【11日目】2021年10月18日（月）

本日は、16時よりスタッフ見せ。照明の森田さん、音響の和田さん、そして、dBスタッフが初めて通しを見る。実は、作品を通すのはこれが初めて。ぶっつけ本番ではあるが、振付は入っているので、段取り通り各シーンが繋がっていく。ただし、練習のようにはうまく行っていないところも多い。終了後、垣尾氏とフィードバックする。

【12日目】2021年10月19日（火）

衣装の川上瞳さんが、できている分だけ衣装のパンツを持ってきてくれた。サイズの合う人が履いて、通してみる。「えええ？マジですか？！」昨日のスタッフ見せからガラリ！どころがドンガラガッシャン！並に作品が変わっている。通しながら垣尾氏の指示が次々とダンサーらへ投げられる。垣尾さんがいよいよ怪物に見えてきた。隣で見ている瞳さんの身体も一緒に揺れていた。

【13日目】2021年10月20日（水）

本日より劇場入り。朝は仕込みのため、７期生はふたば学舎でG A G Aクラス。みんな若干緊張気味な表情でやってくる。午後からは、同じ会場でリハーサル。変更後のシーンを昨日欠席だったダンサーのモモコに共有する。劇場に戻り、場当たり、照明合わせ、そして、通し。垣尾氏から「セッションすることを基本に・・・パンクにいこう！」と声がかかる。

【14日目】2021年10月21日（木）

11時にダンサーたち集合。舞台上で昨夜の通しの映像を垣尾氏と見て確認する。「ここは、あーだ。この時は、こうしよう。この照明、なんかエロ〜い」など、みんなフランクにコメントし合う。千秋楽は、1名欠けて5名での上演となる。５人バージョンで通す。17時よりゲネプロ。「じゃあ今日は、パンクでファンクにいこう！」いよいよ明日、ダンス留学７期生のお披露目公演。初日です。

「国内ダンス留学＠神戸」とは、全国からプロのダンサー・振付家を志望する者を対象とした8ヶ月の育成プログラム。世界が苦境に陥る中、ダンスに貪欲な6名が神戸・新長田に集まり、7月末から劇場で鍛錬を積み重ねています。本公演は、6人たちの７期生としての初舞台です。今回、彼らは垣尾優の振付作品で、群舞に挑戦します。垣尾の謎めいた魅惑の振付手法で、新たな６つの身体からどんなダンスが現れるのか、お見逃しなく。

日時：10月22日(金)19:30/10月23日(土)14:00、18:00
会場：ArtTheater dB KOBE
構成・演出・振付：垣尾優
出演者：秋田乃梨子,石山樹野,川崎萌々子,楠田東輝,久保亜樹子,小松菜々子
チケット：前売 2,500円
　　　　割引（長田区民・U25・障がい者・介護者・高齢者（65歳以上））2,000円
　　　　5歳〜小学生 500円
　　　　中高生 1,000円　
　　　　※当日券は各200円増し
　　　　※0歳〜４歳のお子さんは、託児サービスをご利用ください。→10/23 14:00の回にあります　料金：子ども2,000円/人