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中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』ヨーロッパ公演

国内ダンス留学@神戸1期卒業生の中間アヤカによる作品が、2019年3月のArtTheater dB神戸での初演の後、「TPAM in 横浜」の公式プログラムとしてKAAT(神奈川芸術劇場)で上演。海外のフェスティバルや劇場から、高い関心を集め、複数の招聘のオファーを受けましたが、コロナ禍により全てが中止となりました。その中で、「クンステン・フェスティバル・デザール」より度重なるオファーを受け、コロナ禍の中、初の海外公演を5月に実施し、のべ460名を超える方にお楽しみいただきました。秋には、欧州を代表する2団体より招聘され、ベルリン及びパリの2都市ツアーを実施しました。

中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』とは
中間アヤカが、他者に「それぞれが初めて踊った時の記憶」を取材し、その「記憶」から中間のダンスが振り付けられる、4 時間にわたるダンス作品。会場には“庭”が作られ、⽊々や草花、ブランコ、本棚、ガチャガチャなどが点在しています。そこには舞台と客席の境⽬はなく、中間は会場内を⾃由に⾏き来しながら踊ります。

鑑賞者も同様、庭内を⾃由に動き回ったり、庭の中にあるものを触ったりして、各々が⾃由な時間を過ごすことができます。 劇場という場所の性質や、客席と舞台に⽣まれる隔たり、ダンサー・振付家の関係など、従来のダンス公演を取り巻く構造に、穏やかに反旗を翻し、⼟をならすようにその関係性を再構築しながら、ダンスの可能性を拡張します。

 

メディア掲載
神戸新聞NEXT「神戸に“国内ダンス留学”中間さん4時間の大作「フリーウェイ・ダンス」海外からも注目」(2021年6月20日)

 

クンステンフェスティバルデザール公演
企画: クンステンフェスティバルデザール
ダンス: 中間アヤカ
ドラマトゥルク: 眞鍋隼介
記憶(振付)の提供: 阿児つばさ、加納千尋、中間公明、藤澤智徳、増⽥匡 他
セノグラフィ・デザイン:阿雲モナイ、⽥添幹雄
舞台監督:⼤⽥和司
照明:三浦あさ⼦
⾳響:⻄川⽂章
コーディネーター: 播間愛⼦
ロボットメーカー: ファン・チョン・クォン
映画: 『gearFOUCE 弾む⼥』(監督: 鈴⽊順也)
制作: DANCE BOX
助成:公益財団法⼈セゾン⽂化財団

この記事に登場する人

Bea Borgers

中間アヤカ

1992年別府生まれ、神戸在住。ダンサー。英国Rambert School of Ballet and Contemporary Danceで学んだ後、文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加。これまでに黒沢美香、木村玲奈、contact Gonzo、チェルフィッチュ等の作品に出演。誰かや何かに振り付けられる身体の有り様にこだわりを持ち、ダンスとしか呼ぶことのできない現象を追い求めながら、近年は自身の作品創作にも積極的に取り組んでいる。
2019年にArtTheater dB Kobeにて初演した中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』は、TPAM国際舞台芸術ミーティングin横浜、KYOTO EXPERIMENT、クンステン・フェスティバル・デザール、ポンピドゥ・センター等で上演を重ねる。
2018〜2020年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。第16回(令和4年度)神戸長田文化奨励賞受賞。セゾン文化財団2023年度セゾン・フェロー。

2023年4月3日 時点

眞鍋隼介

主に舞台芸術に関わる仕事をしている関西在住のフリーランサー

2023年3月10日 時点

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