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【1週間レポート】子どもダンス留学2023

Junpai Iwamoto

2023年8月6日(日)〜12日(土)にかけて行われた「子どもダンス留学@神戸2023」のレポートをお届けします!

なおレポートは、DANCE BOX公式instagram公式Facebookでも公開しています。
合わせてご覧ください。

1日目 8月6日(日)

 

今年もスタート!子どもたちはみんな、ド緊張な面持ちで出会いを果たしました。

一緒に身体を動かすにつれ心も解放されたよう?

音楽に身体をのせたり、ペアになって振りを考えたり、

初日から個性溢れる瞬間がかなり多く、豊富なアイデアを共有しました。

 

・・・ 

<スケジュール>

・伊藤千枝子「ワークショップ」

・アラン・シナンジャ「アフリカンダンス」

・クリエーション・リハーサル

・・・

 

子どもダンス留学@神戸の初日。開講式での自己紹介を終えて1コマ目、伊藤千枝子さんによる「ワークショップ」が始まりました。「ワークショップ」では背筋をピンと伸ばしてつま先を使い早く動いたり、ゆっくり動いたり、キラキラな表情やゾンビの表情をしたりして学年、性別を超えてみんなでわいわい楽しみました。最初は緊張していた子どもたちでしたが楽しく自由に体を動かすことで子どもたちはすっかり打ち解けたようでした。

お昼休憩の前にはアーティスト写真を1人ずつ撮りました。恥ずかしがりながらもみんな素敵な笑顔を見せてくれました!

2コマ目は、Alain Sinandjaさんによる「アフリカンダンス」を行いました。まずみんなでAGO〜AGO〜と歌を歌いました。音程が独特で少し苦戦していましたが慣れるとみんな大きな声で歌えるようになりました。その後振付をワンフレーズずつ練習しました。半分に分かれて向き合い、お互いのダンスを確認し、何度も繰り返し練習していました。最後にはじめに覚えた歌とダンスを合わせて完成させました。少し早いテンポでしたが、みんな最後まで諦めずに頑張っていました!

3コマ目は、最終日の成果公演に向けて「クリエーション」を行いました。みんなで意見を出し合い千枝子さんやアシスタントの芽美さんのアドバイスもいただきながら続々と振付が決まっていきました。後半は2人組になって体の一部をイメージした振付を作りました。難しいテーマを設定しているなと思いましたが、みんな次々に意見を出していて子どもたちの想像力の豊かさを感じる素敵な振付ができていました。子どもたちの発想力は無限大ですね!(ゆい)

 


 

2日目 8月7日(月) 

 

全員大集合2日目。

それぞれ得意な個性を見つけた上に、自分の踊りってなんだろう?踊るってなんだろう?と感じた2日目でした。

 

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<スケジュール>

・森田かずよ「みな違Goodダンス!」

・小松菜々子「フロアトレーニング」(ジュニアコース)

・紅玉「舞踏」(ユースコース)

・クリエーション・リハーサル

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子どもダンス留学@神戸の2日目、1コマ目は森田かずよさんによる「みな違Goodダンス!」。参加者たちは円になって隣の人の動きを真似したり、「おへそが重くなったこと」をイメージして身体を動かすなどのワークを行いました。その後「ガリガリ」「ザクザク」などのオノマトペを身体で表現しました。さらに、5人組になってオノマトペダンスを組み合わせて作品をつくりました。

みんなの個性あふれるすてきな作品になりました!日常にあるものからダンスを作り、楽しむことを学びました。(杉ちゃん)

 

午後からは初めてコースごとに分かれてのクラス。

 

ユースコースの2コマ目は紅玉さんによる舞踏のワークを行いました。

舞踏は、決まった振りがあるというよりは、人それぞれの内側にある表現を出すことを言うそうです。「日本といえば舞踏」と世界では言われているそうです。

実際に舞踏のワークでは、1本の花を手に持ち、その花に引っ張られて歩くワークを行いました。自分の奥歯の奥に森がひろがっているイメージを持ち、おでこに目がついていると思って歩きました。

また、自分の夢を紙に書き、それを自分の体を使って表現することもしました。みんな色々な夢を見ているので、表現も人それぞれで、難しいワークではありましたが、みんな頑張っていました。(みき)

