2025年度 dBリサーチ・レジデンス・アーティスト

2025年度のdBリサーチ・レジデンス・アーティスト(RRA)が決定しました。
劇場〈ArtTheater dB KOBE〉を拠点に、自身の表現探求や身体の鍛錬のためのリサーチやダンストレーニングなどを行う『dBリサーチ・レジデンス・アーティスト』。2025年度は、4〜6月の約3ヶ月間で16組のアーティストが、劇場や新長田各所で、それぞれの試みに沿った活動を展開します。このリサーチ・レジデンスでは、実施期間中の成果は求めず、活動過程に重きを置いて、それらをシェアしフィードバックします。
各試演会やWSなどの公開日については、随時更新します。
期間
- 2025年4月7日(月)〜6月30日(月)
▼参加アーティスト・グループ一覧(滞在日順、敬称略)
▶︎火野7
▶︎⻑野⾥⾳+森岡美結菜
▶︎高瀬瑶子
▶︎福永将也
▶︎山口なぎさ
▶︎小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク
▶︎mazukagasu & Nishi Junnosuke
▶︎内田結花
▶︎idea platform
▶︎清田鮎子/千葉りか子/三浦雨林
▶︎篠崎芽美
▶︎岸本茉夕
▶︎櫻井拓斗
▶︎井上徹
▶︎山瀬茉莉
▶︎J’Sun Howard + Bernard Brown/bbmoves
火野7(大阪)
【レジデンス期間】4/7(月)-5/16(金)

©︎Alicia Pak
▶︎プロフィール
熊本県出身。幼少期からバレエやジャズダンスのレッスンを重ね、高校卒業後よりカリフォルニア芸術大学にてコンテンポラリーダンスを学ぶ。現在は大阪を拠点にコンテンポラリーダンサー/振付家として活動し、もし自分の身体の形が今と全く違ったらどう踊るか、コンテンポラリーダンスに於けるテクニックとは何なのか、お笑いとコンテンポラリーダンスの境界などに興味を持ちながら創作を行っている。
▶︎リサーチ内容
先日バレエのレッスンを受けているときに、ふと「人間にしっぽがあったら、バレエのアラベスクのポーズの時はどこにしっぽを向けることになるだろう」と思いました。そのアイデアを元に「今の自分と大きく違う身体で踊ること」についてリサーチを重ねて、コンテンポラリーダンスソロを制作したいと思っています。
▶︎試演会・WSの予定
試演会
5/16(金)18:00-19:00予定
▶︎これまでの活動の様子

©︎bozzo
⻑野⾥⾳+森岡美結菜(神戸・大阪)
【レジデンス期間】4/7(月)-6/27(金)
▶︎プロフィール
NPO 法⼈ DANCE BOX 主催 国内ダンス留学@神戸に参加。2023年に国内ダンス留学@神戸9期で出会い、余越保⼦、ピチェ・クランチェン、安永ひよりの作品に出演。修了後は、こども本の森 神⼾にて⼦ども向けイベント『なかに〜&ダンサーズ「本の森、踊り出す?!」』の出演や⼩学校のダンスワークショップでアシスタントを務める。また、新開地アートひろば『つきイチアーティストとあそぼ!』のナビゲーターとして、未就学児対象のパフォーマンス型ワークショップを行う。
▶︎リサーチ内容
ワークショップを含めた「踊る場」を⾃由に創造するために、以下の⼆つの視点からリサーチを⾏います。
①アーティストや地域との交流
・ワークショップなど集いの場を積極的につくっているアーティストと交流しなが
ら、場のつくり⽅を学び、検討する。
②クリエイション
期間中、交代で踊る場をナビゲートしながら、場を実験的に創作する
・⾝体トレーニング(バレエなど)
・ソロまたはデュオの創作
・布、⽑⽷などマテリアルを使ったリサーチ
▶︎試演会・WSの予定
未定
▶︎これまでの活動の様子
高瀬瑶子(神戸)
【レジデンス期間】4/7(月)-6/30(月)

©︎田中マサアキ
▶︎プロフィール
出産を経て進化/退化する身体との対話を重ね、”骨で動ける身体”をテーマにダンサーとして活動中。ジゼル・ヴィエンヌ、白井晃、森山開次、青木尚哉等の作品に出演し、能や演劇、光など他ジャンルとの協働により生まれる表現も探究している。近年では、街中で気軽にアートに触れられる作品「深海ダンス図鑑」を神戸市内で上演中。また、ダンサーならではのアプローチで子どもの教育に携わるべくワークショップなども行う。
▶︎リサーチ内容
・個人のトレーニング/ シェアワーク
・ソロ作品のムーブメントリサーチ/ 寄り道
・「深海ダンス図鑑」パフォーマンスに向けての個人リサーチ/ ダンサー、衣装との協働リサーチ
・「深海ダンス図鑑」こどもワークショップのムーブメントリサーチ
▶︎試演会・WSの予定
未定
▶︎これまでの活動の記録

