行う。 May J.など有名アーティストのバックダンサーや振付を歴任。また、東京芸術劇場にてアジア選抜ダンサー日本代表として舞台に出演するほか、数々のCM振付も担当する。現役プレイヤーとして活動しながら、教育機関や福祉施設などに「ダンスでカラダとココロを一緒に動かす授業」を開催。地域貢献を目的とした活動も積極的に行うなど、ダンサーという枠に捕われない活動は新たなムーヴメントを生み出している。

 

地元長田で1階カフェ、2階スタジオ「ヒト」が繋がる、巡る、紡ぐエンターテメイメントビル LOO+ (ループラス)を経営。 https://loo-plus.com/

Instagram:@youkaneko

2023年4月13日 時点

ホ サンホ

趙恵美

コリアンダンサー/コリアンパーカッショニスト  9歳から舞踊を始め、日本、韓国で様々な舞台に出演。 現在はコリアンダンサーとして、朝鮮と韓国舞踊に軸を置き創作活動を行う。 韓国伝統打楽器奏者としても音楽講師を務める。 舞の旅プロジェクトでは、国籍を外した本当の自分を追求し、舞を通してあるがままの自分を正直に表現する。

2023年4月7日 時点

Ai Hirano

セレノグラフィカ
(隅地茉歩、阿比留修一)

Selenographica は、Selenography(月面地理学)+ica で「月究学派」(時間や場所によって変化する月のように捉えどころのないもの=ダンスを追求する者たち)の意。1997年、隅地茉歩と阿比留修一によって結成。多様な解釈を誘発する作風と、緻密な身体操作が持ち味。隅地茉歩(TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005「次代を担う振付家賞」[グランプリ]受賞)は「踊るぬいぐるみ」、阿比留修一(平成8年度大阪府芸術劇場奨励新人認定)は「かかとの無い男」と称され、リヨンダンスビエンナーレ(仏)、パリ日本文化会館(仏)、 ダンスアンブレラ(英)、インターナショナルサマ―ダンスフェスティバル(韓国)、アートレイジフェスティバル(オーストラリア)など国外でも作品を発表、「物語から抜け出した老いた子供」(ル・モンド紙)などと評された。近年は、公演、ワークショップを含め国内各地へ遠征を重ね、多数の市民参加作品の創作や教育機関へのアウトリーチも積極的に行い、ダンスの多様な発信に注力する。また、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションの機会も多く、身体の動きによるアプローチの可能性について探究を続けている。(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。http://selenographica.net/
 
 
photo Misa Shigematsu

2023年3月28日 時点

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