ジュニアコースの2コマ目は小松菜々子さんによる「フロアトレーニング」でした。普段は立って踊ることが多いですがフロアワークではその名の通り「床に入る」といって、つま先や肘、頭など色々な身体の部位から床についていき、寝転がったり、手足を使わずに移動したりすることで踊りにバリエーションが生まれます。今日は床に入ってからどんな動きができるのか、どんな身体の形を作れるのかを自分の身体を実際に動かしたり、お友達の動きを見ることで研究しました。「足タッチ」や、2人組で一人が粘土になって寝転び、もう一人がストレッチさせるように動かす「粘土の踊り」を通して、それぞれの身体の良さを生かしたフロアの滑らかでダイナミックな動きが自然にできていました。最後には自分の名前を踊りにして2人ずつ発表しました!(たかさら)

3コマ目は、最終日の成果公演に向けて「クリエーション」を行いました。前半は4足歩行から始まり1足歩行になり、最後には全員で協力して57足歩行をしました。「数学の授業やん!」と言いながらも助け合いながらできました!

後半では、5つのグループに分かれて、人の体で臓器を表現することにチャレンジしました。心臓・脳・胃・腸・肺の臓器を、みんなで力を合わせて表現しました。(みき、たかさら)

子どもたちは作っては、もっとよくなるように話し合い、ここはこうしたら?と改善し、またやって、また話し合い・・・を繰り返しています。例年そうですが、皆アイデアマン。次々といろんなことが湧き出てきています。溢れ出すぎてどうなるのやら。笑 千枝さん、芽美さん!お願いします・・・!

 


 

3日目 8月8日(火)(ジュニアコース)

 

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<スケジュール>

・セレノグラフィカ「ダンスをつくる」

・阪神虎舞「民俗芸能・虎舞」

・クリエーション・リハーサル

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子どもダンス留学@神戸の2日目は、ジュニアコースとユースコースに分かれて、午前午後と交代で2つのクラスを受けました!

 

ジュニアコース1コマ目はセレノグラフィカさんによる「ダンスをつくる」コース。円になって頭や肩をたたきながら前後に動いたり、一人ずつ音に合わせて動いてウォーミングアップ。次に歩きながら途中でストップ!講師のあびちゃんからくる「一番高いポーズで!」「誰かの膝にひじをつけてストップ!」などのリクエストに答えながら〈一時停止〉をします。

最後に先ほどやった「高い・低い・中ぐらい」のポーズを使ってダンスを作りました。地図を書き、どの地点から行くか順番を決め、ポーズを決めるというふうに少しずつダンスが出来上がっていきました。ダンスの楽譜として残った地図に自分の動きや教室にある物の名前まで全て書き込む子や、自分だけにわかる簡単なメモだけを書いてとにかく動く子などそれぞれの新たな個性がみられて面白かったです!

振り返りでは「一人で作ったけど、思いつかない時には友達とコネクトして協力したらできたし、誰と踊るかによっても全然違うダンスになったと思う(9歳女子)」という意見があって、深いなあ!と驚かされました。(たかさら)

ジュニアコース2コマ目は阪神虎舞の皆さんによる虎舞ワークショップ。元々は岩手県沿岸部に広く伝承されている虎舞ですが、東日本大震災の影響で後継者も少なくなり、ここ阪神間でも伝承しようと立ち上がった背景を、皆真剣に聞きました。「東日本大震災の時、まだ産まれてなかった。」という声も。もう時代がそこまで過ぎ去ったんだなぁと感慨深くなりました。

 まずは虎舞の顔部分を支える際に握る棒を正しい姿勢で持つ練習。腕を真っ直ぐ伸ばして中腰になり、頭を下げて移動します。そこへ更に虎舞のステップが付け加わってくると、「訓練みたい!」「しんどい!」と声が上がり始め、虎舞の中の人の大変さを実感していました。最後は実際に虎舞の中に入ってステージ上を一直線に歩き、猫のように足で顔を掻く仕草を一人ずつ体験。般若のような顔をした虎が、中に入る人によって可愛い小虎に見えたり優雅な猫に見えたりして面白かったです。ワークショップの終わりに、阪神虎舞の方々が「笹舞」という虎舞の中でもクライマックスで披露されることの多い舞を披露してくれて、「あれやりたい!」という名残惜しい声も残りつつ、ワークショップが終了しました。

 


 