©︎木村雅章
福永将也(東京)
【レジデンス期間】4/13(日)-5/1 (木)
▶︎プロフィール
ダンス、パフォーマンスをベースに、あらゆるメディアによって発生する仕組みを捉え直し、探査することを手掛かりに上演型の作品制作を行う。筑波大学情報学群情報メディア創成学類卒業。ヨコハマダンスコレクション2024コンペティションⅡ最優秀新人賞受賞。
▶︎リサーチ内容
身体が持っている対称性から、オリジナルとコピーが同時に、連続的に発生する状態を作り出し、離散不可能な隙間に何を知覚し、何が知覚されるのか探ります。
▶︎試演会・WSの予定
試演会
4/30(水)予定
▶︎これまでの活動の様子

©︎Ohno Ryusuke
山口なぎさ(神奈川、東京)
【レジデンス期間】4/21(月)-4/26(土)

©︎No.44
▶︎プロフィール
桜美林大学演劇専修卒業。在学時は木佐貫邦子に師事。断片的な記憶や景色、生活を自身の内側から溢れるものと結えてダンス作品をつくり、踊る。自主制作やダンサーとしての活動のほかCMやMVの出演、振付アシスタントなど活動を展開中。
▶︎リサーチ内容
ソロ作品のリサーチとクリエイションを行います。重力/時間/ヒトの老い の3つに焦点を当て、物理的観点とヒトの感情から生まれるストーリーを融合させた作品を目指しています。物理的な面では、劇場を利用しモノが落ちてくる時間と重力と身体の関係を探ります。そしてヒトの時間と老いについての身体と感情のアプローチを組み込みます。
▶︎試演会・WSの予定
試演会
4/26(土)予定
▶︎これまでの活動の様子

©︎染宮久樹
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク(東京)
【レジデンス期間】4/25(金)-5/10(土)

©︎DanBellman
▶︎プロフィール
二人組の舞台作家。小野彩加と中澤陽が舞台芸術作品の創作を行なうコレクティブとして2012年に設立。舞台芸術の既成概念と、独自に研究開発する新しいメカニズムを統合して用いることで、現代における舞台芸術の在り方を探究し、多様な価値創造を試み続けている。2023年度より、Dance Base Yokohama レジデントアーティスト。
▶︎リサーチ内容
2019年より、独自の振付メカニズム「フィジカル・カタルシス」を研究開発。2022年、その最新フェーズ『バランス』でヨコハマダンスコレクションにて若手振付家のための在日フランス大使館・ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル賞を受賞。2025年より、それを用いて「ダンス作品」の創造を開始。そのためのリサーチを実施する。
▶︎試演会・WSの予定
WS
日時調整中
▶︎これまでの活動の様子

©︎DanceBaseYokohama_YukaKamimura
mazukagasu&Nishi Junnosuke (京都・宮崎)
【レジデンス期間】
4/25(金),26(土),5/9(金),6/16(月)-6/24(火)
▶︎プロフィール
mazukagasu
「mazukagasu」は菅一馬による制作・企画・クリエーション活動の名称。京都府出身。京都精華大学卒業。俳優・ダンサーとして活動する傍ら、「mazukagasu」として演劇・ダンス・映像などを横断し、身体と空間、ことばの関係性を探る創作や上演を行う。共創を重視し、多様なアーティストとの協働にも積極的に取り組んでいる。
Nishi Junnosuke
1993年生まれ、鹿児島県出身。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科卒業。一般社団法人namstropsメンバー。映像作家・振付家として京都を拠点に活動している。
▶︎リサーチ内容
劇場に人が足を運ぶきっかけや導線を見直すため、「企画・広報・集客・アフター体験」の流れに沿って実験的にリサーチを行う。SNSや予約導線、事後の交流設計などを通じて、観客と舞台芸術との新たな関係づくりを探ります。
▶︎試演会・WSの予定
WS・イベント
4/26(土),5/9(金),6/20(金),6/23(月)予定
▶︎これまでの活動の様子

©︎NishiJunnosuke
内田結花(大阪)
【レジデンス期間】5/1(木)-5/28(水)

