Newcomer/Showcase#1 中村蓉『フーーーーーーガ!』
逃げる!追う!めくるめく流転ダンス!
中村蓉、関西初公演。新進気鋭のダンサー6名と鮮烈なる挑戦、流転の先を目指す!
国内ダンス留学@神戸10期 Newcomer/Showcase#1
中村蓉『フーーーーーーガ!』
本公演は、2024年8月末のオーディションにより選出した個性溢れるdBアソシエイト・ダンサー6名と、招聘振付家の中村蓉が協働し、新作を発表します。これまで古典や近代文学のテキストを元に、様々な手法で舞台作品を幅広く手がけてきた中村蓉。今回は「フーガ」という概念を出発点に、若手ダンサー6名の躍動する身体で、疾走感とユーモアに満ちた世界観を立ち上げます。2024年の締めくくりに是非お立ち合いください!
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振付・演出:中村蓉
出演:dBアソシエイト・ダンサー 天野朝陽、ami muto、宇津木千穂、杉浦ゆら、中村風香、山下桃花
振付アシスタント:長野里音
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ARTIST COMMENT────中村蓉
フーガとは、一つ、あるいは複数の主題が次々と現れ反復される音楽のこと。「逃げる」を意味するラテン語“fugere”が名前の由来。この、音楽の形式に緊張感と躍動感をもたらす身体的ネーミングセンスに惹かれた。さっそくフーガについて書かれた本のページをめくり目に飛び込んできた言葉たち……模倣・反復・技巧・接近・多様性・協和・一体感。この度、若き6人の表現者たちと作品を創るにあたってピッタリではないか!師や長けた者の芸をまずは「模倣」し「反復」することで「技巧」を磨く。憧れに「接近」してはまだ追いつけず、辛酸なめながら各々が身につけた表現を持ち寄れば広がる「多様性」。皆の技術が「協和」するとき「一体感」ある素晴らしき作品が立ち上がる。進化と革新を熱望する彼らと私に、フーガは何かヒントをくれるかもしれない。
「フーガは一般に、休みなく発展してゆくものである。それは足踏みも逆戻りもせず、ひたすら流転してゆく。」
マルセル・ビッチ、ジャン・ボンフィス(著)池内友次郎(監修)余田安広(訳)『フーガ』白水社
日程
- 2024年12月21日(土)、22日(日)
時間
- 12月21日(土)18時、12月22日(日)14時
会場
ArtTheater dB KOBE
料金
- ・一般:3,000円
・割引:2,000円
・高校生以下:1,000円
・未就学児:無料
※割引対象:長田区民・U25・障がい者・介助者・65歳以上・丼クラブ会員
※未就学児をお連れのお客様はお申込みの際にご相談ください
※当日券は、各200円増し ご予約
チケット販売開始:10月5日(土)10:00
WEB、Peatix、またはお電話にてご予約ください。
お問合せ
NPO法人DANCE BOX
TEL:078-646-7044(10:00-17:00)
MAIL:info-db@db-dancebox.orgクレジット
主催 : NPO法人DANCE BOX
企画・制作:NPO法人DANCE BOX
宣伝美術:DOR | 写真:岩本順平
モデル:中村蓉、渋谷陽菜、高瀬瑶子、長野里音
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会
この記事に登場する人
中村蓉
早稲田大学在学中にコンテンポラリーダンスを始める。国際芸術祭あいち2022、シビウ国際演劇祭などで作品を上演。サンリオピューロランドのショー、演劇集団円、国内外のオペラ作品、北九州市芸術文化振興財団職員が踊るオリジナルダンスなど幅広く振付を手掛ける。近年では東京二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』『デイダミーア』の演出・振付を担当。芸劇danceワークショップ2023では講師・構成・振付を務め『√オーランドー』を発表。第1回セッションベスト賞、横浜ダンスコレクションEX2013審査員賞、第5回エルスール財団新人賞などを受賞。
2024年5月22日 時点
天野朝陽
2024年9月26日 時点
ami muto
神奈川県生まれの蠍座。 多様なジャンルを織り込み、自分の身体に沿う表現を探求する。作品や映像への出演、振り付け、公演等を行い、踊りで社会と関わろうとしている。 ・MUSIC STATION s**tkingz バックダンサー /2021 ・703号室「バケモノ。」MV 振付/ 2022 ・ダンス専科 小暮香帆作品「body weather」出演/2024 ・DANCE WORKS主催 IMPRESS DANCE COMPETTION 優勝 /2024 など
2024年9月26日 時点
宇津木千穂
俳優、ダンサー。これまで、うさぎの喘ギ、敷地理、SuperD、ソノノチ、BEBERICA theatre company、PANCETTA等の作品に参加。俳優としての活動をする中でダンスと出会い、「今、ここ」を生きるダンスに魅力を感じ、学びはじめる。演劇とダンスのグラデーションのどこかで、パフォーミング・アートが上演される場における身体とそれを取り巻く現象について探っている。
2024年9月26日 時点
杉浦ゆら
ダンサー。 2005年愛知県生まれ。 舞踏家・コンテンポラリーダンサーの浅井信好に師事。2016年~2023年「月灯りの移動劇場」に所属。メインダンサーとしてツアーを回る。 中川晃教、中村達也、中村佳穂などとのコラボレーションの他、田中泯、小暮香帆、鈴木竜、ハラサオリ振付作品に出演。 フジエタクマ『same』MVに出演。 2019年に韓国のテジョン市で開催された「ARTIST NEST」にて、ディプロマを取得。 「踊る。秋田vol.6」ファイナリスト。
中村風香
広島出身・幼少より中田千湖バレエシアターにて中田千湖に師事。クラシックバレエを軸としつつ、様々な身体表現について学ぶ。 2017年平原慎太郎のワークショップ/パフォーマンスに参加。 大学進学後は大阪を中心に、留学先のアメリカ・ニューヨークでもモダン、コンテンポラリーダンスを探求。
2024年9月26日 時点
山下桃花
東京都出身。幼い頃より新体操を始める。訪れた場所に身を浸す暮らしを通し、〈場に影響されるカラダ〉に興味を持つ。国内ダンス留学@神戸8期にて、寺田みさこ、Monochrome Circus、森下真樹、安本亜佐美の作品に参加。直近では、千日前青空ダンス倶楽部にダンサーとして携わる。現在も、様々な土地・文化圏を訪れながら、身のまわりとカラダの関係を引き続き探っている。
2024年9月26日 時点