3日目 8月8日(火)(ユースコース)

 

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<スケジュール>

・阪神虎舞「民俗芸能・虎舞」

・セレノグラフィカ「ダンスをつくる」

・クリエーション・リハーサル

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ユースコースの1コマ目は、「虎舞」。

結婚式やお祭りなど、お祝いごとの時に踊られる岩手の伝統的な踊りでの中でも、ユースコースのみんなは、跳ね虎・笹喰みを習い、実演するところまで経験させて頂きました。

基本姿勢の足を大きく開き、おしりから頭まで一直線にした状態をキープしないといけないため、とてもきついものです。ユースコースのみんなも「きつい〜」と言いながらも、一生懸命取り組んでいました。人によって虎の演じ方もオリジナリティがあり、その子の個性が✨現地の方は皆、ネコの動き方をお手本としているそうです。普段経験出来ない経験ができて、とても良い学びの時間になったなと思います。(みき)

ユースコース2コマ目は、セレノグラフィカさんによる「ダンスをつくる」クラス。

ジュニアコースのウォーミングアップに加え、名前や“語り合ってみたい動物”を言いながらバンザイをするウォーミングアップ。避け方を工夫して歩いてみたり、普段したことのない歩き方や避け方を追求しました。

ジュニアコースと同じく、画用紙に、ステージで自分の歩く道の地図を書き、ダンスをつくっていきました。“犬の散歩”とテーマを決めて作ったり、技などを削ぎ落としたシンプルさを追求したり、同じ動きを反復したり、とどれも見ごたえのあるパフォーマンスでした。最後には、曲調をガラッと変え、どんな変化が起きるのか発表を見せ合いました。曲によって自分の振り付けや体の状態が動かされる難しさや面白さを体験しました。「音によって自分が動こうと思っていた動きがしづらくなったり、体のリズムへの乗り方が変わって違う動きになった」という感想も。自分の体と外の環境の影響のしあいを楽しんでいました。(かてぃ)

3コマ目は、今日も成果公演に向けて「クリエーション」を行いました。前半は作中で使われる(であろう)映像の撮影と、パートに分かれてなんと振り移し!!振りをもらってからはチームで何度も練習しました。それぞれが違う振り付けを踊るのでもう、必死です。THE・伊藤千枝子節の振付で、可愛くポップな振付ですが・・・?みなさん頑張りましょう(笑)

その後は細胞(!?)になって「ゆっくり鬼ごっこ」を行いました。子どもたちは何に対しても真剣で妥協がなく、どうやったら増えた鬼が鬼だとわかるのかについて喧々諤々とした議論を展開。

このような姿勢はその後のシーン創作でも活き、全員で1列になって出てくる動きがなぜ上手くいかないのかについて話し合います。「私は押された!」「私たちは早すぎると感じた。」「だったら順番を変えたらいいよね。」「前の人の足を踏まないようにしよう。」「肩を持ったらいいんじゃない?」と次々に意見とアイデアが出て、そうしよう!とみんなでどんどん解決していく様はなんだか痛快です。

問題解決以外にも「この動きは〇〇を表してるんだよね。だったら立って待つだけじゃなくて揺れながら待った方がいいんじゃない?」という表現のアイデアもたくさん出てきます。あまりにも口々にアイデアが出るので、千枝子さんから「アイデアは口々にただ言うんじゃなくてみんなに言おう。他の人が話しているときはそれを聞こうね!」と諭されてしまいました・・・(笑)

 

3日目で疲れも溜まってくる頃ですが、なんとか最後まで元気いっぱいにやり切りました!

あと4日、みんな元気に終われますように・・・。

 


 

4日目 8月9日(水)

 

・・・

<スケジュール>

・伊藤愛「コンテンポラリーダンス」

・紅玉「舞踏」(ジュニアコース)

・小松菜々子「フロアトレーニング」(ユースコース)

・クリエーション・リハーサル

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今日の1コマ目は全員で、伊藤愛さんによる「コンテンポラリーダンス」のレッスンを受けました。ストレッチからトップスピードでレッスンは進み、ブランコのように床を転がる動き、バーレッスン、そして短い振り付けのパートまであっという間の1時間半でした。