©︎Junpei iwamoto
▶︎プロフィール
ダンサー・振付家。「上演環境や状況に振り付けられる身体」をテーマに、屋内外のあらゆる場で自作品を発表。近年の自身のプロジェクトに、日記を振付に踊る『暮らしのシリーズ』(2019〜23年)、身近な動物「鳩」の生態やコミュニティを観察し他者への共有を試みる『ニュー・フィールドワーク』(2023年〜)など。ダンスを基調に持ち、ダンスへの拘りを保ちつつ、様式や形態問わず活動を展開している。
▶︎リサーチ内容
人の身近に暮らす「鳩」を注意深く観察することで、新たな知見を獲得するプロジェクト『ニュー・フィールドワーク』。2023年に新長田で開催された下町芸術祭からスタートし、これまでに京都とバンコクでも同様にリサーチを重ねてきました。今回は「鳩とまち」にフォーカスを当て、改めて新長田を歩いてまわります。そして、このプロジェクトを通して知った事、面白い・興味深いと感じた事、誰かにシェアしたい事などを《人の身体を介して》他者に共有する方法を探ります。
▶︎試演会・WSの予定
まちあるき&茶話会
5/6(火・祝),5/10(土),5/17(土) 13:00-予定
ワーク・イン・プログレス
5/24(土)15:00-17:00予定
▶︎これまでの活動の様子
idea platform(神戸・大阪・京都)
【レジデンス期間】5/7(水)−6/26(木)
▶︎プロフィール
2024年に黒田健太、小松菜々子、藤田彩佳、増川建太によって始動しました。2024年には作品のクレジットや著作権の取り扱い方などの勉強会から始まり、各アーティストの作品アイディアを自分以外のアーティスト3人に作り育ててもらう托卵のようなリサーチを行いました。今後もアーティストそれぞれの現在地の共有、アーティストの人類学としてどのように自分たちをアーカイブできるかをメインに研究していきます。
▶︎リサーチ内容
今回はダンスアーティストに限らず、様々なジャンル、様々な地域からアーティストを呼び、実験的な異文化交流を行います。それぞれのアーティストが持ち寄る作品アイディアをきっかけにそれぞれの現在地をフィールドワークする試みです。
▶︎試演会・WSの予定
未定
▶︎これまでの活動の様子
清田鮎子/千葉りか子/三浦雨林(東京・ベルリン)
【レジデンス期間】5/19(月)-5/29(木)
▶︎プロフィール
清田鮎子
ベルリンと東京、2拠点で活動するダンサー、振付家。 日本大学大学院舞台芸術専攻で修士課程を収める。2022年より拠点をヨーロッパに移し、カンパニーのプロジェクトメンバーとしてロンドンやベルリンの公演に参加。多くの著名な振付家の作品に参加する傍ら、国内外で自身の創作活動も積極的に行なっている。現在はフリーランスとして活動しており、”つながり”と”かさなり”を意識した表現を探求している。
千葉りか子
俳優・コンテンポラリーダンサー。舞台芸術学院卒業、新国立劇場演劇研修所出身。身体と言葉、空間に表現の場を求め、ダンス作品、アングラ作品、パペットシアター等に出演。ピチェクランチェン 来日公演やアヴィニョン演劇祭にフリンジとして参加し国内外で活動。知見を広げるためヨーロッパに滞在・周遊。テレビドラマ、MV、WEB CM等にも出演。現在は作品創りの為に活動。自分の中で感じた違和感を大切にしている。
三浦雨林
演出家、劇作家、写真家。日本大学大学院 舞台芸術専攻 修了。隣屋、青年団 所属。主に原作を用いた戯曲執筆、既存戯曲の上演を行う。距離のある言葉を現実に引き寄せ、テーマを浮き立たせる作風が特徴。2020 年以降、空間演劇やインスタレーション作品など、舞台芸術の枠に捉われずに演劇的手法を用いた作品を多数制作。近年は自身のアイデンティティや⺠族的・文化的感覚から要請される集団創作の方法を探る。
▶︎リサーチ内容
からだ と ことば が互いに影響を与え合う表現の可能性をリサーチします。完成させることを目指さず、実験とディスカッションやワークショップを通して探究を行います。
▶︎試演会・WSの予定
WS「ことばを生み出す、からだが流れる(仮)」
5/23(金) 18:00-20:00,5/24(土) 11:00-13:00予定
試演会「タイトル未定」
5/29(木) 17:00-18:00予定
▶︎これまでの活動の様子

