【オープンクラス】集中プログラム(11月5日-11月15日)
国内ダンス留学@神戸10期「集中プログラム」のD日程(11月5日-11月8日)、E日程(11月11日-11月15日)より、ワークショップの一般受講者を募集します。10期アーティストと共にワークショップを受講します。
いずれの講座も定員数に限りがあるため、ぜひお早めにご予約ください!
▶︎集中プログラム(オープンクラス)
D日程(11月5日-11月8日)
◉ 康本雅子〈音とダンスと身の丈〜内と外バージョン〜〉
日時:11月5日(火)-8日(金) 13:00-17:00
募集定員:10名
例えば音楽と踊るということは、使う使われるの関係ではなく、目合うように対峙するということ。 そこには明確な駆け引きとデザインと旬度が必要であって、 そう簡単に見つかってたまるかと音楽は思っている。はて、一歩外へ出たならば(出るんです今回は)ビルの音、道路の音、風の音、それらに反応してみては、そう簡単に拾ってたまるかと体は思っている。ならばいっそ今日だけは過剰に反応して見せよ。
【料金】
通し:14,000円/学生:12,000円
単発:4,000円/学生:3,500円
◉ 山本和馬+いはらみく〈被災地芸能「虎舞」との出会い〉
日時:11月5日(火) 18:00-20:00
募集定員:5名
2018年の6月に初めて「虎舞」と出会いました。「虎舞」とは2人一組で虎模様の胴幕を身に纏い虎の頭を操る、東北地方を中心に盛んに行われている民俗芸能です。2011年に発生した東日本大震災からの復興のシンボルとして地元の人にエネルギーを与えてきた「虎舞」を被災地芸能として神戸・新長田で踊り継いでいます。「虎舞」を通して気付いた様々な想いを共有出来るような場を一緒に過ごすことが出来れば幸いです。
【料金】
一般:2,500円/学生:2,000円
◉ 野田容瑛〈対話のための発声練習(無声)+アイデアシェア会〉
日時:11月6日(水) 18:00-20:00
募集定員:5名
この社会のなかで、あなたは今どこに立っていますか。どこで、誰に向けて、どんな活動をしていきたいですか。人前で、あなた自身の声で、話しにくいと感じる物事はありますか。異なる私たち一人一人が、自分と他者の言葉や身体を無視せずに暮らせる社会を生きていきたい。表現することと向き合うみなさんとともに、まずはこの場を開きたいです。「無声」の発声練習をしてみます。
【料金】
一般:2,500円/学生:2,000円
★午前中のアフリカンダンス、ヨガ、GAGAベースクラスは、別途こちらのページよりお申し込みください。
E日程(11月11日-11月15日)
◉ 梅田哲也〈ありのままを受信する〉
日時:11月11日(月)-13日(水) 13:00-17:00 (※時間延長、実施場所が変更となる場合があります)
募集定員:5名
見たことがない存在に自分が見られていることを確認する。あたまで理解したつもりになっていることを身体で感覚的に捉え直す。苦手なものをおいしく料理する。行ったことないところへ行ってみる。
対象者:作る側の人(裏方もあり)
【料金】
通し:10,000円/学生:8,500円
単発:4,000円/学生:3,500円
◉ 児玉北斗〈振付とその時代:歴史から未来を構想する〉
日時:10月10日(木),11日(金) 13:00-17:00、11月14日(木),15日(金) 13:00-17:00
募集定員:5名
常に更新され続けるコンテンポラリーダンスの世界で先端的な表現の場に立つには、見えている「いま」という瞬間を後追いするだけでなく、まだ見ぬ未来を切り拓いていく想像力が必要とされるでしょう。本講座では未来のダンスを構想していくためのきっかけとして、振付という実践を巡る舞踊史や戦後日本の精神史などを参照し、私たちがどこから来てどこへ向かって行くのかを一緒に想像する場を作れればと思っています。
【料金】
通し:14,000円/学生:12,000円
単発:4,000円/学生:3,500円
※11月の講座のみの受講はできません。
◉ 小松菜々子〈街と劇場を接続してみる〉
日時:11月14日(木),15日(金) 18:00-20:00
募集定員:5名
60年代に刊行されたジェイン・ジェイコブス『アメリカ大都市の死と生』をもとに、都市計画における空間設計(人の出入りの計算や用途設定など)の考え方を、ダンス作品のコンポジション(さらには劇場やダンスシーン全体)に置き換えて実践する2日間にしようと思います。
1日目は本から一文を全員で読み、実際に新長田の街をフィールドワークし、街の構造とダンスの領域の横断について考えます。
2日目は2~3人のグループを作り、都市構造の手法を基にダンス作品のコンポジションを組み立てる実践を行います。(予定)
【料金】
通し:4,000円/学生:3,500円
単発:2,500円/学生:2,000円
★午前中の合気道、ヨガ、GAGAベースクラスは、別途こちらのページよりお申し込みください。
日程
- 2024年11月5日(火)〜11月15日(金)
会場
ArtTheater dB KOBE
ご予約
▶︎【通し】:Peatix(https://10ki-open-nov.peatix.com)よりチケットをご購入ください。
▶︎【単発】:メールにて下記の必要事項を記入し、info-db@db-dancebox.org までお問い合わせください。