最後の振り付けは「国内ダンス留学」に参加している大人ダンサーでもついていくのがやっとの難しい振りでしたが、何度も繰り返していくうちに最後には全部覚えている子も。チームや学年に分かれての発表もあり、低学年の子たちが発表している時には見ている上級生が『上!下!上上、下!』と全身で振りを伝えてあげる瞬間も。また、うまく動き方が掴めなかった時には「大人チーム」の発表をみた途端、みんなの質感や踊る姿勢が変わり、その吸収力に驚きました。

いつも踊りながらのおしゃべりにも花が咲く子どもたちですが、そんな隙もなく、最後まで集中して喰らいついていました。(たかさら)

2コマ目、ジュニアコースは紅玉さんによる「舞踏」のレッスンでした。舞踏のレッスンの要は、自分の体が“動かされる”“内側で動く”という感覚。ウォーミングアップではバウンスを大きな動きから小さな動きにしていき、体の“内側で動く”を意識したトレーニングをしました。立ち方のワークでは「お空の上から糸がたれてきてそれに釣られるように」という紅玉さんの言葉から想像力をたくさん使って立ち方を考えました。

続いて舞踏の歩き方のワークをしました。一列になって「前の人に引っ張られるように歩く」という意識を持ちながら足の一歩一歩を大切に進み、その足のまま、今度はお花を持ちながらお花に引っ張られる感覚で歩きました。「お花からはどんな香りがしますか」と紅玉さんから質問されたり、視覚以外にも五感全てを使って“歩く”ことに取り組みました。

最後には、「少女クラブ」という〈千日前青空ダンス倶楽部〉がパリや韓国、ニューヨークでも踊ってきた踊りをみんなで踊りました。足の細かな動きから顔の細かな動き、感情を外に出すなどを曲と振り付けに乗せながら表現しました。外に行きがちなエネルギーを内側から出すという面白さを体験したレッスンでした!(かてぃ)

ユースコースの2コマ目は、フロアワークを行いました。

普段からダンスをしている子が大半ですが、みんな立って踊ることがほとんどで、フロアも使って踊るのはとても新鮮でした。

立っているところからフロアに入るにはどういう動きをすれば良いのか?逆にフロアから立ち上がるにはどう立ち上がればいいのか?など、考えることが多かったですが、みんな一生懸命食らいついていました。

手と足を床につけたまま移動する方法を考えてみたり、自分の名前をフロアの動きを使って書いてみたり、大きく動くために手足を上手く使ってみたりと、様々なことに挑戦しました。

ユースコースのみんなは、ジュニアコースよりも少しレベルアップした技を学んだり、とっても充実した時間になりました!(みき)

 

 

そして最後の3コマ目は、ユースとジュニア全員で成果発表に向けたリハーサルの続きを行いました。

千枝子さんが身体のどこの部位のダンスを踊りたいかを皆に聞くと、1コマ目と2コマ目の疲労を感じさせないくらい沢山手が挙がる挙がる!

次は、皆それぞれ衣装作りに取り掛かりました。アクリル絵の具とカラフルなネットを使って、皆思い思いに真っ白なTシャツに好きな模様を描いていきます。Tシャツ全面を塗り潰そうとしていたり、心臓の絵を描こうとしていたり、細胞のような模様を描いていたりと、皆の個性が爆発していました。どんな仕上がりになるのかとっても楽しみです。

 

 

あと3日。どんどん成果発表の輪郭が見えてきています。それと同時にどんどん盛り上がる子ども達です(笑)(はるちゃん)

 


 

5日目 8月10日(木)

 

・・・

<スケジュール>

・金子優「HIP HOP」

・クリエーション・リハーサル

・・・

 

今日でワークショップが最後の日です。

最後のワークショップは、金子優さんによるHIP HOP!

ストレッチから始めて、HIP HOPの基本の動きを丁寧に教えてもらいました。

 

ダウン・アップに加えて、ランニングマンも!足の動きだけでなく、手の動きもつけて踊ってみたので難しそうでしたが、ランニングマンはみんな1度は見た事がある動きだったようで、楽しそうに踊っていました。

それらを使って短いルーティンをやってみると・・・さすが最後のワークショップ。自分なりにかっこよく、イカした感じで踊りまくっていました。笑 手の動き一つとってもオリジナリティを入れていくなど、流石!な様子でした。