清田鮎子 ©︎森田裕也

千葉りか子 ©︎Dominik Unbehagen

三浦雨林 ヨブ呼んでるよ©︎金子愛帆
篠崎芽美(東京)
【レジデンス期間】5/27(火)-6/5(木)
▶︎プロフィール
高校在学中にダンスカンパニー「珍しいキノコ舞踊団」の門戸をたたき参加し、17年在籍。国内外で発表された全作品に出演する。その間CM、演劇作品、イベント等への振り付け・演出も多数。 2016 年~2023年、芸術祭やフェスティバルと連携して子育て中のアーティストと観客を支援する「ダンス保育園!!」に参画。現在は定期開催のダンスクラス「ダンススル会」にて、多様な人々みんなの自己表現を支える新しい場所づくりを行っている。
▶︎リサーチ内容
アートとダンスが生活や街に溶け込んでいる新長田の街。この街の特徴的なスペースや人を探訪して、地域に住む人々がどんな本質を軸に生活をしているのかをリサーチする。そこに身体的な影響はあるのか。それを元にパフォーマンスとワークショップのあいのこ「擬似街体験ワーク」(仮)を作る。
▶︎試演会・WSの予定
WS試演会
日時調整中
▶︎これまでの活動の様子
岸本茉夕(東京)
【レジデンス期間】6/1(日)-6/8(日)

©︎蓬莱ひより
▶︎プロフィール
岸本茉夕
2001年生まれ 神奈川県出身
桜美林大学芸術文化学群 演劇・ダンス専修卒業。在学中ダンスを木佐貫邦子に学ぶ。
人は自分を探す為に色々な事をすると思っていて、私は踊る事で自分を探し続けて現在に至る。今すごく遠い場所へ行きたいと思っている。他者の世界に興味を抱きながら、旅するように作品を創ったりして活動を続ける。
狩野瑞樹
2001年生まれ。岩手県出身。
桜美林大学を中退し、多摩美術大学に編入、のち卒業。
三転倒立、ザジズーに所属しながら、演劇を続けている。俳優、劇作、演出、できる限りなんでもします。
主な出演に、演劇ユニットせのび『レーン』、範宙遊泳『心の声など聞こえるか』、ザジ・ズー『ザジ・ズー オブ ザ ナイト〜𝓚𝓘𝓢𝓢降る夜に星を見ろ!〜』、コーポ指『はくり』 など。
竹内日菜乃
2001年生まれ/新潟県出身
桜美林大学を卒業の後、三転倒立を主軸に活動。
幼少よりクラシックバレエをならい、大学で本格的にコンテンポラリーダンスを学び始める。
三転倒立では、役者・宣伝美術、森山と共に共同主宰を務める。
主な出演:三転倒立『あたかも』『たくする』『友達の友達』『すべてはポーズでしかない』見本市2024参加作品『(なみだ)』、はちみつ『或る街』、さるさるさる松井絵里『心からのみこめば』
▶︎リサーチ内容
年齢を重ねるにつれて、自分が嘘をつくということに対し悪いことだとは思わなくなった。むしろ自分を守るために積極的に嘘をついているようにも思う。そこで、「嘘をつく」ということを出発点に自分のカラダや言葉はどう反応し、心はどう変化するのか。ここでしかできない経験を通して、クリエーションメンバーと一緒に試みる。
▶︎試演会・WSの予定
ワーク・イン・プログレス
6/19(水)予定
▶︎これまでの活動の様子
comingsoon
櫻井拓斗(長野県松本市)
【レジデンス期間】6/1(日)-6/15(日)

©︎kenji seo
▶︎プロフィール
ダンサー、演出家、サウンドアーティスト。『夢見の余韻』作・出演でセッションハウスアワード2023未来賞受賞。ダンサーとして、伊藤直子、近藤良平らの作品、TOKYO2020開会式等に参加。サウンドアーティストとして、山下残、山瀬茉莉などの作品に参加。芸術文化観光専門職大学1期生。現在はまつもと市民芸術館StepMにダンス作家として参加し、長野県松本市を拠点に活動中。
▶︎リサーチ内容
近年自身が活動の一貫として探求している、オブジェクトとフィジカルの合成により、踊りを生み出す創作手法を新長田の土地性を刺激としながら探求します。今までこのリサーチを兵庫県豊岡市で行ってきましたが、今回は新長田のまちなかで出会うものとの合成から、新たな視点や可能性を見つけ出し、いくつかのシアターピースを創作します。
▶︎試演会・WSの予定
予定なし
▶︎これまでの活動の様子