①お名前 ②メールアドレス ③電話番号 ④ご希望の参加日時
※ ワークショップ期間の途中からの参加は基本的に不可です。初回よりご参加ください。お問合せ
NPO法人DANCE BOX
電話:078-646-7044 (平日10:00-17:00)
メール:info-db@db-dancebox.orgクレジット
主催:NPO法人DANCE BOX
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会
この記事に登場する人
康本雅子
はじまりはダンサー、いつの間にか振付家、やめられんのがダンサー。
その昔バックパッカー時代にアフリカンダンスに出会い、セネガルへ。ダンス漬けの半年を送るも帰国後一文なしになりバックダンサーに。食うためのダンスだけじゃ飽き足りず、作品を作るようになって今に至る。ライフワークは子供たちへのWS。最近は「マジな性教育マジか」も始動中。どっちもハウツーは教えない。
2023年4月6日 時点
山本和馬
関西を中心に活動し、2018年よりダンスカンパニー:ヲミトルカイを立ち上げる。コンテンポラリーダンス以外に郷土芸能:虎舞の舞い手としても活動する。2017年より「ダンスの天地」実行委員会の立ち上げから参加し、現在に至るまでダンスショーケース公演の企画、インタビューや批評を通したアーティストへのアプローチを「ダンスの自明性を問ふ」と題して行っている。
2023年4月9日 時点
いはらみく
1996年生まれ。静岡県出身。NPO法人Dance box 「国内ダンス留学@神戸」4期生、5期生を奨学生として参加。卒業後拠点を関西に移しダンサーとして、伊藤千枝、off-Nibroll、Erin Kilmurrayなどの作品に出演。
2018年より関西を中心に活動するヲミトルカイにダンサーとして参加。
現在は1児の母として育児にも奮闘中。
2023年4月9日 時点
野田容瑛
広島県出身。東京、台北、神戸、大阪を経て現在は京都を拠点に活動。NPO法人DANCE BOX「国内ダンス留学@神戸」4期振付家コースを修了。日本で生まれ育ったが台湾にもルーツを持つ身として、大学在学中に台湾の言語と文化を学び始める。大学院で台湾の舞台芸術を研究。2019年度まで演劇ユニット「亜細亜の骨」に参加し、台湾と日本を行き来しつつ役者・制作・翻訳等を行った。2018年よりダンサーの桂阿子とアーティスト・デュオ「ジュネスホワイト」を結成し、創作の土壌を耕すためのバーチャル・シェア・アトリエとしてサイトを運営中。2023年10月より山田カイルとジュネスホワイトの協働でパフォーマンス・プロジェクト「1(忘)LDK」を製作し、京都、東京、神戸、台北にて上演を重ねる。
2024年6月10日 時点
梅田哲也
現地にあるモノや日常的な素材と、物理現象としての動力を活用したインスタレーションを制作する一方で、パフォーマンスでは、普段行き慣れない場所へ観客を招待するツアー作品や、劇場の機能にフォーカスした舞台作品、中心点を持たない合唱のプロジェクトなどを発表。先鋭的な音響のアーティストとしても知られる。近年の個展に「wait this is my favorite part / 待ってここ好きなとこなんだ」(ワタリウム美術館、2023-2024年)、「梅田哲也 イン 別府『O滞』」(2020-2021年)、「うたの起源」(福岡市美術館、2019-2020年)、公演には「9月0才」(高槻現代劇場、2022年)、「Composite: Variations / Circle」(Kunstenfestivaldesarts 2017)、「INTERNSHIP」(国立アジア文化殿堂、2016年、他)などがある。 https://siranami.com/
2024年6月11日 時点
児玉北斗
2001年よりダンサーとして国際的に活動、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニーなどに所属しマッツ・エックらの作品にて主要なパートを務めた。振付家としても『Trace(s)』(2017)、『Pure Core』(2020)、『Wound and Ground (βver.)』(2022)などを発表。現在は芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)の専任講師としてダンスや振付をめぐる研究・実践・教育に取り組んでいる。www.hokutokodama.com
2023年4月6日 時点
小松菜々子
自分自身を宇宙の地学的混合物の表出の一つととらえる。”結合する身体”をモチーフに自らの存在を媒介してその場に居合わせたもの同士の繋がりを振り付ける。
今までに余越保子、山田うん、垣尾優、梅田宏明、森山未來の作品にダンサーとして参加 。
2022年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。
自身の振付作品に劇場と街を地続きに繋ぎ”共有地”として提示する『あわいにダンス』 @ArtTheater dB KOBE(Kobe, 2023)/観客の身体を観客が観察する『Border』@Aoyama Spiral Hall (Tokyo, 2019) など。
2023年4月10日 時点