そしてまさかのバトルに挑戦!曲に合わせて自分の好きなように踊る”バトル”は、初めて挑戦する子もいたり、恥ずかしさもあったりしましたが、みんなとっても笑顔☺︎で踊れていたので、本番までリハーサルも頑張りましょう!(みき)

後半はいよいよ明後日に迫った成果発表の練習です。お客さんの前に登場する順番や新しく加わった振付を細かくチェックしていきます。本番が近づいているのもあって、みんな集中力がいつもより高め。

めまぐるしいスピードで作品が作り上がっていくので、自分の立ち位置や振りが分からなくなって混乱してしまう子もいましたが、「そういう時もある。」「大丈夫。」と周りの子達がフォローし合っているのを見て、良い座組が出来上がっているなぁと感じました。

また、今日から舞台監督さんや音響・照明さん等のテクニカルスタッフの皆さんが小屋入りしました。大まかな荒通しを見てもらって、これからどう舞台を作っていくかをスタッフ達も作戦会議です。(はるちゃん)

 


 

6日目 8月11日(金)

 

・・・ 

<スケジュール>

・小屋入り

・クリエーション・リハーサル

・ゲネプロ

・・・

 

今日は朝からずっとリハーサルDayでした。

午前中は最後の仕上げとして、また新しく振り付けを考えて、繰り返し練習。朝イチでみんななんだか眠そうだったので(笑)、ゆっくり鬼ごっこをしてみんなの集中力を高めました。千枝ちゃんたちと一緒に、午後からのリハーサルに向けて沢山練習出来ました!

 

午後からはいよいよ舞台の上でリハーサルとゲネプロを行いました。客席にお客さんが座り、照明、音響が付くと、子どもたちの顔が一変!プロ顔負けのアピール力(笑)と、いつもとは少し違うことが起こっても全く動じない対応力。何よりもとても楽しそうにパフォーマンス出来て、舞台裏から見ていてもみんな笑顔でとても良かったです。

 

本番は今日よりも集中して、みんなで悔いのないようにやり切りましょう・・・!

明日をお楽しみに!!!

 

 


 

7日目 8月12日(土)

 

最終日、成果公演でした。かなりハードで濃い1週間でしたが、無事に全員で舞台に立つことができました。本番はリハーサル、以上に!パワーアップ。笑

アフタートークでは、お客様を前にしてもマイクパフォーマンスばっちりで(笑)みんなのポテンシャルの高さを改めて感じました。

 

この1週間、子どもたちの横についてくれたインターンの人たち。彼らへのメッセージも含めて「子どもダンス留学」レポートも締め括ります!

 

・・・

<スケジュール>

・リハーサル

・本番

・振り返り

・打ち上げ

・・・

 

今日はついに成果公演!子どもたちに緊張してる?と聞いても「全然!」「いつも通りやるだけやん」と余裕の表情。しかし本番前の最終リハーサルではいつもと違う雰囲気を感じているのか、テンションが上がっている子、つられてお喋りしてしまう子、そこからケンカまで勃発してしまいました。

どうなることやら……と思いましたが、そこは1週間で培ったコミュニケーション能力で(?)どうしたらどちらの意見も尊重した上で踊りが上手く進むかを考える事ができました!(たかさら)

 

 

皆の成果発表も素晴らしかったのですが、上演中の客席がかなり面白かったのが印象的です。暗い劇場の中に入るのが怖くて泣いてしまった2歳くらいのお子さんから90歳以上の方まで、本当に様々な方々がdb神戸という空間に集まっていました。

アフタートークの感想で、「私たちの時代では考えられない、とても羨ましい。」とおっしゃっていた90代の方がいて、自由に踊ることが出来るということについてもう一度考えたいなと思いました。(はるちゃん)

 

Photo by Junpei Iwamoto

 

リハーサルでは最後の修正を行いました。“やりたくないことはやらない”は直前でも変わることなく、振り付けの調整をしていきました。納得できないことがあると、子どもたち同士で意見を言い合い、工夫をし合い、譲り合い、素敵なパフォーマンスになるようみんなで作品に向かっていきました。

本番後の振り返り会でも、難しかったけど楽しかった、次はこういう動きをしたいなど、まだまだ挑戦していくような空気が漂っていました。

こんなにも素敵な子たちと仲良くして貰えて、私も学ぶことが沢山あって。とにかくとても素敵な力を毎日貰えてました。ありがと。(かてぃ)

 

