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DANCE BOX2022年度 アーティスト・イン・レジデンスにまつわるトーク

阪下滉成

DANCE BOXでは、2003年度よりアーティスト・イン・レジデンス(AIR)を開催してきました。2009年度からはほぼ全てのDANCE BOXでの上演作品はAIRの形式を用いて行っています。

これまで様々な方法で取り組んできた中で、AIRの次なる可能性に向けて二つの方向で進めています。

一つ目は、アーティストが自身の活動拠点をもち、その場を用いてAIRを行うこと。
二つ目は、海外と交換AIRを行うこと。
このトークでは、今年度の振り返りと共に、これからを展望できるようなテーブルになることを目指し、開催します。

開催概要

日程:2023年3月22日(水)13:00-17:00
場所:ArtTheater dB KOBE(神戸市長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館4階)
参加費:無料

 

13:00-15:00
第1部:アーティストが拠点をつくること、拠点があることで可能になること

〈事例紹介〉

Case#1 筒井潤(OPA_Lab)

Case#2 小松菜々子(アトリエKOMA)

Case#3 安本亜佐美(関西エアリアル)

〈ディスカッション〉上記登壇者+ゲスト

アーティストが拠点をもつことで、作品制作や活動にどのような影響があるのでしょうか? 今後、長田でアーティストが拠点をもち、地に足のついた活動を展開できるような可能性を考える機会をつくります。

 

15:30-17:00
第2部:アユ・プルマタ・サリ×中間アヤカ 滞在制作を振り返って

登壇者:アユ・プルマタ・サリ 中間アヤカ ニア・アグスティナ 横堀ふみ

DANCE BOX×Paradance Platformの交換レジデンス・プログラム。新長田と別府、ランプンとジョグジャカルタで行われた滞在制作について振り返ります。また、新たなアーティストを迎えてこのプログラムを継続していく為の意見交換を行います。

日程

2023年3月22日(水)

時間

13:00-17:00

会場

ArtTheater dB KOBE、オンライン(第2部のみ)

料金

無料

クレジット

主催:NPO法人DANCE BOX

助成:文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業、まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成

この記事に登場する人

筒井潤

演出家、劇作家。公演芸術集団dracom(ドラカン)リーダー。2007年、京都芸術センター舞台芸術賞受賞。2014〜16年セゾン文化財団シニアフェロー。
dracomとして、サウンド・ライブ・トーキョー2014、NIPPON PERFORMANCE NIGHT(2017、19年、デュッセルドルフ)、東京芸術祭2019ワールドコンペティションなどに参加。
また個人の活動として『新長田のダンス事情』『滲むライフ』等のDANCE BOX主催事業に多く関わるほか、アートツーリズム・プロジェクト『Silent Seeing Toyooka』(城崎国際アートセンター)の演出やルリー・シャバラ『ラウン・ジャガッ:極彩色に連なる声』(KYOTO EXPERIMENT 2021)の空間演出を担当。他にも山下残振付作品、マレビトの会、KIKIKIKIKIKI、維新派、akakilike、ホー・ツーニェン、荒木優光などの公演や作品に参加。様式やジャンルを問わず活動を行っている。

2023年4月6日 時点

朱繊雨

小松菜々子

自分自身を宇宙の地学的混合物の表出の一つととらえる。”結合する身体”をモチーフに自らの存在を媒介してその場に居合わせたもの同士の繋がりを振り付ける。
今までに余越保子、山田うん、垣尾優、梅田宏明、森山未來の作品にダンサーとして参加 。
2022年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。
自身の振付作品に劇場と街を地続きに繋ぎ”共有地”として提示する『あわいにダンス』 @ArtTheater dB KOBE(Kobe, 2023)/観客の身体を観客が観察する『Border』@Aoyama Spiral Hall (Tokyo, 2019) など。

2023年4月10日 時点

Ayumi

安本亜佐美

京都市出身、在住。京都市立芸術大学院を卒業後、絵のモチーフの一つとして選んだサーカスに魅了され、英国サーカス学校へ。帰国後、京都を拠点に現代サーカス・アーティストとして活動。現代サーカス団体『Co.SCOoPP』、及びエアリアルスタジオ『関西エアリアル』代表。産業ロープアクセス国際資格IRATA level.1を所持。
ロープや布、プラスチックシートなどの「モノ」と「身体」の関係性を追求し、幻想的な作品を発表している。浮く事が好きで建物や樹にぶら下がってみたり、人を空中に引き上げがち。「国内ダンス留学@神戸8期」修了。

2023年4月5日 時点

Ayu Permata Sari

1992年、ランプン州北部のコタブミ生まれ。9歳の時より踊り始める。2000年からコミュニティで育まれて来た文化を継承するダンス・スタジオに現在も参加する。2010年〜2014年、ジョグジャカルタにあるインドネシア芸術大学(ISI)にてダンスを学び、振付を専攻。2014年〜2016年に修士過程でさらに追求する。2017年に、彼女の実践を刺激し支えるために、Ayu Permata Dance Companyを設立。ベルギー、マレーシア、シンガポール、ドイツ、スイス等の国内外の様々なプロジェクトに参加する。

2023年4月6日 時点

Bea Borgers

中間アヤカ

1992年別府生まれ、神戸在住。ダンサー。英国Rambert School of Ballet and Contemporary Danceで学んだ後、文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加。これまでに黒沢美香、木村玲奈、contact Gonzo、チェルフィッチュ等の作品に出演。誰かや何かに振り付けられる身体の有り様にこだわりを持ち、ダンスとしか呼ぶことのできない現象を追い求めながら、近年は自身の作品創作にも積極的に取り組んでいる。
2019年にArtTheater dB Kobeにて初演した中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』は、TPAM国際舞台芸術ミーティングin横浜、KYOTO EXPERIMENT、クンステン・フェスティバル・デザール、ポンピドゥ・センター等で上演を重ねる。
2018〜2020年度DANCE BOXアソシエイト・アーティスト。第16回(令和4年度)神戸長田文化奨励賞受賞。セゾン文化財団2023年度セゾン・フェロー。

2023年4月3日 時点

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