©︎kenji seo
井上徹(東京)
【レジデンス期間】6/6(金)-6/16(月)
▶︎プロフィール
1986年、神奈川県生まれ。 2010年に多摩美術大学絵画学科卒業。2009年よりアーティストコレクティブ「オル太」として活動を始める。土地が持つ習俗や歴史を手がかりに、フィールドレコーディング等の「場」へのアプローチを経てインスタレーションを構築し、作品の中に身体を介在させたパフォーマンスを行う。
▶︎リサーチ内容
新長田周辺で戦前戦後ともに盛んであったゴム産業にまつわる歴史や素材に着目した音響を伴う彫刻を制作する予定です。また彫刻から発せられるサウンドと自身の身体を用いて、身体表現へと繋げたいと考えています。滞在を経て場所と身体がどのような関係性を結べるか探りたいです。
▶︎試演会・WSの予定
予定なし
▶︎▶︎これまでの活動の様子

©︎縣健二
山瀬茉莉(東京・関西)
【レジデンス期間】6/13(金)-6/19(木)
▶︎プロフィール
山瀬茉莉 振付・演出
2002年山梨県生まれ。ダンサー。芸術文化観光専門職大学を卒業。現在東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻に在学。木田真理子・児玉北斗・鯨井謙太郎・坂本公成・森裕子に師事。ダンスがどのように生成するかに興味を持ち、単一なメディアに限られないマルチメディアなダンススコアを模索し研究する傍ら、ダンスを領域横断的に作りながらダンサーとしても踊ったりしている。ダンスの衣装制作も手掛けている。
前川友萌香 出演
2002年岐阜県生まれ。芸術文化観光専門職大学卒業。
幼少期にオペレッタや新体操を習い、大学でアートマネジメントやコンテンポラリーダンスを学ぶ。心地よい混沌空間を求めており、そのためならダンス、清掃、映像、美術、企画運営などジャンルに縛られずに活動することに意欲的である。人間特有の動詞(労働する・自覚する・体温を図るなど)をモノへ対象を変換することに興味を持ち、最近は空き家の成仏方法を模索している。
松村寿々乃 出演
2001年 札幌市生まれ 蠍座
2021年に芸術文化観光専門職大学に入学
以後コンテンポラリーダンスを中心に学ぶ舞踏、言語哲学、現代思想などの分野に強い関心がある
昨今は自傷行為と生理反応の関係を身体的実験を伴って考えている
この世の全ての食べ物を食べ、全ての飲み物を飲みたい
▶︎リサーチ内容
入眠時ミオクローヌスや夢遊病などの不随意運動と、ベトナム旅で体感した有機的なトランジションという2つの軸で、劇場のみならず新長田のまち全体でリサーチを重ね、様々なメディアに寄り道しながらもダンスが生成されていく過程をじっくり眺めていく。
▶︎試演会・WSの予定
展示・ミニパフォーマンス
6/19(木)予定
▶︎▶︎これまでの活動の様子
J’Sun Howard + Bernard Brown
/bbmoves(シカゴ・ロサンゼルス)
【レジデンス期間】6/23(月)-6/30(月)
▶︎プロフィール
J’Sun Howard
シカゴを拠点とするダンスメーカーで、黒人と黒人の身体を取り巻く社会問題を探求している。彼のダンスは、黒人と褐色人種の間に、寛大で愛情深く、思いやりのある空間を作り出している。現在、全米芸術基金の日米友好委員会クリエイティブ・フェロー。ミシガン大学でダンス修士号と世界パフォーマンス研究大学院修了証を取得。
Bernard Brown
パフォーマー、振付家、教育者。Bernard Brown/bbmovesのディレクターとして、舞台、サイトスペフィシック、映画、オペラのための振付を手がける。キャサリン・ダナム・テクニック公認インストラクター、カリフォルニア大学サンディエゴ校ダンス学部助教授。
▶︎リサーチ内容
レジデンス期間中、振付家のBernardとJ’Sunはともに作品制作を行います。『Something Perfect Between Ourselves』は、クィアの隠れ家としての黒人ゲイバーを称える作品です。シルヴェスターのディスコ・バラードとマーロン・B・ロスの『Sissy Insurgencies』にインスパイアを受けました。動き・テキスト・音楽を通して、男らしさ、セクシュアリティ、クィア・コミュニティを探求し、私たちの世界を形作ってきた失われたクィアのアイコンを称えます。
▶︎試演会・WSの予定
試演会
6/29(日)予定
▶︎これまでの活動の様子