Photo by Junpei Iwamoto

 


 

レポート:2023年度ダンスボックス インターン生

この記事に登場する人

伊藤千枝子

4歳よりダンスを始め、1989年珍しいキノコ舞踊団を結成し、すべての作品の演出と振付を行う。 ダンスの本質を追求する姿勢と、衣装や舞台美術などカラフルで親しみ易く、時代性を強く意識した作品群は、他ジャンルのアーティストらにも影響を与え、日本のコンテンポラリーダンス界を牽引した。
2019年、30年間活動した同カンパニーを解散後、芸名「伊藤千枝」から本名「伊藤千枝子」に改名し、フリーのダンサー、振付家として活動を続ける。 舞台の活動のほか、2002年からTVCMやPV、幼児番組、映画やTVドラマへの振付などを開始。主な振付作品は、TVCM「アセロラ体操」(2010)、TVCM「LOTOシリーズ」(2018~2019)、TVCM「BASE偏見派とBASE利用者の抗争 編」 (2021)、TVCM「湖池屋スコーン」(2022)など。 2019年には、福島県「わらじまつり」のリ ニューアルプロジェクトに参加、 振付を 担当。
ミュージシャンとの共演も多く、ライブでのダンスや、PV出演なども多数。 2022年2月より ミュージシャン中ムラサトコとのユニット「偶然という 奇遇」としても活動している。

2023年6月20日 時点

清水将之

篠崎芽美

高校在学中に「珍しいキノコ舞踊団」の門戸を叩き初参加。日大芸術学部在学中から2017年まで同カンパニーに在籍し国内外で発表された全作品に出演する。二児の母となった現在はダンスを踊る傍ら、子供、親子、大人向けのダンスワークショップや、パフォーマンスを各地で行う。2016年~2023年、芸術祭やフェスティバルと連携して子育て中のアーティストと観客を支援する「ダンス保育園!!」に参画。2018年より子どもと表現をテーマにしたワークショップとパフォーマンスのイベント「ヒョーゲンのメメメ」を主催。定期開催のダンスクラス「ダンススル会」にて、子どもたちが自己表現を楽しめる新しい場づくりを研究、拡大中。

Instagram:@memi_shinozaki

2023年6月20日 時点

紅玉

大阪生まれ。1972年土方巽の舞踏に出会って以来、独自に舞踏を研究し始め、74年より北方舞踏派の設立に参加。 舞踏手として山形・北海道を拠点に活動。2000年、演出・振付家として「千日前青空ダンス倶楽部」を結成。 代表作「夏の器」「水の底」は国内外で多数上演。2005年、大阪市咲くやこの花賞受賞。動くのではなく、動かされる身体に着目。形にならない至らない気配から、踊り手の存在、美しさを引き出す。踊りの根源を見据えつつ、同時代におけるダンスの可能性を探求している。

2023年4月10日 時点

Ai Hirano

セレノグラフィカ
(隅地茉歩、阿比留修一)

Selenographica は、Selenography(月面地理学)+ica で「月究学派」(時間や場所によって変化する月のように捉えどころのないもの=ダンスを追求する者たち)の意。1997年、隅地茉歩と阿比留修一によって結成。多様な解釈を誘発する作風と、緻密な身体操作が持ち味。隅地茉歩(TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005「次代を担う振付家賞」[グランプリ]受賞)は「踊るぬいぐるみ」、阿比留修一(平成8年度大阪府芸術劇場奨励新人認定)は「かかとの無い男」と称され、リヨンダンスビエンナーレ(仏)、パリ日本文化会館(仏)、 ダンスアンブレラ(英)、インターナショナルサマ―ダンスフェスティバル(韓国)、アートレイジフェスティバル(オーストラリア)など国外でも作品を発表、「物語から抜け出した老いた子供」(ル・モンド紙)などと評された。近年は、公演、ワークショップを含め国内各地へ遠征を重ね、多数の市民参加作品の創作や教育機関へのアウトリーチも積極的に行い、ダンスの多様な発信に注力する。また、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションの機会も多く、身体の動きによるアプローチの可能性について探究を続けている。(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。http://selenographica.net/
 
 
photo Misa Shigematsu

2023年3月28日 時点

pepe

Alain Sinandja

神戸市新長田区在住。トーゴ出身。神戸ダンスボックス主催国内ダンス留学で学ぶため2017年、初めて日本に来日。卒業後も日本に残り神戸を拠点に、西アフリカの伝統舞踊とコンテンポラリーダンスを越境しながら独自の作品を制作している。2018年に自身で立ち上げたダンスフェスティバル「AFRICAN CONTEMPORARY NIGHT」はのちのHappy African Festival(HAF)へと発展し、多くの観客を動員した。2019年に、振付家・下村唯との共同制作を行い、同作品は、横浜ダンスコレクションにて振付賞を受賞。同年、山崎広太によるプロジェクト「Darkness Part 3」に参加、ニューヨーク公演に出演した。現在もダンスボックスの様々な企画に参加し、アフリカンダンスクラスを教えるなど、新長田のコミュニティに深く根ざした活動を継続している。

2023年4月10日 時点

阪神虎舞

2018年より神戸新長田を拠点に活動し、関西圏を中心に演舞を披露する。 岩手県沿岸部に伝わる芸能「虎舞」を演じることで、震災の記憶の風化に抵抗し、芸能の根源を未来につなぐことを目指す。

2023年4月21日 時点

伊藤愛

幼少よりモダンダンス・バレエを学び、現在は神戸を拠点にフリーランスのダンサーとして活動。美術家、音楽家らとの即興パフォーマンスを継続的に行っている。1996〜2019年Ensemble Sonneにて活動。Jodi Melnick(NY)、Thomas Duchatelet Company(フランス)、黒沢美香、余越保子等の舞台作品に出演。舞台活動のほか関西、名古屋等でダンス講師を務める。

2023年3月15日 時点

金子優

神戸市生まれ。ロサンゼルスへ留学中、ビヨンセ等の振付師から指導を受け17歳で現地にてワークショップを行う。 May J.など有名アーティストのバックダンサーや振付を歴任。また、東京芸術劇場にてアジア選抜ダンサー日本代表として舞台に出演するほか、数々のCM振付も担当する。現役プレイヤーとして活動しながら、教育機関や福祉施設などに「ダンスでカラダとココロを一緒に動かす授業」を開催。地域貢献を目的とした活動も積極的に行うなど、ダンサーという枠に捕われない活動は新たなムーヴメントを生み出している。

 

地元長田で1階カフェ、2階スタジオ「ヒト」が繋がる、巡る、紡ぐエンターテメイメントビル LOO+ (ループラス)を経営。 https://loo-plus.com/

Instagram:@youkaneko

2023年4月13日 時点

朱繊雨

小松菜々子

自分自身を宇宙の地学的混合物の表出の一つととらえる。”結合する身体”をモチーフに自らの存在を媒介してその場に居合わせたもの同士の繋がりを振り付ける。
今までに余越保子、山田うん、垣尾優、梅田宏明、森山未來の作品にダンサーとして参加 。
2022年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。
自身の振付作品に劇場と街を地続きに繋ぎ”共有地”として提示する『あわいにダンス』 @ArtTheater dB KOBE(Kobe, 2023)/観客の身体を観客が観察する『Border』@Aoyama Spiral Hall (Tokyo, 2019) など。

2023年4月10日 時点

藤本ツトム

森田かずよ

先天性の障害を持って生まれ、18歳より表現の世界へ。自らの身体の可能性を日々楽しく考えながら、ダンサー、俳優として活動。ヨコハマパラトリエンナーレ、国民文化祭、庭劇団ペニノ、アジア太平洋障害者芸術祭など国内外の多数の公演に出演し、メディア出演も多数。近年は障害のある人を含めた多様な人とのダンス公演の創作や演出、ワークショップ講師やレッスンなども行う。
東京2020パラリンピック開会式にソロダンサーとして出演。
神戸大学人間発達環境学研究科博士前期課程修了。
福祉をたずねるクリエイティブマガジン「こここ」にて「森田かずよのクリエイションノート」を連載中。
文化庁・厚生労働省共同開催、障害者文化芸術活動推進有識者会議構成員。
大阪府障害者施策推進協議会 文化芸術部会 委員(2019年度~)
「Performance For All People.CONVEY」主宰。
ダンススタジオP’spot14を含めたNPOピースポット・ワンフォー理事長。
PERSOL Work-Style AWARD 2020 ダイバーシティ部門受賞。

2023年3月17日 時点

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